生き別れの双子の妹と中学生の時に再開した兄
- 2019/08/02
- 00:58
中学生になった時、
俺は衝撃の事実を知らされた。
両親は幼少の頃に離婚して、俺は父に育てられたのたが、
母は妹を引き取り育ていると。
そしてその妹は単なる妹ではなく、
俺の双子の妹だと言う事。
何故中学生になるまで知らされなかったかと言うと
離婚後の両親の仲が親戚含めて
すこぶる悪かったために、
俺達はお互いの存在を知らされることなく育った。
親父は母親の話を一切俺にしなかった。
でも小学生ぐらいなると離婚したんだなってのは
わかるようになったけど、
まさか生き別れの双子の妹がいるとは知らなかった。
知らされなかったもう一つの理由は、
父親が資産家のボンボンで、
母は離婚の際にそういった諸々の権利を
放棄させられていたというのもある。
離婚の際に十分なお金は貰ったようだが、
それ以上は息子の俺の事を含めて
関係ないよという事らしい。
今では考えられないが昔の事だから
そういう事もあったようだ。
俺と妹は小学校まで
それぞれ違う地域で育って一面識もなかった。
ソレが変わったのは中学校から。
俺は父親の方針で私立の進学校に通うことになったんだが、
妹も偶然その学校へ受験していたのだった。
そしてあろう事か僕等は同じクラスになった。
中学で初めて出会った妹は
当然母の旧姓を名乗っていた。
妹の事は愚か当時の俺は
母親の事すらロクに知らなかったために
俺は全然気がつかなくて、
1学期、2学期とずっとただのクラスメイトの女の子だと思っていた。
双子とは言え二卵性の男と女
とくに似てるというほどの事もなかったのも原因だろう。
しかし、妹の方は最初の段階で
「もしかして」
と何となく気がついていたらしい。
妹は小学生の頃に母親から双子の兄が
居るという事は聞いていたらしい。
そして兄である俺の名前も聞いていたから、
初日のホームルームでの自己紹介で
既に確信を持っていたようだ。
学校が終わって帰るとき
妹のマリは俺に声をかけようとした。
でも、まったく自分の事を妹だと認識していない俺の態度に
名乗出る事を辞めたらしい。
1学期。
俺と妹のマリはお互い特に会話することなく
クラスメイトをしていた。
しかし、時々だがふっと妹のマリと目が合う事があった。
2学期。
俺と妹はひょんな事から同じ係りになった。
2人で係りの仕事をするようになって
良く話をするようになって、俺は実の妹とは知らず、
マリとの会話に不思議な安心感を感じるようになっていた。
マリは賢く控えめで大人しい女の子で、
どんな時も俺の下らない話を
「うん、うん。」
と聞いてくれた。
行動の端々に俺を思いやってくれているような優しさがあり、
他の女の子に感じない安らぎのようなものを感じていた。
そして俺はマリのそういう態度に
徐々に好意を抱き始める事になる
マリのその態度と俺との間に流れるその空気が、
実は双子の兄妹ゆえのモノだと気がつくわけもなく、だ。
マリは自分の事は余り話したがらなかったが、彼
女の家が貧乏なのはクラスでも周知のことだった。
成績が優秀な彼女のために、
母親が私立に頑張って入学させてくれたようだ。
幸い貧乏でもマリは虐めにあうような事はなかった。
控えめだけど誰にでも親切で優しいマリは、
どちらかといえば男子にも女子にも人気があった。
3学期俺とマリは益々親しくなっていた。
休み時間や放課後気がつくと2人でよく話していた。
クラスでも俺とマリが好きあっているとい
う噂が影で流れていた様だ。
噂好きな女子の間では頻繁にその事で
マリは質問攻めだったらしいけど、
マリは少しだけ困った顔をして何も答えなかったそうだ。
俺はそんな話を聞いてマリが
俺の事をどう思っているのか気になって仕方なかった。
けっして嫌われている事は無いはずだ。
むしろ俺のことが好きなのは絶対間違いない。
でも、この頃の俺が少しでも異性としての行動に
踏み込もうとするとマリは急に壁を作ってしまう。
「こんなに毎日親しく話をしている関係なのに」
俺が告白しようとすると
マリはその空気を感じ取ったように話を逸らそうとする。
そして、ついに苛立った俺は
強引にキスしようとしてマリに頬をはたかれた。
「マリも俺の事好きじゃないのか?」
「好きだけど・・でも違うの
私と洋介君は・・そういうのじゃないの・・・。」
「な、なんだよそれ!!どういう事だよ?!」
とても理不尽な気持ちだった。
マリも間違いなく俺の事を
特別に好きで居てくれる確証があるのに、
でも寸前の所で全部否定されてしまう
「・・・」
マリはそれ以上聞いても理由を言う事なく、
静かに泣き出してしまった。
俺は苛立ちを感じながらも困り果て、
そして俺はマリと話をしなくなった。
目があっても無視し、
マリが係りの仕事の話を持ってきても冷たく
必要最低限の受け答えをするだけになった。
マリはそんな俺をいつだって寂しそうに見ていたと思う。
クラスの奴等も俺達が
急に険悪になった事を気にしていたけれど、
中学生に他人の異性問題をどうこうするような器量は無かった。
ある日の放課後、
教室で帰りの用意をしているとマリが話しかけてきた。
「洋介君・・ちょっといい?」
「・・・」
何時もの何故か安心するやさしいマリの声だった。
「あのね・・私転校する事になったの」
「えっ!?なんだって!」
マリの突然の報告に俺の心は大きく揺さぶられた。
あまりの事に五臓六腑がひっくり返るかと思った。
「なんでだよ?!」
「あのね・・。」
マリの家は前記の通り貧乏で、母親が一人で働いて
マリをこの馬鹿高い学費の私立に通わせていた。
しかしその母親がガンで入院し
働く事が出来ない上に、高い治療費が必要になった。
そこで学費のかからない公立に
2年生から通うことにしたという事だった。
「私もこの学校に居られなくなるのは寂しいけど、
でも、お母さんが一番悔しがってると思う・・・。」
「そうか・・・」
全て理解した上で受け入れているマリの
態度に俺は何も言えなかった。
「洋介君には話しておきたかったから良かった・・。」
「ばいばい。」
そう言って教室を出て行こうとするマリを
俺は思わず後ろから抱きしめていた。
「嫌だ!!マリとコレっきりなんて!!」
「洋ちゃん・・・。」
どうしようもない事は頭で解っていても、
心がソレを頑なに拒んでいた。
「マリ、俺はお前の事が好きなんだ!好きなんだよぉ」
涙があふれた。
マリも泣いていた。
俺はマリの唇にキスした。
マリは最初少しだけ抵抗しようとしたけど、
直ぐに思いなおしたように抵抗をやめて、
ぎこちなく震えながらキスに応えた。
俺達は暫くそうやって抱き合っていたけど
下校時間になって二人学校を後にした。
無言で2人、手を繋いで歩いているうちに
マリの家である古いアパートの前についた。
マリはいつもの様にバイバイと別れを言わず
繋いだ俺の手をアパートへ導いた。
初めて入るマリの家はとても質素だった。
俺とマリはベットの上で初めての経験をした。
マリは終始泣いていたが優しく導いてくれた。
俺も泣きながらマリを抱いた。
必死で抱き合った。
2人抱き合って俺はマリに言った。
「離れ離れになっても恋人だ。」
と。
でもマリはやっぱり何時もの悲しそうな目で静かに首をふった。
そして納得できない俺に真実を語った。
「洋介君と私は双子の兄妹なんだよ。」
と突然の告白
意味が解らなかった
何を言っているんだと怒りもした。
しかし真剣なマリの眼で嘘ではないと解った。
証拠も見せてくれた
父と母が仲がよかった頃2人でとった写真。
その2人に抱きかかえられている双子の兄妹。
「この写真は私と母の宝物なの。」
マリは嬉しそうに笑った。
マリは2年生になって直ぐに転校していった。
引越しはしていないから会いたくなったら何時でも会えた。
実際それから俺は何度もマリに会いに行ったし母とも再会した。
母のガンは幸い早期発見で大事に到らなかった。
「ごめんな洋ちゃん。」
涙ながらに病室で謝る母を今でもハッキリ覚えている。
しかし、俺が好きだったクラスメイトであるマリは、
あの日、初めて体を重ねた日を最後に居なくなった。
今のマリはれっきとした双子の妹だ。
でも、あの日の事はけっして
間違いなんかじゃなかったと思いたい
その後、俺達2人は成長してお互い普通に結婚した。
最初は色々な問題があったけど、
今では名実ともに双子の兄妹として生活している。
お互いのパートナーが
時々ヤキモチを焼くくらい仲が良い双子の兄妹だ。
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俺は衝撃の事実を知らされた。
両親は幼少の頃に離婚して、俺は父に育てられたのたが、
母は妹を引き取り育ていると。
そしてその妹は単なる妹ではなく、
俺の双子の妹だと言う事。
何故中学生になるまで知らされなかったかと言うと
離婚後の両親の仲が親戚含めて
すこぶる悪かったために、
俺達はお互いの存在を知らされることなく育った。
親父は母親の話を一切俺にしなかった。
でも小学生ぐらいなると離婚したんだなってのは
わかるようになったけど、
まさか生き別れの双子の妹がいるとは知らなかった。
知らされなかったもう一つの理由は、
父親が資産家のボンボンで、
母は離婚の際にそういった諸々の権利を
放棄させられていたというのもある。
離婚の際に十分なお金は貰ったようだが、
それ以上は息子の俺の事を含めて
関係ないよという事らしい。
今では考えられないが昔の事だから
そういう事もあったようだ。
俺と妹は小学校まで
それぞれ違う地域で育って一面識もなかった。
ソレが変わったのは中学校から。
俺は父親の方針で私立の進学校に通うことになったんだが、
妹も偶然その学校へ受験していたのだった。
そしてあろう事か僕等は同じクラスになった。
中学で初めて出会った妹は
当然母の旧姓を名乗っていた。
妹の事は愚か当時の俺は
母親の事すらロクに知らなかったために
俺は全然気がつかなくて、
1学期、2学期とずっとただのクラスメイトの女の子だと思っていた。
双子とは言え二卵性の男と女
とくに似てるというほどの事もなかったのも原因だろう。
しかし、妹の方は最初の段階で
「もしかして」
と何となく気がついていたらしい。
妹は小学生の頃に母親から双子の兄が
居るという事は聞いていたらしい。
そして兄である俺の名前も聞いていたから、
初日のホームルームでの自己紹介で
既に確信を持っていたようだ。
学校が終わって帰るとき
妹のマリは俺に声をかけようとした。
でも、まったく自分の事を妹だと認識していない俺の態度に
名乗出る事を辞めたらしい。
1学期。
俺と妹のマリはお互い特に会話することなく
クラスメイトをしていた。
しかし、時々だがふっと妹のマリと目が合う事があった。
2学期。
俺と妹はひょんな事から同じ係りになった。
2人で係りの仕事をするようになって
良く話をするようになって、俺は実の妹とは知らず、
マリとの会話に不思議な安心感を感じるようになっていた。
マリは賢く控えめで大人しい女の子で、
どんな時も俺の下らない話を
「うん、うん。」
と聞いてくれた。
行動の端々に俺を思いやってくれているような優しさがあり、
他の女の子に感じない安らぎのようなものを感じていた。
そして俺はマリのそういう態度に
徐々に好意を抱き始める事になる
マリのその態度と俺との間に流れるその空気が、
実は双子の兄妹ゆえのモノだと気がつくわけもなく、だ。
マリは自分の事は余り話したがらなかったが、彼
女の家が貧乏なのはクラスでも周知のことだった。
成績が優秀な彼女のために、
母親が私立に頑張って入学させてくれたようだ。
幸い貧乏でもマリは虐めにあうような事はなかった。
控えめだけど誰にでも親切で優しいマリは、
どちらかといえば男子にも女子にも人気があった。
3学期俺とマリは益々親しくなっていた。
休み時間や放課後気がつくと2人でよく話していた。
クラスでも俺とマリが好きあっているとい
う噂が影で流れていた様だ。
噂好きな女子の間では頻繁にその事で
マリは質問攻めだったらしいけど、
マリは少しだけ困った顔をして何も答えなかったそうだ。
俺はそんな話を聞いてマリが
俺の事をどう思っているのか気になって仕方なかった。
けっして嫌われている事は無いはずだ。
むしろ俺のことが好きなのは絶対間違いない。
でも、この頃の俺が少しでも異性としての行動に
踏み込もうとするとマリは急に壁を作ってしまう。
「こんなに毎日親しく話をしている関係なのに」
俺が告白しようとすると
マリはその空気を感じ取ったように話を逸らそうとする。
そして、ついに苛立った俺は
強引にキスしようとしてマリに頬をはたかれた。
「マリも俺の事好きじゃないのか?」
「好きだけど・・でも違うの
私と洋介君は・・そういうのじゃないの・・・。」
「な、なんだよそれ!!どういう事だよ?!」
とても理不尽な気持ちだった。
マリも間違いなく俺の事を
特別に好きで居てくれる確証があるのに、
でも寸前の所で全部否定されてしまう
「・・・」
マリはそれ以上聞いても理由を言う事なく、
静かに泣き出してしまった。
俺は苛立ちを感じながらも困り果て、
そして俺はマリと話をしなくなった。
目があっても無視し、
マリが係りの仕事の話を持ってきても冷たく
必要最低限の受け答えをするだけになった。
マリはそんな俺をいつだって寂しそうに見ていたと思う。
クラスの奴等も俺達が
急に険悪になった事を気にしていたけれど、
中学生に他人の異性問題をどうこうするような器量は無かった。
ある日の放課後、
教室で帰りの用意をしているとマリが話しかけてきた。
「洋介君・・ちょっといい?」
「・・・」
何時もの何故か安心するやさしいマリの声だった。
「あのね・・私転校する事になったの」
「えっ!?なんだって!」
マリの突然の報告に俺の心は大きく揺さぶられた。
あまりの事に五臓六腑がひっくり返るかと思った。
「なんでだよ?!」
「あのね・・。」
マリの家は前記の通り貧乏で、母親が一人で働いて
マリをこの馬鹿高い学費の私立に通わせていた。
しかしその母親がガンで入院し
働く事が出来ない上に、高い治療費が必要になった。
そこで学費のかからない公立に
2年生から通うことにしたという事だった。
「私もこの学校に居られなくなるのは寂しいけど、
でも、お母さんが一番悔しがってると思う・・・。」
「そうか・・・」
全て理解した上で受け入れているマリの
態度に俺は何も言えなかった。
「洋介君には話しておきたかったから良かった・・。」
「ばいばい。」
そう言って教室を出て行こうとするマリを
俺は思わず後ろから抱きしめていた。
「嫌だ!!マリとコレっきりなんて!!」
「洋ちゃん・・・。」
どうしようもない事は頭で解っていても、
心がソレを頑なに拒んでいた。
「マリ、俺はお前の事が好きなんだ!好きなんだよぉ」
涙があふれた。
マリも泣いていた。
俺はマリの唇にキスした。
マリは最初少しだけ抵抗しようとしたけど、
直ぐに思いなおしたように抵抗をやめて、
ぎこちなく震えながらキスに応えた。
俺達は暫くそうやって抱き合っていたけど
下校時間になって二人学校を後にした。
無言で2人、手を繋いで歩いているうちに
マリの家である古いアパートの前についた。
マリはいつもの様にバイバイと別れを言わず
繋いだ俺の手をアパートへ導いた。
初めて入るマリの家はとても質素だった。
俺とマリはベットの上で初めての経験をした。
マリは終始泣いていたが優しく導いてくれた。
俺も泣きながらマリを抱いた。
必死で抱き合った。
2人抱き合って俺はマリに言った。
「離れ離れになっても恋人だ。」
と。
でもマリはやっぱり何時もの悲しそうな目で静かに首をふった。
そして納得できない俺に真実を語った。
「洋介君と私は双子の兄妹なんだよ。」
と突然の告白
意味が解らなかった
何を言っているんだと怒りもした。
しかし真剣なマリの眼で嘘ではないと解った。
証拠も見せてくれた
父と母が仲がよかった頃2人でとった写真。
その2人に抱きかかえられている双子の兄妹。
「この写真は私と母の宝物なの。」
マリは嬉しそうに笑った。
マリは2年生になって直ぐに転校していった。
引越しはしていないから会いたくなったら何時でも会えた。
実際それから俺は何度もマリに会いに行ったし母とも再会した。
母のガンは幸い早期発見で大事に到らなかった。
「ごめんな洋ちゃん。」
涙ながらに病室で謝る母を今でもハッキリ覚えている。
しかし、俺が好きだったクラスメイトであるマリは、
あの日、初めて体を重ねた日を最後に居なくなった。
今のマリはれっきとした双子の妹だ。
でも、あの日の事はけっして
間違いなんかじゃなかったと思いたい
その後、俺達2人は成長してお互い普通に結婚した。
最初は色々な問題があったけど、
今では名実ともに双子の兄妹として生活している。
お互いのパートナーが
時々ヤキモチを焼くくらい仲が良い双子の兄妹だ。