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エッチな体験談

当時SNS経由で知り合ったデリヘル嬢と付き合ってたときの話

  
出会ったのは俺が

高3の頃だったかな。

◆スペック

俺 166/52

溝端淳平によく似てる言われてたぶさめん。

嬢 158/46

柏木由紀と持田香織に似てるらしい。

俺はおもったことないけど。

出会いはmixiだったかな。

高校生の携帯二台もちといえば

メイン+ウィルコム。

暇電?みたいな

コミュに俺が書き込んで

返事くれたのがきっかけだった。

当時の俺は、

言わば出会い厨みたいなもんで

コミュで書き込んで返事来たら

プロフ見て顔見て住んでるとこ見て

タイプなら遊んで、

みたいなこと繰り返してた。

もちろん、嬢からメッセ来た時も

顔と住んでるとこはしっかり確認した。

たしか「あたしもボカロ好き!」みたいな

内容で最初のメールが来た気がする。

偶然にも住んでるとこが

すごく近くて顔も微妙な角度からの自撮りだったけど

可愛いオーラでてたから

即座に返事だした。

返事来たその日に、

すぐ電話で2時間近く話したきがする。

初めて聞いた嬢の声がすごく可愛かったのと、

終始、嬢のペースで話したのよく覚えてるわ。

何かとすぐ「ねえ、聞いて聞いて聞いてー!」とか言って

ころっころ話題変えてきやがったんだ。

ほとんど相槌しか打ってなかったよそん時の俺。

だからかな、

電話切ったあとつまんないって

思われたかなとか楽しめたかなとか

無駄に色々考えた。

だけど、切ったあとすぐにSMSでメールが届いた。

「あたしばっか話してごめんね!

たのしかった、また電話しようね!」みたいな感じで。

それ見た瞬間すごい安心して返事しないで速攻寝ちゃったんだよな。

しかし、それから1週間程

メールだけのやりとりで電話しなかった。

というのも、俺は俺で別の女と連絡とって

あそんだりしてたんだ。

だから暇な時間合わなくて電話をすることもなかった。

そんなある日、家でごろごろしてたら

嬢からいきなり電話がかかってきた。

まあ結果、暇電だったんですけどね。

話してるうちに

嬢「暇だしドライブでもいこうかな。」

なんて言い始めたから、

俺「俺も、散歩でもしようかな」

嬢「同じタイミングで外でようよ、せーの」

とかいって一緒にでたんだ。

めっちゃなつかしいww

嬢「とりあえずガソリンいれなきゃ。」

俺「運転しながら電話してると掴まんぞ。」

嬢「ばーか、イヤホンマイクでしたー」

なんてやりとりしてるうちに、

嬢「そういえば家、近いんだよね?」

って言ってきたから、冗談混じりに

俺「うん、迎え来てくれてもいいぞ」

って言ったんだ。

そしたら「いいよ、どのへん?」

とか予想外のあっさり反応にびびった。

俺「まじ?じゃあここまできて、まってるわ」

嬢「おっけー」

電話しながらしばらくして、

嬢「あ、ここかな?ついたかもー!」

俺「まじ?はやくね?歩いてるからもう少し待ってて」

待ち合わせ場所は、俺の地元のマックだった。

俺も少し遅れて待ち合わせの

マックについた。

俺「ついたよ、どの車ー?」

嬢「○○だよー、あ、俺君みつけた」

俺「え、どこ、どれ」

すると嬢が車から降りてきた。

嬢は、俺より2つ年上。

年上姉さんのツインテール姿に

すごいドキッとしたよなぜかww

年上好きでツインテール大好きな俺には

ごちそうすぎる容姿だった。

その時はデリヘルやってるような子には

まったくみえなかった。

そのままマックに入って、

嬢は、アイスティー

俺は、ファンタを頼んだ。

嬢が買ってくれて車に乗ってどうしよっかー

とかいいながら嬢が車を走らせた。

どこいこっかー、とか

話したけどとくにいきたいばしょも

とくになくて、

気づいたら嬢の家に近く走ってたみたいだ。

ふざけて、嬢んちいこーぜというと

いいよきたないけど。と

これまたあっさりおっけー。

危機感ねーのかよこいつwww

そして嬢の家におじゃまさせてもらった。

その頃ちょうど、

あの花一挙再放送?みたいなのやってて

ちょうど最終話を2人で一緒に観た。

それを見て泣いてる嬢を見てこれまたドキッとしたの

よーく覚えてる。

それから海外ドラマのDVD2人で

観始めたんだ。

俺はソファーに座って、嬢はベッドに座ってた。

すると嬢がジーっと俺の方を凝視してたから

思わず恥ずかしくなって

俺「なんだよ」って俯いて顔隠した。

嬢「いーじゃん、顔見たいんだもんww」

とかいって、グイってあご持ち上げられた。

ベッドの頭部分ととソファーの距離がすごい近いくてさ、

必然的に嬢との顔の距離もすごく近くて、

正直遊び歩いてたからそういった経験は

初めてじゃなかったんだけど

すっごいドキドキした。

それから、しばらくお互いに

DVDに夢中になってた。

けど、その間も無駄に緊張して心臓バクバクしてたんだよね。

そんな中、嬢が「こっちおいでよ」って

言ってきた。

俺は年上に甘えるのすごい好きだから

迷わずベッド潜り込んだよwww

だけどそれより先に手を打ってきたんだ。

俺より先に甘えてきやがった。

内心、「うわタイミング失ったわ」とかおもってたけど、

なんだかんだ甘えてくる嬢が可愛かったから

何も言えずデレデレされっぱなしだった。

そんなことしてるうちに、

いつのまにかお互いぐっすり眠りについてた。

最後に時間見たらもう朝5時くらいだったかなー。

次の日、嬢の携帯が鳴って

その着信音で目が覚めた。

時間を見ると

16時くらいだったきがする。

嬢は「わ、寝過ぎたね、送ってあげるね」って

車の鍵と家の鍵を持って準備をはじめた。

俺はその時、なかなか寂しかった記憶がある。

もうバイバイかー。とか思いながら、

俺「ありがとう」って

家をでて車に乗った。

帰り道、嬢が「お腹空いたね、迎え行ったマックでなんかたべよっか」

って言い出したから

2人でマックを食べた。

そん時におごってもらって

えびフィレオたべたんだよなー。

すげえ美味かったけどやっぱバイバイする切なさのほうが

強かった。

嬢「そろそろいこっか」

俺「うん、ごちそうさま!」

外に出て、

嬢「高校生連れ回してごめんねw

たのしかったよ!」

俺「2個うえなだけだろ、合意の上だからよしww」

嬢「じゃあまたね!」

俺「きをつけてね!」

そうして嬢と、バイバイした。

家に帰ってありがとうメールをして、

遊び終わっての寂しさのなか、

俺はまた寝てた。

そして、この時は嬢がデリヘルやってるって事

知らなかったんだ。

それからというもの、

連絡を取らない日がしばらく続いた。

なにしてんのかなとか毎日のようにおもってたけど、

自分から連絡しない人間。

いわば完璧受け身タイプだから

来ない可能性もあるってのに来ると信じて疑わず

無駄に期待してた。

遊んでバイバイして、

2週間くらいたってからかなー?

家でごろごろしてたらまたも突然メールがきた。

夜の10時くらいかなー。

嬢から「なにしてんのー、

仕事つかれたはよかえりたい」ってかんじの内容で。

俺はその時キャバやってるって聞いてたから、

「忙しいのー?がんばれワースト1」とか送った気がする。

すると嬢から

「ワーストじゃねえわ、

これでも人気なんだよ。ねー、癒して」とか来たから猫好きの嬢に

猫の画像探してほらよってこれみてがんばれって

送りつけてやった。

速攻、嬢から「うわくそかわいー!

けど、そーいうのじゃない」って返事来たんだ。

俺は、うわかわいー!!とかテンションマックスになったけど、

けどその意味がよくわかんなくて、

俺「どうすりゃがんばれんの」とか澄まして返事返した。

嬢「もうすぐ仕事終わるからあそぼー、迎えいくからー」

!?!?!?!?

やった、またあそべる!また会える!! 

そう思ってワクワクしながら準備を済ませ

マック近くのコンビニで嬢の迎えを待ってた。

しばらくして嬢が車で迎えに来た。

最初にあった時と雰囲気が変わってたんだ。

髪を下ろして、メガネをかけてなかったせいかな。

雰囲気の違う嬢の容姿を見て可愛いではなく、

綺麗だなって思いを抱いた。

今思うと、この頃には

もう嬢に夢中だったのかな。

たったの2回しか会ってない。

それに出会いはmixi。

それでも俺は嬢に惹かれていた。

この日も、

特に出掛けるわけでもなく

嬢の家にあそびにいってDVDの続きを2人で見た。

そしてこの日に初めて、

嬢とキスをすることになる。

DVDみながら、

2人布団に入りながらごろごろしてた。

すると嬢がテレビに背、むけてさ

俺と顔向かい合わせになった。

動揺はんぱなかった。

嬢がニコニコしながら俺の鼻に自分の鼻

スリスリしてきた。

くっそかわいくてさ。

多分その時、俺の気持ちは完全に嬢に落ちた。

俺はもうただただ嬢にキスしたくて

しかたなかった。

もっとストレートに唇重ねりゃよかったんだけど、

やっぱ、どっかで恥ずかしい気持ちあってさ。

おでことか鼻とかほっぺとかに

キスしてた。

嬢も同じことしてきたんだ、

だから俺は嬢が鼻にキスしてくるところで

軽く顔を上げて、

せこい方法で唇重ねた。

これが嬢との、最初のキス。

嬢は少しびっくりした顔してたが、

「あ、ちゅーしたー!」とかいいながら

満面の笑みで俺のおでこに自分のおでこぶつけてきた。 

それから何度キスしただろう、

気づけば外が明るくなってきていた。

眠れず2人でしょーもない話で盛り上がってた。

すると嬢が

「好き。まだ会ったばっかだけどほんとに好き。」

そう言ってきた。

え、何言ってんの。

最初はそう思った。

けど、もちろん俺もそのままの気持ちを伝えた。好きって。

そこでまたキスしてさ。

しばらく、無言の時間が続いた。

正直、その無言の間で俺は寝そうになってた。

「アタシと、付き合いたい?」

嬢が俺にそう聞いた。

もちろん付き合いたかったよ。

だけどそういわなかった。

「うーん、どうかな、まだお互いのことよくわかんないし」

俺はそんな事言った気がする。

今思うと、最低なこと言ってるなww

嬢「そっか、でもちょっと安心。」

俺「なんでー?」

嬢「今の仕事してるうちはほんとに好きな人と付き合わないって決めてるんだ」

俺「あーね、キャバやめるまでってこと?」



嬢「仕事ね、ほんとはキャバじゃないんだ。

そこで俺ははじめて

デリヘル嬢だという事を知った。

嬢の口から【デリヘル】と聞くより先に、

仕事違うって言われた時点で

察したよ、そういった仕事なんだろうな…って。

そう言った仕事に偏見持ってない俺からしたら、

正直なんとも思わなかった。

だけど、嬢は不安で仕方なかったんだろうね。

「嫌いになった?」と言って、涙を流した。

世間で偏見持たれてるけど、

言ったら一応仕事の一つだって思ってるし。

悪い言い方かもだけど、気にしない。

綺麗事に聞こえるかもしれないけど

この考えは今でも変わらないし

ほんとに気にしてないんだ。

そこで嬢は、

なんかふっきれたのか

大泣きし始めたwww

涙拭いて抱きしめてあげたら

泣きつかれたのかいつの間にか

嬢はねてたよ。

もちろん俺もだけどww

だけど付き合うことになったのは

それから2,3ヶ月くらいあとだったんだー

それから、目が覚めたらまたもや夕方。

たしかその時も嬢の携帯の着信音で目、覚めた気がする。

前回遊んだ時とほぼ同じ時間でさ!

仕事の電話かなとおもったんだ

電話の内容盗み聞きして本人に聞いてみたら

案の定仕事電話だった。

他の店は、わからんけど嬢が働いてた店は

好きなときに出勤できるタイプらしい。

というより嬢がわがまますぎて、店長にそうしてもらってるって

本人は言ってた。

電話で「今日はやすむー」みたいなこと言ってたんだ。

電話切ったあと、

嬢「てことだから、今日も一緒にいれるね!泊まるでしょ?」

俺「え、お、おう」

嬢「よし、じゃあご飯食ってDVD借りに行こう!

あ、ちゃんと家の人に連絡入れるんだよ?」

半ば強制みたいな感じww

けど、家の人には連絡いれろwwって

理不尽な気もしたけどさww

やっぱ嬢と一緒に居たかったから。

2日も連続で一緒にいれることがすごい嬉しかった。

駅前の定食屋で

ハンバーグ弁当買ってきて2人でたべた。

その時も嬢が、ごはん代だしてくれた。

当時の俺はというと、バイトもせず

学校も欠席。よくて遅刻。という、

なんともクズな生活をしてたんだ。

だけど嬢は、

「あたしが遊んで欲しいって

誘ってるんだもん、気にしないでいいよ」

すごく申し訳ない気持ちになった。

結局、この日に続いて、

たしかその次の日も泊まったんだ。

だけどキス以上はしなかった。

もう、一緒にいれるだけで幸せだった。

それからは、

週1くらいで遊んでた気がする。

だけどやっぱ嬢が一人暮らしと、いうことに

甘えてたのか外で遊ぶのが好きじゃなかったから

嬢の家でDVDみるのが基本だった。

それから時が立って、

自分でも覚えてないんだがいつのまにか

嬢の家に居座るようになってた。

つくづくクソだよ俺。

1月の半ばくらいかな。

雪が降ってたんだ。

嬢は俺が食べたいものなんでもつくってくれた。

その日は2人でトマトクリームパスタを作った。

正直、当時の惚気話になるけど

誰がつくったものより嬢が作ってくれたもの全部が

一番美味しかった。

食べ終わってから、

食器洗いをすませ2人でこたつで

テレビを見てた。

そのうち…

嬢「ねーねー」

俺「ん?」

嬢「雪遊びしにいこーよー」

俺「いいよ、見ててあげる」

嬢「だめ!一緒にゆきだるまつくんの!」

俺「はい!わかりました!」

嬢「よろしい」

外に出てみると、俺が住んでる地域にしては

珍しく積もっててさ。

2cmくらいかな?

2人仲良く雪だるま作った。

軽い雪合戦もした。

俺・嬢 とか、しょーもないことも書いてた。

なんども言うけどほんとに幸せな毎日だった。

楽しかったなあの頃は。

しばらく雪遊びしてから、

部屋に戻ってまた2人でごろごろしてた。

俺は卒業式まで学校休みだったからさ。

嬢とずっと一緒に過ごしてた。

その雪の日の夜だったかな。

2人で出会った頃からその日までの

思い出話してたんだ。

簡単に言えばここまで書いたレスの内容。

そこで俺は決心して、

付き合って欲しいって言った。

今の仕事してるうちは…って言ってたけど

やっぱり好きなんだって。

嬢は「俺君となら幸せになれそう、

今日が記念日ね」

そう言ってくれた。

うれしかった。

心からほんとに嬉しかった。

だからと言って日々の生活が変わるわけでもない。

いままで通りの生活を【友達】ではなく【カップル】として送るだけのこと。

それからも、

毎日2人で幸せに1日1日を過ごした。

嬢が仕事の時は洗濯物、家の掃除、買い物。

お互いに手紙書きあったりもした。

仕事終わり、「おかえりー!」ってしてあげるのが

すごく楽しみだった。

俺は、嬢にベタぼれだった。

嬢の仕事終わるの家で待ってる時は

常に時計ばっかり見てた。

ほんと落ち着きのない子供みたいに。

電車で帰ってくるときは駅まで迎えに行った。

それすら楽しかった。

店のドライバーの人に送ってもらった日には迎えに行かず家で待ってた。

そういう日の、

玄関がガチャガチャする音が聞こえた時の

嬉しさと言ったら伝えたくても伝えきれん。

ばかみたいだけど、

ダッシュで犬みたいに玄関まで行って

「嬢、おかえりー!」って

抱きついてた。

帰ってくるの待てなくて、

俺が寝ちゃってた時も優しく起こして

ベッドに連れてってくれた。

ほんとに優しい人だった。

だけど付き合い始めると、

なぜだろう。

喧嘩ってものがヤケに増える。

ちょっとしたことですぐにね。

最初のケンカはいつだったかなあ?

記憶にある一番古いケンカは、

俺の高校の卒業式の日だった。

嬢が俺の卒業式に来てくれたんだ。

すごい嬉しかった。

友達にも嬢の話してたんだけど、

友達「彼女可愛いな」って

言ってくれて、俺が喜んでたよ。

そのまま嬢の車で、

ご飯食べに行って嬢の家に帰った。

だけど、ここで事件が起きる。

俺「今日さ、最後のクラス会なんだー

だから準備して行ってくるね」

嬢「は?聞いてないんだけど」

俺「いや、帰るときに決まったからさ」

嬢「だめ。やだよ」

ここで、分かった人もいると思うが

なかなかの束縛彼女だった。

嬢「勝手に決めないでよ、

行ってくるね。じゃなくて、行ってきていい?じゃないの?」

この辺までしか会話の内容は

おぼえてないや。

だけどめっちゃ口論なって、結局俺は最後のクラス会

いけなかったんだwww

これ以来、3年の時のクラスの奴等には

ドタキャンの帝王 遅刻の帝王

なんて呼ばれるようになった。

ドタキャンはないものの

いまだに遅刻癖はなおらんわww

俺が大学に入ると、

学校帰りに遊ぶことも制限された。

嬢「学校終わったらまっすぐうちに帰ること!」

たしかに居候とはいえ、一緒に住んでる身。

夜ご飯1人で食べさせたりするのは

可哀想だよね。

だけど当時の俺は【大学】という新しい環境に

胸ふくらませて毎日わくわくしてたから、

そんなことも考えつかなかった。

メールで

俺「授業16時過ぎまでだから、

17時には帰るよー」

嬢「はーい、まってるね!」

そんなこと言っておきながら、昼で授業を終え

夕方まで隠れて遊ぶ。

なんてこともしてた。

とことんクズだよなほんと。

それがバレて外で、ケンカに

なったこともあった。

ある日、

友達とミスド食べに行き、

夕方頃帰ったんだ。

もちろん嬢には、授業だと嘘をついていた。

家に帰ると、

嬢「ミスド食べたい!」

俺「(…Σ(´∀`;))か、買いに行こうか」

嬢「うん!」

ミスド到着…

嬢「よし、これでいいかなー」

俺「食いすぎじゃねww」

嬢「いいの!なんもたべてないの!」

俺「あー、はいはいww

あ、ポイントカードあるから貯めてー」

カード渡す。

嬢「はーい。ん?ねえ、俺君…?」

俺「ん?」

嬢「最終利用日ついさっきなんだけど?」

俺「え、あ、その、えっと…」

嬢「あーもういい、ほんと最低!ばーか」

俺「ごめんってー」

家に帰って話し合いになりました。

今思うと、嘘ついてたのに

簡単に許してくれるなんて、わがままだったのは

俺の方だったんだろうな。

自分のしたいことばっか優先して、

嬢の気持ちいつしか一番に考えなくなってきてた。

大学に入って、

俺は1年越しのバイトを始めた。

夜勤のバイト。

学校行って週4くらいで働いてた。

そうすると必然的に、

嬢との時間も少なくなってきて

日頃の疲れからか嬢にあたることが

多くなっていた。

結果ケンカがまた増えていって、

家事分担してたのに俺は家事すら適当に

するようになってしまった。

疲れているのは嬢も一緒。

デリヘルという仕事をしていると

肉体的な疲れはもちろんだけど

精神的にも疲れるらしい。

なんでいまの仕事してるんだろう。

嬢は自分自身で、

デリヘルという仕事を選んだ。

けれど世間一般で言う【仕事】とは

少し違っている。

それ故、身内はもちろん友達にも隠すしかなかった。

仕事を終え、家につく。

真っ暗な家。

誰もいない部屋。

すると、その度に

なにしてんだろう。って思う。

俺と付き合う前に

そう言って泣き出したことがあった。

俺はその話を聞いた時、

「俺がいればいいでしょ?

側にいてあげるよ」

なんてことを言ったんだ。

嬢は大泣きしながら「ありがとう」って言った。

だけど、それはその時咄嗟に出た

綺麗事だったんだろうな。

俺が大学に入ってバイトを始めた。

「嬢を一番大切にする」

その気持ちが薄れていったのかもしれない。

自分のことでいっぱいで、

嬢を一番に考えてやるどころか

側にいてあげることすらしてやれなかった。

その頃からかな。

嬢を泣かせることも

多くなっていったんだ。

俺は嬢と話あって、一度距離を置いた。

嬢も納得してのことだった。

しかしいざ距離を置いてみるとやっぱ、

今までくっついてたから物足りなさを感じた。

だからと言ってもとに戻ろうとも

いいだせなかった。

戻ったところでまた同じ結果になるんじゃないかなって、

そうおもったから。

嬢の心の支えになりきろうと

必死になってた頃とは変わってしまったんだ。

だけど当時の俺は、それに気づいていなかった。

ただただ同じ過ちを繰り返すだろう。という、

心配しかしていなかった。

距離を置いたと言っても、

同じ家には住んでた。

読んでる人からしたら悪いイメージしか

持たれないだろうなww

たしかに、ただでさえ居候だった俺、

距離を置いたはずなのに同じ空間で今まで通り過ごしてる。

おかしな話だ。

そんな時、

やっぱり嬢と過ごせる時間が

大切だ。って思わせてくれる事が起きた。

俺が海外に行くことになる。

たった1ヶ月なんだけど、

海外にホームステイすることになる。

=嬢と1ヶ月離れるということだ。

なんだかんだ、

その話をした時はすごく嬢が

寂しがってた。もちろん俺も。

そして、海外へ発った。

この1ヶ月で出会った頃の

嬢への思いがまた思い出されたんだ。

いざホームステイを始めると、

日本と真逆の国に行ったので環境変化による

体調不良に悩まされた。

身体雑魚いからさ、ちょっと風邪でも辛く感じてしまう。

まずここで、

嬢がいたら看病してくれるのにな。

って考えに走った。

海外では、Wi-Fiが色んなところで通っている。

だけど使うには何かとIDやらが

必要だったんだ。

家にもWi-Fiが通っているのが普通。

月額、一定の通信まではつなぎ放題みたいな感じらしい。

携帯を繋げない生活を

1週間程おくった。

まともに会話もできない見知らぬ土地で

やることもなかった。

しかしどうにかこうにか、

自宅のWi-Fiパスワードをゲットし

ネットを使えるようになった。

すると嬢からの連絡が何件か溜まっていた。

今日はなにしたか。

内容はただそれだけ。

そして文の最後に必ず「好き」と言う言葉が書かれていた。

それを見た時、

ホームステイというものが

不安で仕方なかったせいか思わず泣きそうになった。

それを見た途端すごい安心感に襲われた。

すぐに連絡返したよ。

嬢は「やっとお返事来た!!!」

ってすごい嬉しそうだった。

それから寝る前は嬢と電話するのがにっかになっていた。

その時に、思ったことがある。

最初は「俺が嬢のそばにいる」とか

すごいかっこつけてた。

だけどそれは違ってた。

もしかしたら、

「嬢が俺のそばにいてくれた」のかもしれない。

そしてそう思った時に、

やっぱり俺には嬢が必要だ。

支えてやってると思ってたけど

支えられてんのは俺の方だったんだ。

支えられてばかりじゃだめ。

俺も支えてあげなきゃ。

嬢の必要さを改めて感じた。

不安で不安で行きたくなかったホームステイというものが、

これに気づかせてくれたんだ。

ホームステイ中は、

LINEを使って電話をしてた。

あっちに行って初めて電話したときは

声を聞いた途端思わず泣きそうだった。

帰国するまでの間、

毎日のように夜電話をした。

もう一度、付き合いたい。

そう思ったのもその時だった。

帰国したら、また思いを伝えよう。

そう決心したんだ。

1ヶ月のホームステイを終え、

日本に戻ってきた俺はすぐ嬢の家へ帰った。

家に着き玄関を開けると、

いつも俺の役目だったお迎えダッシュを

嬢の方がかましてきた。

受け止められて良かったよ。

半端ない勢いで突っ込んできたもんだから、

思わずバランス崩して倒れそうになった。

そして嬢のおかえり!という声が

聞こえたと思ったら頭を抑えられおもいっきりキスされた。

幸せだった。

やっと日本に戻ってきた。

やっと嬢に会えた。

その日の夜に俺は、

もう一度嬢に思いを伝えたんだ。

うん!と満面の笑みで思いに答えてくれた嬢が

ほんとに愛しくて堪らなかった。

クソガキか。と思うほどの笑みだったんだよな。

それからまた幸せな毎日を送った。

だけど、

そのまた1ヶ月後に嬢を裏切った。

俺は他の女と浮気をした。

ある日、俺はいつも通り

バイトへ向かった。

その日のバイトの中である一組の

お客様と出会った。

相手は女性3人組のお客様だった。

そこで俺は、そのお客様のうちの1人から

連絡先を聞かれたんだ。

何も迷わず連絡先を交換した。

もちろん、嬢には言わなかった。

そしてそのお客様と連絡を取るようになった。

相手は俺より一つ年上。

学生キャバ嬢だった。

年上好きの俺。

なによりお姉さん系の綺麗な人が大好きな俺は、

嬢の事を考えることもなく

そのお客様と、こそこそ連絡をとっていた。

そのうち2度か3度、

その客とプライベートで

遊んだ。

俺はバレることなんか

ないだろう。

そう思っていた。

しかしそれは大間違いだった。

世間はせまい。

なんてよく言ったものだ。

だけど、ほんとにせまいとおもったよ。

嬢には、俺と同い年の妹がいるんだ。

そして妹はキャバで働いていた。

妹とは同い年ということでか、無駄に仲が良かった。

そして嬢妹と、客嬢。

偶然にも働いている店が同じで

そこで俺の存在が割れてしまったらしい。

嬢妹は、客嬢の存在を姉であり俺の彼女でもある

嬢に伝えた。

その話を聞いて嬢は、大泣きした。

せっかくよりを戻し、お互いに支えあう幸せな毎日を送っていたのに

俺の軽率な行動で、

嬢の気持ちを踏みにじってしまった。

嬢「やっぱりダメだ、別れよう」

はっきりと、

嬢の口から「別れよう」と言う

言葉を聞いたのはこれが初めてだった。

もちろん俺は謝った。

悪いのは俺だ。

そんなことわかってる。

だけどさ、バカだから問題が起きて

初めて事の重大さに気づいたんだ。

嬢が嫌いになったわけじゃなかった。

だって毎日幸せだったもん。

その毎日に飽きたわけじゃなかった。

だってそれに満足してたもん。

もうただただ、

心の甘さが出たんだろうね。

バレなきゃなにしてもいい。

その結果がこれだ。

嬢は、まさかこの俺が

浮気なんかすると思ってなかった。

そう言ってずっと泣き続けていた。

結局、嬢が

許してくれることはなかった。

俺と嬢の恋人と言う関係は1年で終わってしまった。

それからなんだかんだ、

居候してたもんで荷物持って帰ったり

するのに1ヶ月くらい

居座ってた。

しかし

別れよう。

と言ってきっぱり別れてからも、

なぜか嬢は付き合ってる頃と同じ接し方をしてきた。

ふざけあったり、甘えられたり、

キスもしたり。

もちろん疑問には思ったが

俺も今までと同じ様に甘えたりしていた。

今思うとこれが、

いけなかったんだろう。

この中途半端な関係を自分の家に

戻ってからもズルズルと引きずっていた。

そんな中、

嬢が突然バイトをする。といい始めた。

簡単に言えばデリヘルをやめる。

ということ。

たしかに嬢は、

できるだけ早く辞めたいと

よく口にしていたけど、

いざやめるとなると収入ガラッと変わる。

言ってしまえば月のバイト代なんて

3日も出勤すれば同等。

あわよくばそれすら上回ってしまう。

デリヘルを辞めバイトを始めたところで、

生活を続けられるのか。

そう思った。

嬢「大丈夫、あたしも実家もどるから。」

そう言って嬢は、あっさり

一人暮らしをやめてデリヘルからも

足を洗った。

だけどいざバイトを始めると

バックレてやめてばかりだった。

嬢は実家に戻りしばらくは

ニート生活を送っていた。

これが今年6月くらいの話かな。

別れてからも、

遊ぶことはちょいちょいあった。

別れてからせっくすはしていないが

友達以上恋人未満ってな関係が続いていた。

その関係は少しだけど現在進行形である。

今の俺は、

特に何も変わらず

学生をしながらバイトをして

アニメみてゲームして過ごしてる。

彼女はいない。

嬢はというと、

デリをやめしばらくニート生活を

送っていたが嬢の親伝いで

自分の店を持ち責任者として働いている。

「なんとかなる。」

それが嬢の口癖だったが、

ほんとになんとかなってしまってて

びっくり。

いつか躓く時が来るんじゃないかって

心配でならないよ。
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