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エッチな体験談

おにぃと苺[エロ体験] 

  
えっと・・・トリップてこれでいいのかなぁ・・・。

あんまし文章上手くないんでいぢめないで聞いてください(恥



私がおにぃ(昔から今までこう呼んでます)と付き合い始めたのは・・・つまりお互い異性と認めてからの関係になってもぅ2年が経ちます。私が14で中3、おにぃが19で大学一年(一浪)の夏前でした。

昔から仲良しな兄弟って言われてて、ちぃさいころは「おにぃと結婚する〜♪」とまぢで話していたそうです(w

 私が中学生になってもそんな関係は変わらず勉強から部活から友達から何でも相談してました。いつでもおにぃは難しい言葉を使いながらも、納得する答えを出してくれて、本当に自慢のおにぃでした♪

 私の友達からも人気で私がおにぃ充ての手紙を預かるなんてこともそれなりに(W

妹の目から言うのもだけど、かっこよくて・・・照

何か中性的で穏やかな感じ?(友達談)

 そんな手紙をいつも貰った次の瞬間に私の目の前で破り捨てて・・・何で?って聞いたら

「女に困ってないし可愛い妹がいるから」

冗談ぽく答えるんです。

 そう言ってもらえるのが嬉しくて・・恥ずかしくて・・ふにゃぁ〜って感じに幸せでした(照



そんなある日のこと。学校で私の友達からおにぃに相談があると頼み込まれたところから話が始まります・・




「一日○○(私)のおにぃを貸して欲しいの!」

おにぃは物じゃないんだけど・・・汗

「次の日曜日がいいんだけどなぁ・・・」

「ふぇ?三人で映画に行く日じゃん!」

えっと・・・この友達をA子とすると・・・A子、B男、私の三人がクラスで仲良くていつもつるんでたのね。そんで映画を見に行こうと・・・約束してたのにこの発言なワケ。

「B男とふたりでもぃぃぢゃん、どうしてもそうだんしたいことがあるし、、、私も後で合流するし・・」

今考えれば「何か企んでるなお主?」とでも言いたい様なこの提案にあっさり乗ってしまったのは当時の私がB男に少し好感を持ってたから。なんかおにぃに似た雰囲気だし・・。

 おにぃにその夜話したら「A子ちゃんが?ま、いいか暇だし」ぐらいのことを言って軽くOKしてくれました。この時点では私はおにぃに対する気持ちを意識してませんでした。

でも自慰の時は「おにぃだけど血の繋がってない誰か」という複雑な人を想像したり(w)おにぃの入浴中に飛び込んで背中を流してあげたり・・・普通じゃないかもしれないケド、私にとってはおにぃに対する敬愛(?)の表現のつもりでした。

 何ていうのか・・仲のいい女友達+αみたいな感じでおにぃの男性性は全く意識しませんでした。

 そして日曜日。私とおにぃにとって運命の日でした。

日曜日。A子はおにぃが一人で家にいる所にお邪魔して、私はB男と映画へ・・。

A子とおにぃが何話してるのか少し気になったり、おにぃを独り占めされてんぶぅな気分だったけど、B男も楽しく話してくれるし映画も楽しいしそれなりに楽しい気分でした。

 

 気にかかったのがB男がやけに優しいこと。喫茶店で「いいよ俺が出すよ」とか、歩道側を歩かせないとか、ドアは私を先に通らせるとか・・。優しい・・とか思う前に不自然というかぎこちなさに苦笑いでした。

「おにぃならこんなこと当たり前のようにやってるし、変にカッコつけなくてもかっこいいのに・・・」

そうおもった瞬間思い出した。

「A子は?そろそろこないの?」

「ん・・・」「いやぁ、、、」とか適当にはぐらかすB男。

「A子と俺で・・・その・・・協力しあったんだ」

協力・・・?

脳裏に刺すような不安が走った。

「どういうこと・・?」

声が掠れる。喉が痛い。頭のなかが我知らず熱くなる。

「俺・・○○が好きなんだ、俺と付き合ってください」

耳に入らない。不安で苦しい・・・・・何で?自分で自分が何が不安なのか分からなかった。

「・・・・・・・」

言葉が出ない。B男が何か言っても耳に入らない。

B男がいきなり抱きしめてきた。

「俺のことそんな風に見れない?」

私の事を覗き込むB男。(今考えれば最大限に不謹慎だが)その顔をみて分かった。

おにぃに似たその表情を。

「おにぃは?おにぃとA子は??」

半分叫んでいたと思う。

「だから協力したって言っただろ?」

・・「協力」の部分がやけに強く聞こえた。

おにぃは?おにぃはA子と・・・

何で?初めからそのつもりで・・?

混乱して目の前がぐるぐるした。

「大丈夫か?」

B男のこえがやけに遠くから聞こえる・・。

「大丈夫・・私帰らなきゃ」

B男の胸から身を離す。

「返事は・・・」

その声を遮って私は叫んだ・・・(らしい・後にB男談・汗)

「私はおにぃが好きなの!!大好きなの!!」





自分の気持ちに気がつくきっかけだったのかもしれない、おにぃがわたし以外に優しくしたり・・ましてや・・。考えるだけで苦しい。おにぃと他の女の子の関係は今まで意識しなかった。でも女の子がA子にすりかわると嫌でも意識する。

私は家路を急いだ。途中の道・・・記憶無い。

いつの間にか家の前に着いた。息を落ち着けて、深呼吸してそれから家に入った。



でも・・・・もしそうだったら?今から踏み込むって事は・・

もしもA子とおにぃが・・・考えただけで赤くなったり青くなったり

想像したくないけど想像してしまう。

(当時まだ中学生なので・・・その辺まだウブでした)

 家の前で行ったり来たり、最初の勢いはどこへやら、すっかり私は中に入るのを躊躇っていました。



 そんな私の出した結論。

 「こっそり様子だけでも見てみようかな・・・」

今考えても「なんかなぁ」なこの選択。でもそのときの私にとっては最良の選択でした(恥

決まったら私の行動は早い。物置から屋根を伝っておにぃの部屋のベランダへ。

傍から見ればただのどろぼ〜さんだったけど(汗

 この時点で私の心情は複雑でした。不安と、おにぃに対する気持ちと、見てはいけないものを見てみたいっていう気持ちが混ざってました。(だからこんな行動に出たのだと思いますが・汗)

 おにぃの部屋はカーテンが閉めてあって私の姿は見えないはずです。

中から何か話し声がするけどよく聞こえません。私はそっと窓ガラスに耳を当ててみました。

(実はこうすると意外と鮮明に聞こえるので・・・・)

初めは他愛のない会話が聞こえてきて学校でどうとか、大学とかバイトとか。

なかよく談笑してるようでだんだんィラィラしてきた。

(私がどんなに心配して・・・)

少し悲しくなった。A子に対する嫉妬もこみ上げてきた。

(もぅぃぃや玄関から普通に入ろう)

馬鹿みたい。何を私は心配してたんだろ?

もう窓ガラスから耳を離そうとか考えた時だった。

「もう、、大丈夫だよね?ちゃんとわかったでしょ?」

おにぃのからかう様な声。

「はいそろそろ帰る時間ですけど・・もう一回・・」

A子の恥ずかしそうな声





(え・・・・・・・?)

多分私の耳はこの瞬間ダンボになったに違いない。

「もう一回何?よく分からないよ」

おにぃの楽しそうな声が聞こえる

「もう一回・・・あの、して下さい。お願いします」

最後は消え入りそうだが確かにこう聞こえた。

(ななななな、、、、、、、、、なにをしているのぉぉぉぉぉぉぉ!)

当時激うぶな私にも分かった。

(してって・・・・・セックス・・・だよね?)

「男と女が一つの部屋にいたらやる事は・・・」なんて言う男子はクラスにいた。

だけど・・・おにぃとA子が???

ありえない。そんなわたしの思考を知ってかしらずか会話は進む。

当時、理性が吹っ飛んでるはずなのに会話の内容は未だに忘れてない。

「仕方ないなぁ・・・A子ちゃんおいで・・」

私が聞いたことのないような色っぽいおにぃの声が聞こえる

(おいでって・・・・・・おにぃ?)

どうにかして中を見ようとしたけどカーテンに全く隙間がない。

(もぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・どこか中が見える場所は・・・・・)

ベランダだから騒ぐに騒げず心のなかで大暴れな私。

「・・・・んぁっ、、はぁ・・ああっ」

完全硬直。一瞬で私の動きは止まった。体が動かない。

聞こえてくる声に耳を澄ませたまま私は動けなかった。

「まだ何もしてないのにヌルヌルだよ?」

「いやぁ・・だってさっきから・・・んんっ、、指はもういやぁ・・・はぁっ・・・」

「じゃあやめる?」

「や、やめないで下さい・・。おねがぃ・・んぁっ」

「さっき教えたばっかでしょ?こういうときは?」

「はずかしぃ・・・・・・・いやっ!舐めるのだめぇ・・・あっ、あっ、んっ、あぁぁぁ・・」

「ちゃんと言わないからだよ・・」

「きゃぁぁ・・ぁぁぁっあん・・はぁ・っ」

(僅かな間)

「ダメ・・・ダメダメダメダメダメ・・・・・・あっっっっっっあぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

「ん?どうしたの??」

「っ・・はぁ・・・お願いします。。おちんちんが欲しいです・・」

「今いったばっかなのに?」

・・・この間全く動けず。

混乱した頭で理解したのはおにぃがA子とHしてることと・・・。

・・・・・・・おにぃがA子に取られたってことだった。

気がついた瞬間涙が出た。

「いやだよぉ・・おにぃ・・いやだよぉ・・」

そんなことを呟いていたと思う。

嫌だった。おにぃとA子がなんて。頭が真っ白になった。何も見えないぐらい苦しかった。

「いやだよぉ・・・・・・・おにぃ・・・おにぃぃぃぃ!」



(この先、一部頭が真っ白で記憶にない(?)のでおにぃの後日の話から再現します)

私はガラス扉を掴むと開けようと引っ張った。だが鍵がかかっている。

更には何を考えたかガラス戸を蹴ったり叩いたりした。

だが中学生の力で蹴破れるはずもない。

ふと目の前にレンガがあった。私はそれを掴むと窓ガラスに二度三度と叩き付けた。

割れた箇所に手をいれ中から鍵を開ける。部屋に入りカーテンを払いのけた。



(おにぃ曰く「強盗かと思った」そぉです・汗。こっからちゃんと記憶あります・汗)

気がついたら私は部屋のなかにいた。腕がガラスで切れて痛い。

目の前に裸のおにぃとA子がいる。ふと、景色が歪んだ気がした。

涙で前が見えない。呆然とした二人を前に泣きじゃくる私。

 どのくらいそうしていたんだろう?おにぃが私の方に歩いてきた。

バチーン!

 それくらいの音はしたと思う。おにぃを私が叩いたんだ。

たしかとてつもない怒りが、悲しみ込み上げてきて我慢できなかったんだと思う。

「おにぃの馬鹿!おにぃなんて大嫌い!」

 それだけ言うと私は猛然と部屋に逃げ込んだ。

それから数日私は学校にも行かず、ずっと閉じこもっていた。

悲しくて、寂しくて、辛くて、気持ち悪くて。

 おにぃの顔なんか見たくなかった。A子にもB男にも会いたくなかった。

ずっと泣いたまま食事もほとんど取らず・・2日ほどそんな日が続いた。

 何度もおにぃが話しかけに来たし、A子からも電話があった。

だけどその全てを無視していた。聞きたくなかった。



 三日目の夕方だった。B男が家に訪ねてきた。



「帰って」

開口一番私は言った。

「頼む。どうしても大切な話があるんだ」

「聞きたくない」

「お願いだ・・・・頼む・・・」

「嫌」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と気の長いやり取りの後、折れた私はB男を部屋に招きいれた。



「その・・・日曜はごめん。○○の気持ち考えてなくて」

「そう」

「いやこれが言いたいんじゃなくて・・・その・・・○○の兄貴についてさぁ・・・」

「え・・・?」

「だって日曜日に・・」

「え、あ・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

★回想



「私はおにぃが好きなの!!大好きなの!!」



回想おしまい

「え・・・いや、、その・・・」

私は混乱した。

(そういえばそんなことが・・)

「いいんじゃねぇ?」

「え?」

「誰にも言ってないしよ・・・」

「う、うん」

「それに悪いことじゃねぇよ・・それに・・俺はむしろすっきりしたし」



(あ・・・・・・・)

「ご、ごめん・・・私・・・あの、、」

言葉が見つからない。私は彼の気持ちに何を返しただろう?

「いいよ・・謝られるとつらい・」

寂しげに笑うB男。

「あ・・・うん、うん・・・」

「・・・で日曜のことA子から聞いたよ。」

「え・・・・・・・・・」

急に体が緊張する。

「いや、、俺もよく分かんないんだけど・・・本人の口から聞いたほうが早いだろうし」

「・・・・・・・・・・・」

「聞きたくないとは思う。だけどこのままでいいのか?」

「・・・・・」

「A子もお前に話したいことあるって、誤解を解きたいとか謝りたいとか・・・」

「・・・・うん」

「頼む・・A子と話してやってくれねぇか?・・・なぁ・俺さ、お前らと三人でまた学校でバカやりたいんだよ。楽しいんだよ・・・だから頼むよ、、なぁ・・。」

「・・・・分かった。いずれ話さないといけないだろうし・・今日A子部活??」

「いや、休んでるよ。家にいるはず」

「分かった今から行くよ」

「うん、ありがとな。じゃあ俺帰るな」

部屋から出ようとするB男

「あの・・・・」

「ん?」

「ごめんね・・・それからありがとね・・・」

返事をせずに後ろを向いたまま片手を挙げてB男は部屋を出た。



それから準備を初めて約30分後。私はA子の家のインターホンを押した。

出てきたのはA子。複雑そうな顔をしてドアを開けた。

「ごめん・・親いるから外出よ」

近くの公園まで歩く間一言も口を利かなかった。

公園の手近なベンチに座る。

「B男と話したよ・・話って何?」

「うん・・日曜日のことだけど・・。お兄さんに頼んだことなんだけどね・・」

「うん・・・・・」

「その、、私前に彼氏いたでしょ?」

「知ってる。」

「彼氏とHした話したよね?あんまし気持ちよくないどころか痛かったって」

「猿みたいにヤりたがる彼氏でしょ?それがなんの関係あるの」

「・・・・・・・・・・」

しばし無言が続く。A子は口を開かない。

「怖くなったの・・」

「?」

「みんなHは気持ちいいって言うけど私は・・・痛いだけで・・だから変なんじゃないかって。このまま一生気持ちよくなれない変な体なのかと思うと夜も寝られなくて・・」

今考えればとっても思春期な悩みだけど当事の私はマジメに聞き入ってしまった。

「だから・・・」

「だから一番身近な人のなかでHが上手いと思われる年上の人=おにぃを拝借しちゃおうかなぁ〜・・・とか思ったわけね?」

「そうそう!だって○○のおにぃかっこいいしさぁ〜・・いっぱい経験したんだろうなって」

「ふ〜ん」

「あ、、、ゴメンいや・・・その・・」

こんな調子のA子を見ていたら怒る気すら失せてしまった。

「もぅいいよ・・・つまりそーゆーことなのね?」

「うん・・・ゴメンね・・」

どちらかというとこの時点で簡単にA子と寝たおにぃに怒りの矛先が向いてきた。

2日間も引きこもったのがバカらしくなってきた。

「ふぅ・・すっきりしたし帰ろうか?」

「え・・・すっきりしたって○○はもうおにいさんと話したの?」

「・・・・・・・・え?」

「だって○○はお兄ちゃんのこと・・・なんでしょ?」



考えてみたらあの状況で分からないわけがない。



「え・・あ・・う・・い」

真っ赤になる私。

「悪いことじゃないじゃん?私らも応援するよ♪」

「そう・・ありがと」

素敵な友人達だ。後にそう思った。



「ちゃんとおにいちゃんと話するんだよ?うやむやにしたりしたら後で苦しくなるからね??じゃあね〜また明日★」

帰り際のA子の台詞により自体を把握した。



当たり前だ。



あの状況でおにぃが気がつかないわけがない。



今日は親は帰らない・・・・



逃げられない・・・・ついにおにぃへの気持ちと真正面から向き合う時が来た・・・



家に帰るとまだおにぃは帰ってなかった。

(バイトかな・・?そういえば2日間夕飯はどうしてたんだろ・・・?)

親が留守がちな我が家では夕飯は主に私の仕事。

(おにぃおなかへってるかなぁ・・?)

おにぃは外で食べるのがあんまし好きじゃない。私の料理が一番だといつも言っていた。

(やだ・・何で泣いてるんだろう・・私)

おにぃのことを考えると急に涙がこぼれた。胸がドキドキした。

(今日は生姜焼きにしよう・・おにぃに食べてもらわなきゃ・・)

生姜焼きはおにぃの好物。私は早速準備に取り掛かった・・



八時前。バイクの音が聞こえる。

(おにぃだ!)

程なくおにぃが台所の明かりに気がついて、やってきた。

「おかえり、おにぃ」

「え・・っと」

「今日は生姜焼きだからね?ご飯食べてきた?」

「いや・・・」

「よかった・・すぐ温めるね」

私はごく自然に振舞った・・つもりだった

それさえ不自然なのは承知だが、敢えてこんな風に振舞った。

「おにぃ・・?」

「ん・・?」

「おぃしぃ?」

「う・・うんおいしいよ」

「ホントに?」

「ああ、当たり前だろ・・」

「よかった・・あ、おにぃご飯食べたら食器流しに置いておいてね?後・・」

ここで心拍数が跳ね上がったのを意識した。

「後で話あるから私の部屋に来てね?じゃ」



・・上手くいえたほうだと思う。おにぃの返事も待たずに出てきたけど・・・

・・・・私は部屋でおにぃを待つことにした

コンコン・・・・ガチャ

おにぃが入ってきた

「遅ぃ〜」

「ごめん。。それで・・その」

‘話がある‘の意味は分かってるみたいだ

・・・それにしてもこんなにうろたえたおにぃは見たことない

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

沈黙を破ったのはおにぃだった。

「○○・・・俺、、この二日間さ・・ずっと思ってたことがあるんだ。A子との事見られてさ・・口も利いてくれなかっただろ?○○に嫌われたのかなぁ・・・て思って。でも仕方がない、自分の招いた種だ、ってそう納得しようとした。」

「うん・・・」

「でも・・やっぱり何か違うんだ。朝起こしてくれる○○がいなくて、ご飯作って待ってる○○がいなくて、何か・・・違うんだ・・上手くは言えないけど・・一日中○○のこと考えたり・・すごく苦しくなったり・・絶対に誤解されたままは嫌だって・・生まれて初めて思った。」

言葉に悩むおにぃ・・・今考えればすごく珍しい光景だったはず。

「○○・・・○○は俺にとって一番大事な人なんだって・・・ずっと思ってた。妹とかそういう枠をとっぱらってさ・・誰よりも大事な人だ。だから・・誤解しないで欲しい、A子とのこと。悪いことだって反省してる。○○には許して欲しい・・すまなかった・・」

・・・・いくらなんでもおにぃの言いたいことはお馬鹿な私にも分かった。

いつもの様にはぐらかさない・・こんな調子でおにぃが謝るってことは。

いつもの飄々とした感じではなく真剣なまなざしをしてるってことは。

「「○○・・・○○は俺にとって一番大事な人なんだって・・・ずっと思ってた。妹とかそういう枠をとっぱらってさ・・誰よりも大事な人だ」この言葉の意味することは。

言い回しが回りくどいのはおにぃの癖・・でも・・

「おにぃ・・私は、おにぃの事が誰よりも大事で・・好きだよ。もう、気がついちゃったのかもしれないけど・・」

「・・・・」

「おにぃ・・?信じていぃ?私の事一番誰より大事だって・・。私の事受け止めてくれる・・?」

おにぃの言葉を確認しながら私は涙が止まらなかった。

時間を置いておにぃがうなずく。

「あぁ・・俺を信じろ。俺の事信じてくれるか?」

おにぃに抱きしめられる。

それが答えだった。

「おにぃ・・おにぃ・・。う・・ひっくぅぅ・・うわぁぁぁぁぁぁん・・・」

おにぃの胸に抱かれながら私は泣きじゃくった。全部の感情があふれ出たかのように・・

そんな私の頭をおにぃはずっとなでなでしてくれた・・優しく優しく、私が泣き止むまで・・

血が繋がってるとか・・その時はどうでもよかった。ただ・・ただ・・おにぃに受け止めてもらえた事が嬉しくて・



「おにぃ・・あのね私も話があるの」

「ん・・?なんだい?」

私の髪を撫でながらおにぃは答える。

「私ね・・・A子とのこと許してないから」

「え・・・」

おにぃの手が止まる。

「許して欲しいならわたしのお願い聞いて。聞いてくれなきゃずぇ〜ったい許さない!」

「わ、わかった、、聞くから聞くから・・な?でお願いって何だ?」

ちょっと怯えた顔のおにぃ。

「あのね・・A子におにぃがしたこと、私にも全部して欲しいの・・」

「え・・・あ・・」

「聞いてくれないと許さないからね!」

・・・ごめんねおにぃ。口実が欲しかっただけなの。

完全に思いつき発言だった。今日この日にもっと思い出が欲しい・・そんな気持ちからでた発言だった。

「○○・・本当にいいのか?」

「うん・・・お願い・・」

おにぃがゆっくり立ち上がる・・私をそのままお姫様だっこしてベットまで運んだ。

「怖い・・?」

「・・・うん・・・おにぃ?優しくしてね?」

私を布団に寝かせるとおにぃが横に寝そべってきた。

私はキャミとショートパンツだけ、おにぃはシャツとハーフパンツだけ。

お互いの体温が嫌でも伝わる。

「目つぶって・・」

「こう・・?」

ちゅっ・・・とついばむ様な軽いキス

「ふふふふ・・・♪」

「?」

「初キスはおにぃとだぁ☆嬉しぃ・・」

おにぃは笑顔になって私の頭をなでなでしてくれる

おにぃの上になったり下になったりしながら、たくさんキスをした

「おにぃ・・大好きだよ」

「○○、俺もだよ」

いっぱいキスをしたら、なんか体が軽くてふわふわした感じになってきた。

「おにぃ、なんかふわふわして気持ち良いよぉ・・」

思えばおにぃは緊張を解こうとしてくれたのだろうと思う。

「○○?キスするの好きか?」

「うん♪」

「じゃぁこういうのはどうだ?」

「ぇ・・・ふぅんっ!」

息が止まるぐらいのディープキス。

さっきまでの綿菓子のようなキスじゃなくて、貪るようなキス

「はぁ、はぁ・・おにぃ〜・・はげしぃよぉ・・」

頭がくらくらする。体が熱い・・。

「ドキドキしちゃってるよぉ・・」

(↑今なら「感じちゃう」とか言ってしまうのだけれど・・照れてましたw)

キスしながらおにぃは私の背中や腰に軽く指を這わせる・・

おにぃの指もキスも気持ちよくて、私は自分からおにぃに脚を絡ませて抱きついた。

おにぃはきつく抱きしめながら何度もキスをしてくれた・・。

「おにぃ・・おにぃ・・」

うわごとのように繰り返しながら私からも唇を求める

この時点で目の前がチカチカするほど私は興奮してた・・

ショーツが汗ではない液体で濡れていることも自覚していた。

恥ずかしさと張り付くもどかしさからもじもじしていたら、おにぃは目聡くそれに気がついて苦笑いする。

「○○・・どうしたの?」

「わかんないよぉ・・おにぃのいじわる」

おにぃが気がついてる事はなんとなく分かった。

そのせいで更に頬が熱くなる。

「恥ずかしい?」

「・・・うん。」

「今日はもうやめにする?」

「やだ・・それだけはやだぁ・・」

恥ずかしいだけじゃない・・もっとして欲しい。

口には出さない変わりにおにぃにぎゅっとしがみつく。

恥ずかしいけどおにぃに任せたらもっと気持ちよくなれる・・

おにぃの胸に顔を埋めながら私は徐々に体の力を抜いていった・・



おにぃの手が私の服にかかる。私はじっと目を閉じて恥ずかしさに耐えていた。

「○○・・・」

気がつくと全部の服を脱がされていた。

ふだんお風呂に飛び込んだり目の前で着替えたりしてるくせに、おにぃは服を着ているのに私だけ全裸の状況が急激に恥ずかしくなった。

「綺麗だよ・・真っ白い肌してる」

おにぃの指が裸の胸をなぞる・・だが急に聞きたいことができてその腕をつかむ

「おにぃ・・もしかしてわたしが背中流したときや着替えてるとき私の裸見た・・・?」

「・・・いや見たというか見えたというか・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「おにぃのH・・」

「・・・・・・・」

「おにぃのスケベ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

おにぃが固まってる。

「そんなおにぃは裸にしてやるぅ〜☆」

おにぃの服を脱がせにかかった。

自分だけ全裸が恥ずかしいのと・・・後は興味があることがあった

(男の人は興奮すると・・・)

一緒にお風呂に入ってもおにぃは絶対見せてくれなかった部分。

どうしても見たいという衝動に駆られて止めることが出来なかった。

「わ〜、、分かった分かった・・自分で脱ぐから」

おにぃがバサバサと服を脱ぎ捨てていく。

最後の一枚で躊躇ったきがするが意を決したように脱ぎ捨てた。

(うわっ・・)

最初の感想。

「おにぃ・・・・?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまん」

おにぃのアレは見事に天を向いていた。

(今考えればスマンって・・おにぃ)

セックスがどういうものか知らなかったわけではない。

でも「こりゃないでしょ・・・」というのが正直な感想だった。

「おにぃも興奮してるの・・?」

「・・・・・・・・・・・・ああ」

「私がお風呂入ったときもこうだったの」

「・・・・・・・・・・・さぁな」

「触ってもいい?」

おにぃの返事も聞かずに触り始める。

(大きい・・それに熱くて硬い・・)

両手で握ってもまだ長さが余るソレはおにぃの華奢な体には不釣合いだった。

(生物学的興味(笑)というべきかいろんな角度から触ったり眺めたり・・とにかく興味深々な私でした。)

「痛くない・・・?」

「ああ・・」

急におにぃに抱きしめられてキスをされた。

「ぉ・・おにぃ・・?」

「人のモノであんまし遊ばないよぉに」

ペチペチ頭を叩かれる。

「ふにゅ・・ごめんなさぃ・・」

今度はナデナデ

「おにぃ・・大好きだよ・・」

返事はキスで・・と言わんばかりに唇を奪われる。

その勢いのままおにぃの下に体が移動する。

「ふぁ・・おにぃ・・」

おにぃの本格的な愛撫が始まる。

初めてだったし、今に至るまでおにぃ意外と寝た事がないので分からないけど素直に上手いと思った。的確・・というよりどうすれば興奮するのかを分かりきってるのではないかと疑うような愛撫だった。

 特に下半身を口で責められたときは、おにぃの舌が往復するたびに体が痙攣したようにビクビクなってしまった。

 ヌルヌルしたものが溢れるようにして止まらない・・・掬っても掬っても追いつかなくて、溢れ出た愛液が太股までしとどに濡らすようになった時おにぃは言った。

「○○・・いい?」

「・・・ぅん」

おにぃの体が一瞬離れる。財布のなかからコンドームを取り出し付ける。

「おにぃ・・もぅ一回キスして・・」

おにぃが優しく口付ける。

「行くよ・・○○」

ぎゅっとおにぃの腕を掴んだ。

おにぃは正上位で口付けたままゆっくり入ってくる。

「ぅぅ・・う」

あまりの圧迫感と異物感・・それから少しの痛みに呻き声が漏れる。

「○○・・見てごらん。全部入ったよ」

体を起こしてみるとおにぃのが私のに根本まで納まってる。

この光景をみたら繋がってることが実感できた。

同時に少し嬉しくなった。

「ふふふ・」

「ん?」

「私とおにぃは今二人で一つなんだね。」

「そうだな・・」

おにぃが満面の笑みを浮かべる

「痛くないか?」

「ん〜・・・・思ったより痛くないょ。でもなんかいっぱい変な感じがするよぉ・・」

「動いても大丈夫か?」

「うん・・・いいよ・・おにぃの好きなよぉにして・・」

おにぃの腰が動き始める。

今から考えれば異常なぐらいゆっくりな動き。

それでも私は圧迫感と異物感に押しつぶされそう。

「はぁ・・はぁ・・・おにぃ。。おにぃ・・」

「○○・・・○○」

そんなことを15分も続けていたときであろうか。

「○○・・俺そろそろ・・」

私は黙って頷く。

おにぃの動きが少しだけ早くなる。

「おにぃ・・おにぃ・・。」

「○○・・○○・・」

荒い息を吐きながらお互いの名前を呼び続ける。



「・・・・・・・っ・・・はぁ・・はぁ・・」

おにぃの動きが止まる。

(あ、中でビクビクいってる・・)

「おにぃ・・・」

二人とも汗でベタベタになっていた・・。

「おにぃ。今日は記念日だね・・」

「そうだな・・○○の初体験記念日か?」

いつものおどけた調子。

「違うよぉ・・・二人の最初の・・その。。恋人の記念日だよ。」

言いながら照れてしまった。

「そうだな・・これからの二人の一日目だな。」

「おにぃ・・・大好きだよ・・」

「俺も大好きだよ・・」

長い長い口付けをする・・

このときまだ繋がったままだということに気がつく

「あ・・・抜くよ?」

「うん・・・・んっ」

痛みはあまり無いものの僅かに出血していた。

「まだなんか入ってるよぉな気がするよぉ・・」

「う〜ん・・・その内慣れるって言うのも変だけど・・・」

おにぃが頭を掻く。

「じゃぁいっぱい慣らしてね・・おにぃ?」

「ああ。任せとけ」

おにぃに抱きしめられる。

「お風呂でも入るか?」

「いいや・・おにぃとこうしてたいの・・朝までこのままで居て」

「分かった・・久しぶりだなこうして寝るのも」

「ふふふ・・」

「ははは・・」

昨日までの疲れもあって二人ともすぐに寝てしまった。

私は久々に幸福な眠りにつくことが出来た。

朝起きて、おにぃの寝顔をみて思った。

愛する人の腕のなか・・この幸福が続きますよぉに。

今日は休みだ・・親はまだ帰らない。

もう少しだけ寝ていてもバチは当たらないだろう。

おにぃの横に潜り込み私は二度目の眠りについた。



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