初恋は年上の女子大生
- 2019/07/12
- 23:13
この季節になると初恋を思い出す。
そうすると夢にも初恋の彼女が出てきて、
起きた時、たまらない気持ちになってしまう。
オレが高校一年生の時、年上の女の人に恋をした。
年は後で知ったが、当時20才の女子大生。
知り合って、3ヵ月で付き合うことになって
毎日が楽しかったのだけは覚えてる。
一人暮らしのその人のうちにずっと入り浸って
ほとんど実家にも帰らなかった。
ホントませたガキだよな(苦笑)
でも相手に負担はかけてたと思う。
ただ毎日一緒にいたかったんだ。
たぶんあの頃はその人が居れば幸せになれると思ってた。
あの頃は学校に行ってもつまんなかったし。
ませてたんだな。
でもバカ話して、タバコ吸って寝るだけのガッコは
つまらないけどキライじゃなかった。
他のガッコにも遊びにはいってたから(笑)
付き合い初めて半年が立って、たぶんこれが幸せってヤツなのかな?
って気が付つき始めたころ、彼女に一本の電話がきた。
幸せってのは、やっぱり長くはつづかないんだよね。
彼女のお母さんが倒れて家を引き払って地元に帰ることになった。
実家の仕事を手伝うのにね。
やっぱり家族は大切なんだよ。
でもそんな彼女を好きになれて、よかった。
現実はわかってた。
だけど無力なを痛感させられた。
俺には彼女を支えてやれないって。
悔しくて、情けない自分を許せなかった。
彼女を守れる力が欲しかった。
借りてた家をを引き払う最後の夜にやっぱり別れようって
言ったのは俺からだった気がする。
何故だろう?
彼女は地元に戻ったら、もう絶対戻ってこない気がした。
彼女は
「なんで?」
と何回も聞いた。
泣いていた。
たぶん彼女も同じことを感じてたんだと思う。
俺は何も言わずに彼女を抱いた。
それしかできなかったんだと思う。
下はむかなかった。
あふれる涙が流れそうだったから。
あの頃の俺のできる精一杯の強がりだったんだ。
その日の夜に泣いている彼女を、
いつまでも抱きしめてたのを覚えてる。
次の日の朝、高速バスの乗り場まで一緒にに行った。
早く着きすぎてバスは来てなかった。
最後の時間なんだなぁとおもったら、
二人とも何を言って良いかわからずに無言だった。
先に彼女がタバコに火をつけた。
俺もタバコをくわえて火を付けようとしたらジッポがつかない。
たぶんオイル切れ。
「火貸して。」
ってというと彼女はタバコの火を差し出した。
これが最後のキスだった。
タバコの火をもらうためのタバコとタバコのキス。
ゆっくり一本吸い終えると、俺は
「もう、行くよ。」
とだけ言った。
10歩くらいあるいたところで、彼女が俺の名前を呼んだ。
振り向くと彼女は泣き顔で
「いい男になりなよ。」
と言った。
俺は
「心配すんな、もう十分いい男だよ。」
と答えた。
「元気でね。短い時間だったけどありがとう。」
彼女の最後の言葉。
俺は泣きながら別れるのがいやだったから、最後まで無理して笑った。
「じゃあな。」
ってそのあと背を向けて歩きながら手を振った。
背中をむけていたから、気が付かれなかっただろうけど、
涙がとまらなかった。
地元に帰った彼女は何年かして結婚したらしい。
それを聞いたとき何故だか少し懐かしくなった。
「やっぱ初恋だったのかな?」
って最近思う。
あの頃からバカと強がりは治ってない。
進歩のない俺は今もあの時とあまり変わらない。
欲しかった力は、まだ当分手に入りそうもない。
彼女の幸せを今も祈る。
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毎日が楽しかったのだけは覚えてる。
一人暮らしのその人のうちにずっと入り浸って
ほとんど実家にも帰らなかった。
ホントませたガキだよな(苦笑)
でも相手に負担はかけてたと思う。
ただ毎日一緒にいたかったんだ。
たぶんあの頃はその人が居れば幸せになれると思ってた。
あの頃は学校に行ってもつまんなかったし。
ませてたんだな。
でもバカ話して、タバコ吸って寝るだけのガッコは
つまらないけどキライじゃなかった。
他のガッコにも遊びにはいってたから(笑)
付き合い初めて半年が立って、たぶんこれが幸せってヤツなのかな?
って気が付つき始めたころ、彼女に一本の電話がきた。
幸せってのは、やっぱり長くはつづかないんだよね。
彼女のお母さんが倒れて家を引き払って地元に帰ることになった。
実家の仕事を手伝うのにね。
やっぱり家族は大切なんだよ。
でもそんな彼女を好きになれて、よかった。
現実はわかってた。
だけど無力なを痛感させられた。
俺には彼女を支えてやれないって。
悔しくて、情けない自分を許せなかった。
彼女を守れる力が欲しかった。
借りてた家をを引き払う最後の夜にやっぱり別れようって
言ったのは俺からだった気がする。
何故だろう?
彼女は地元に戻ったら、もう絶対戻ってこない気がした。
彼女は
「なんで?」
と何回も聞いた。
泣いていた。
たぶん彼女も同じことを感じてたんだと思う。
俺は何も言わずに彼女を抱いた。
それしかできなかったんだと思う。
下はむかなかった。
あふれる涙が流れそうだったから。
あの頃の俺のできる精一杯の強がりだったんだ。
その日の夜に泣いている彼女を、
いつまでも抱きしめてたのを覚えてる。
次の日の朝、高速バスの乗り場まで一緒にに行った。
早く着きすぎてバスは来てなかった。
最後の時間なんだなぁとおもったら、
二人とも何を言って良いかわからずに無言だった。
先に彼女がタバコに火をつけた。
俺もタバコをくわえて火を付けようとしたらジッポがつかない。
たぶんオイル切れ。
「火貸して。」
ってというと彼女はタバコの火を差し出した。
これが最後のキスだった。
タバコの火をもらうためのタバコとタバコのキス。
ゆっくり一本吸い終えると、俺は
「もう、行くよ。」
とだけ言った。
10歩くらいあるいたところで、彼女が俺の名前を呼んだ。
振り向くと彼女は泣き顔で
「いい男になりなよ。」
と言った。
俺は
「心配すんな、もう十分いい男だよ。」
と答えた。
「元気でね。短い時間だったけどありがとう。」
彼女の最後の言葉。
俺は泣きながら別れるのがいやだったから、最後まで無理して笑った。
「じゃあな。」
ってそのあと背を向けて歩きながら手を振った。
背中をむけていたから、気が付かれなかっただろうけど、
涙がとまらなかった。
地元に帰った彼女は何年かして結婚したらしい。
それを聞いたとき何故だか少し懐かしくなった。
「やっぱ初恋だったのかな?」
って最近思う。
あの頃からバカと強がりは治ってない。
進歩のない俺は今もあの時とあまり変わらない。
欲しかった力は、まだ当分手に入りそうもない。
彼女の幸せを今も祈る。