初めて同士の初エッチ記念旅行[アダルト体験談]
- 2016/09/07
- 23:53
お互い20歳過ぎて初彼、初彼女、キスもセックスも初めて同士だった。
そういうわけなので、準備期間を設けて、付き合って二ヶ月目の記念日に、思い出になるように旅行を兼ねようということになった。
場所は観光地で有名な、隣の市のシティホテル。
部屋はソファとダブルベッドのある、モダンで落ち着いた部屋で、顔を見合せて「いい部屋だねー」と頷きあった。
そして私は、ダブルベッドってでかいんだなーと素朴に思ったww
荷物を置いて、ソファに二人で座る。
今日ここでするんだなあと思うと、なんだか恥ずかしくて、まともに彼の顔が見られなかった。
窓際で西日がまぶしかったのもあるけど。
彼も照れながら、手を繋いできたので、肩にもたれかかってキスした。
抱きつくと、彼の心臓の音が聞こえてきて、ドキドキしてるのは自分だけじゃないんだなと思った。
キスを重ねすぎて少し恥ずかしさがぶり返して来たので、お互いクールダウンとのことでしばしアメニティなどを物色。
彼が部屋のお風呂を見てる間、私は普段寝ることのない広いベッドでごろごろ転がるのを楽しんでいた。
大の字になったり芋虫になったりしてると、彼がお風呂から出てきて、私を見て笑った。
そして笑いながら、彼もベッドにダイブ。
二人してごろごろ転がりはしゃぎまわるうちに、彼がふざけてばっと私に覆いかぶさってきた。
その体勢に、今日これからするんだよなあ・・・などと変な感慨を抱いていると、彼が表情の変化に気づいたのか、「こわい?」と聞いてきた。
自分が処女でなくなってしまう、というのは漠然とした不安があった。
痛いのはそこまで怖くなかった。
でも、大好きな人と繋がりたいと思う反面、大好きだからこそ、もっともっと好きになってしまうのが少し怖かった。
Hしたら私に飽きるんじゃないか、とか。
言葉は悪いけど、いわゆる「ヤリ捨て」された知り合いの話を聞いたことがあったので、変な恐怖心があったんだと思う。
でも、彼はそういう面倒くさい私の話を根気強く今まで聞いてくれて、「ムリだったらしなくてもいいんだよ」といつも言ってくれた。
彼も初めてなのに、いつだって私を慮ってくれていた。
“この人としたい”と思って、この日を迎えた。
「怖くないよ。すごく嬉しいよ。緊張するけどww」
「うん、僕も心臓がヤバいwwそして、あの、愚息が・・・」
ジーンズの上からだからよく分からなかったけど、そっと触ってみたら彼の息子さんが硬くなっていることがわかった。
素直に嬉しかった。
愛おしくなったので、頬に手をのばしてキスした。
最初は軽いキス。
そっと舌で彼の唇をつついたら、彼の舌がぬるっと私の唇を割って入ってきた。
段々とキスが激しくなっていった。
私も彼にしがみつくように、夢中でキスを返した。
太ももに彼の硬いものが当たるのが分かって興奮した。
彼の息も荒くなっていて、私の腰に回った彼の腕に、力が込められているのが分かった。
散々唇を重ねた後、お互い息を整えていると、彼にゆっくり抱き起こされた。
「・・・これ以上続けると、我慢できなくなっちゃうから、ちょっと離れようか」
「そうだね、ちょっとエキサイトしすぎたね・・・」
「部屋にいると悶々とするから、散歩に行こうか」ということで、ホテルを出て公園まで散歩。
繁華街をぶらぶらして、近くのお店で夕食。
それからスーパーで、お菓子や飲み物、軽食なんかを購入。
他愛もない話をして、手を繋いでゆっくり歩いて帰った。
部屋に帰り、そろそろお互いお風呂ということに。
そのホテルは各部屋に備え付けの広めのお風呂もあるけど、最上階に男女別の大浴場もあった。
どうせなら広い所がいいので、大浴場へ。
平日だったから私以外に誰もおらず、広いお風呂を堪能した。
隅々まで洗った。
無駄毛チェックも入念に行った。
広い浴槽で漂いながら、町の夜景を見ていると、妙に感傷的な気分になった。
お風呂を出て髪を乾かし、薄化粧をして部屋に戻った。
彼も既にお風呂から戻ってきており、薄っすら濡れた髪をタオルで掻き回すように乾かしていた。
妙にそれが色っぽくて、どきっとした。
お互いお茶を飲んだり、荷物を片付けたりした後、並んでベッドの縁に腰かけた。
思わず、二人してふーっと溜息をついていた。
「・・・そろそろ、する?」
彼がそう言ったので、私も頷いた。
ベッドサイドのランプの明りを弱くして、来ていたパーカーワンピを脱いで、スリップと下着だけになった。
そっと横たわると、彼がゆっくりキスしながら抱きしめてくれた。
私も彼に腕を回しながらキスを返す。
何度もキスをするうちに、彼が段々と余裕をなくしていくのが分かった。
スリップの肩ひもをずらされ、ブラを外され、上半身裸になった。
耳や首筋、鎖骨を舌でなぞられると、ぞくぞくするくらい気持ち良かった。
胸を優しく揉まれて、乳首を吸われたり、舌でとんとんつつかれたり。
頭はぼーっとして熱いのに、彼の唾液で濡れた肌が、空気にあたってひやっとしているのが不思議だった。
自分の心臓が遠くで鳴ってるみたいだった。
そのうちパンツも脱がされていた。
この日のために気合いをいれて選んだのに、あっさり脱がされちゃったなーと残念だった。
もちろんそんなことは知る由もなく、彼は私の太ももを持ち上げて、足の付け根から指先まで丁寧にキスしてくれた。
もう既に、自分がかなり濡れていることが分かっていた。
彼の指が、そっとクリトリスを刺激して、身体に電流が走った。
するするとそのまま、濡れていたのでさして抵抗もなく、指がぬるっと入っていった。
はじめはゆっくり、それだけでも気持ち良くて声が我慢できなかった。
指を動かしながら、彼が舌でクリトリスを愛撫。
指で気持ちいいポイントを突かれ、クリを吸ったり舐めたりしてくれるものだからすぐに昇天。
私がイクと、彼が体を起こして、おでこ、頬、唇にキス。
タオルで手を拭いた後、頭を撫でながらまたキスをしてくれた。
私も彼のふわふわの髪の毛を指で梳いた。
「入って、いい?」
ゴムを付け終わった彼が、そう尋ねてきた。
私が頷くと、彼が私の太ももに再度キスをして、ゆっくり足を開かせた。
入口に彼のものが当たる。
そっと腰を落とされる。
異物感が襲って、彼が腰をゆっくり進める度うめいた。
「痛い・・・」
「大丈夫?」
「今・・・どれくらい入った?」
「半分くらいかな」
軽く絶望した。
半分でこんなに痛いってどういうことなの・・・と思った。
「抜こうか?痛い?」
抜いてまた入れるなんてさらに痛そうなことは勘弁だった。
そうじゃなくても、途中で止めるのは嫌だった。
「嫌だ、抜かないで」
「・・・じゃ、入れるよ?」
じりじり彼の腰がさらに進んで、ついに全部が入った。
すごい違和感。
おまけに痛い。
思わず顔をしかめてしまった。
「・・・抜こうか?」
しばらくは抜き差しして欲しくなかった。
「嫌だ・・・このまま、もうちょっとこうしてて・・・」
ぎゅっと繋がったまま彼を抱きしめた。
彼が奥まで入ったことがわかった。
大好きな人とこうしていられるなんて、と思ったら幸せと感慨深いので涙が溢れてきた。
「大丈夫?」
「うん、すっごい嬉しい・・・」
「ぼくも、嬉しいよ」
繋がったまま、抱きしめ合ってキスした。
悲しくないのにぼろぼろ涙が出て、眼尻を伝って耳に入っていったから変な感覚だった。
彼は頭を撫でたり、指で涙を拭ってくれてた。
しばらくじっとしている内に、痛みも和らいできた。
「動いていいよ・・・」
「でも、痛くない?ここで抜いてもいいんだよ?」
「大丈夫だよ」
どうしても彼に気持ち良くなって欲しかった。
「じゃあ、動くよ。痛かったらすぐに言ってよ」
根負けした彼が、ゆっくり腰を動かし始めた。
眉根を寄せて、何かに堪えるような顔をしてる彼を見ると、愛おしくて仕方がなかった。
彼が動くたびに、身体が揺さぶられる感じがした。
すごく気持ちいいかと言われたらウソになる。
でも痛みは入った時ほど強くなく、じんわりと心地よさみたいなものもあった。
自然と声が出た。
うめきじゃなくて、喘ぎだった。
「痛くない?大丈夫?」「気持ちいいよ、大好きだよ」と、たびたび気遣ってくれる彼の声を聞いていると、もうそれだけで十分だった。
彼は痩せているほうだけど、それでも裸の胸や腕に触れていると、やっぱり男の人なんだなあと改めて思った。
彼が動くたびに、水が跳ねるような鈍い摩擦音がして恥ずかしかったけど興奮した。
段々と、彼の腰を動かす速度もスピードが上がっていった。
「・・・イきそう・・・」
「うん、いいよ、イって・・・」
「ありがとう・・・すっごい気持ちいいよ」
切羽詰ってても、気遣いを忘れない人だなあと思ったら、嬉しくておかしかった。
愛おしくて、頬に手を伸ばして彼にたくさんキスした。
頭を撫でてくれていた手を外して、そのまま私の手に絡めて、彼もキスを返してくれた。
貪るようなキスと、激しい動きで熱が出そうだった。
「あ、出るっ・・・イクっ・・・!」
「うん・・・!」
瞬間、奥にぐっと腰が進んで、彼のものがびくびくしているのが中にも伝わってきて分かった。
ああ、イってくれたんだなと思うと嬉しくて、彼氏をぎゅっと抱きしめて背中や頭を撫でたり、頬ずりしたりしてた。
「ありがとう・・・」
何に対してかはよく分からないけど、とにかくそう思った。
彼もゆっくりと、唇にキス、私の前髪を整えてくれながら、おでこにキスしてくれた。
抜いて、彼がゴムの処理をしている間も、後ろから彼の背中に抱きついてずっとすりすりしていたら、「猫かww」と笑われた。
そのあとはお互いシャワーを浴びて、服を着て、何故だか猛烈に空腹だったので買っていた軽食をソファで並んで食べた。
性欲が満たされると食欲かな、と二人で笑った。
その時に食べたあったかいお味噌汁と、海苔巻きは染みるように美味しかったことを未だに思い出す。
夜景が綺麗だった。
ゆっくり時間を過ごした後、二人で手を繋いで、床に入った。
しばらくは寄り添ったまま話をしてたんだけど、すぐにとろとろと心地よい眠気が襲って来た。
「眠い?」
「うん・・・」
「じゃあ寝ようか。おやすみ、大好きだよ」
そう言ってキスしてくれた。
幸福感でいっぱいで、そっと彼に抱きついて「あなたで本当に良かった・・・」と言った。
そのまま抱きしめ合っていつの間にかぐーぐー2人とも眠りに落ちていた。
彼とは今でもたびたび、「初エッチの時は緊張したよねー、折角気合いれて下着選んだのにさっさと脱がせた!」「あんとき買った巻き寿司の美味さは異常(本当においしかった)」みたいな話をよくします。
そして今でもやっぱり、この人でよかったなぁと事ある毎に思います。
のろけスマソ。
★★★おすすめのエッチな体験談★★★
そういうわけなので、準備期間を設けて、付き合って二ヶ月目の記念日に、思い出になるように旅行を兼ねようということになった。
場所は観光地で有名な、隣の市のシティホテル。
部屋はソファとダブルベッドのある、モダンで落ち着いた部屋で、顔を見合せて「いい部屋だねー」と頷きあった。
そして私は、ダブルベッドってでかいんだなーと素朴に思ったww
荷物を置いて、ソファに二人で座る。
今日ここでするんだなあと思うと、なんだか恥ずかしくて、まともに彼の顔が見られなかった。
窓際で西日がまぶしかったのもあるけど。
彼も照れながら、手を繋いできたので、肩にもたれかかってキスした。
抱きつくと、彼の心臓の音が聞こえてきて、ドキドキしてるのは自分だけじゃないんだなと思った。
キスを重ねすぎて少し恥ずかしさがぶり返して来たので、お互いクールダウンとのことでしばしアメニティなどを物色。
彼が部屋のお風呂を見てる間、私は普段寝ることのない広いベッドでごろごろ転がるのを楽しんでいた。
大の字になったり芋虫になったりしてると、彼がお風呂から出てきて、私を見て笑った。
そして笑いながら、彼もベッドにダイブ。
二人してごろごろ転がりはしゃぎまわるうちに、彼がふざけてばっと私に覆いかぶさってきた。
その体勢に、今日これからするんだよなあ・・・などと変な感慨を抱いていると、彼が表情の変化に気づいたのか、「こわい?」と聞いてきた。
自分が処女でなくなってしまう、というのは漠然とした不安があった。
痛いのはそこまで怖くなかった。
でも、大好きな人と繋がりたいと思う反面、大好きだからこそ、もっともっと好きになってしまうのが少し怖かった。
Hしたら私に飽きるんじゃないか、とか。
言葉は悪いけど、いわゆる「ヤリ捨て」された知り合いの話を聞いたことがあったので、変な恐怖心があったんだと思う。
でも、彼はそういう面倒くさい私の話を根気強く今まで聞いてくれて、「ムリだったらしなくてもいいんだよ」といつも言ってくれた。
彼も初めてなのに、いつだって私を慮ってくれていた。
“この人としたい”と思って、この日を迎えた。
「怖くないよ。すごく嬉しいよ。緊張するけどww」
「うん、僕も心臓がヤバいwwそして、あの、愚息が・・・」
ジーンズの上からだからよく分からなかったけど、そっと触ってみたら彼の息子さんが硬くなっていることがわかった。
素直に嬉しかった。
愛おしくなったので、頬に手をのばしてキスした。
最初は軽いキス。
そっと舌で彼の唇をつついたら、彼の舌がぬるっと私の唇を割って入ってきた。
段々とキスが激しくなっていった。
私も彼にしがみつくように、夢中でキスを返した。
太ももに彼の硬いものが当たるのが分かって興奮した。
彼の息も荒くなっていて、私の腰に回った彼の腕に、力が込められているのが分かった。
散々唇を重ねた後、お互い息を整えていると、彼にゆっくり抱き起こされた。
「・・・これ以上続けると、我慢できなくなっちゃうから、ちょっと離れようか」
「そうだね、ちょっとエキサイトしすぎたね・・・」
「部屋にいると悶々とするから、散歩に行こうか」ということで、ホテルを出て公園まで散歩。
繁華街をぶらぶらして、近くのお店で夕食。
それからスーパーで、お菓子や飲み物、軽食なんかを購入。
他愛もない話をして、手を繋いでゆっくり歩いて帰った。
部屋に帰り、そろそろお互いお風呂ということに。
そのホテルは各部屋に備え付けの広めのお風呂もあるけど、最上階に男女別の大浴場もあった。
どうせなら広い所がいいので、大浴場へ。
平日だったから私以外に誰もおらず、広いお風呂を堪能した。
隅々まで洗った。
無駄毛チェックも入念に行った。
広い浴槽で漂いながら、町の夜景を見ていると、妙に感傷的な気分になった。
お風呂を出て髪を乾かし、薄化粧をして部屋に戻った。
彼も既にお風呂から戻ってきており、薄っすら濡れた髪をタオルで掻き回すように乾かしていた。
妙にそれが色っぽくて、どきっとした。
お互いお茶を飲んだり、荷物を片付けたりした後、並んでベッドの縁に腰かけた。
思わず、二人してふーっと溜息をついていた。
「・・・そろそろ、する?」
彼がそう言ったので、私も頷いた。
ベッドサイドのランプの明りを弱くして、来ていたパーカーワンピを脱いで、スリップと下着だけになった。
そっと横たわると、彼がゆっくりキスしながら抱きしめてくれた。
私も彼に腕を回しながらキスを返す。
何度もキスをするうちに、彼が段々と余裕をなくしていくのが分かった。
スリップの肩ひもをずらされ、ブラを外され、上半身裸になった。
耳や首筋、鎖骨を舌でなぞられると、ぞくぞくするくらい気持ち良かった。
胸を優しく揉まれて、乳首を吸われたり、舌でとんとんつつかれたり。
頭はぼーっとして熱いのに、彼の唾液で濡れた肌が、空気にあたってひやっとしているのが不思議だった。
自分の心臓が遠くで鳴ってるみたいだった。
そのうちパンツも脱がされていた。
この日のために気合いをいれて選んだのに、あっさり脱がされちゃったなーと残念だった。
もちろんそんなことは知る由もなく、彼は私の太ももを持ち上げて、足の付け根から指先まで丁寧にキスしてくれた。
もう既に、自分がかなり濡れていることが分かっていた。
彼の指が、そっとクリトリスを刺激して、身体に電流が走った。
するするとそのまま、濡れていたのでさして抵抗もなく、指がぬるっと入っていった。
はじめはゆっくり、それだけでも気持ち良くて声が我慢できなかった。
指を動かしながら、彼が舌でクリトリスを愛撫。
指で気持ちいいポイントを突かれ、クリを吸ったり舐めたりしてくれるものだからすぐに昇天。
私がイクと、彼が体を起こして、おでこ、頬、唇にキス。
タオルで手を拭いた後、頭を撫でながらまたキスをしてくれた。
私も彼のふわふわの髪の毛を指で梳いた。
「入って、いい?」
ゴムを付け終わった彼が、そう尋ねてきた。
私が頷くと、彼が私の太ももに再度キスをして、ゆっくり足を開かせた。
入口に彼のものが当たる。
そっと腰を落とされる。
異物感が襲って、彼が腰をゆっくり進める度うめいた。
「痛い・・・」
「大丈夫?」
「今・・・どれくらい入った?」
「半分くらいかな」
軽く絶望した。
半分でこんなに痛いってどういうことなの・・・と思った。
「抜こうか?痛い?」
抜いてまた入れるなんてさらに痛そうなことは勘弁だった。
そうじゃなくても、途中で止めるのは嫌だった。
「嫌だ、抜かないで」
「・・・じゃ、入れるよ?」
じりじり彼の腰がさらに進んで、ついに全部が入った。
すごい違和感。
おまけに痛い。
思わず顔をしかめてしまった。
「・・・抜こうか?」
しばらくは抜き差しして欲しくなかった。
「嫌だ・・・このまま、もうちょっとこうしてて・・・」
ぎゅっと繋がったまま彼を抱きしめた。
彼が奥まで入ったことがわかった。
大好きな人とこうしていられるなんて、と思ったら幸せと感慨深いので涙が溢れてきた。
「大丈夫?」
「うん、すっごい嬉しい・・・」
「ぼくも、嬉しいよ」
繋がったまま、抱きしめ合ってキスした。
悲しくないのにぼろぼろ涙が出て、眼尻を伝って耳に入っていったから変な感覚だった。
彼は頭を撫でたり、指で涙を拭ってくれてた。
しばらくじっとしている内に、痛みも和らいできた。
「動いていいよ・・・」
「でも、痛くない?ここで抜いてもいいんだよ?」
「大丈夫だよ」
どうしても彼に気持ち良くなって欲しかった。
「じゃあ、動くよ。痛かったらすぐに言ってよ」
根負けした彼が、ゆっくり腰を動かし始めた。
眉根を寄せて、何かに堪えるような顔をしてる彼を見ると、愛おしくて仕方がなかった。
彼が動くたびに、身体が揺さぶられる感じがした。
すごく気持ちいいかと言われたらウソになる。
でも痛みは入った時ほど強くなく、じんわりと心地よさみたいなものもあった。
自然と声が出た。
うめきじゃなくて、喘ぎだった。
「痛くない?大丈夫?」「気持ちいいよ、大好きだよ」と、たびたび気遣ってくれる彼の声を聞いていると、もうそれだけで十分だった。
彼は痩せているほうだけど、それでも裸の胸や腕に触れていると、やっぱり男の人なんだなあと改めて思った。
彼が動くたびに、水が跳ねるような鈍い摩擦音がして恥ずかしかったけど興奮した。
段々と、彼の腰を動かす速度もスピードが上がっていった。
「・・・イきそう・・・」
「うん、いいよ、イって・・・」
「ありがとう・・・すっごい気持ちいいよ」
切羽詰ってても、気遣いを忘れない人だなあと思ったら、嬉しくておかしかった。
愛おしくて、頬に手を伸ばして彼にたくさんキスした。
頭を撫でてくれていた手を外して、そのまま私の手に絡めて、彼もキスを返してくれた。
貪るようなキスと、激しい動きで熱が出そうだった。
「あ、出るっ・・・イクっ・・・!」
「うん・・・!」
瞬間、奥にぐっと腰が進んで、彼のものがびくびくしているのが中にも伝わってきて分かった。
ああ、イってくれたんだなと思うと嬉しくて、彼氏をぎゅっと抱きしめて背中や頭を撫でたり、頬ずりしたりしてた。
「ありがとう・・・」
何に対してかはよく分からないけど、とにかくそう思った。
彼もゆっくりと、唇にキス、私の前髪を整えてくれながら、おでこにキスしてくれた。
抜いて、彼がゴムの処理をしている間も、後ろから彼の背中に抱きついてずっとすりすりしていたら、「猫かww」と笑われた。
そのあとはお互いシャワーを浴びて、服を着て、何故だか猛烈に空腹だったので買っていた軽食をソファで並んで食べた。
性欲が満たされると食欲かな、と二人で笑った。
その時に食べたあったかいお味噌汁と、海苔巻きは染みるように美味しかったことを未だに思い出す。
夜景が綺麗だった。
ゆっくり時間を過ごした後、二人で手を繋いで、床に入った。
しばらくは寄り添ったまま話をしてたんだけど、すぐにとろとろと心地よい眠気が襲って来た。
「眠い?」
「うん・・・」
「じゃあ寝ようか。おやすみ、大好きだよ」
そう言ってキスしてくれた。
幸福感でいっぱいで、そっと彼に抱きついて「あなたで本当に良かった・・・」と言った。
そのまま抱きしめ合っていつの間にかぐーぐー2人とも眠りに落ちていた。
彼とは今でもたびたび、「初エッチの時は緊張したよねー、折角気合いれて下着選んだのにさっさと脱がせた!」「あんとき買った巻き寿司の美味さは異常(本当においしかった)」みたいな話をよくします。
そして今でもやっぱり、この人でよかったなぁと事ある毎に思います。
のろけスマソ。