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エッチな体験談

黒髪清楚系なのにクソビッチだった彼女

  
ガチで黒髪清楚系だった俺が彼女(以下『ビッチ』と表記)と出会ったのは高校2年の春だった。

きっかけは俺が所属してた部活にビッチが入部してきたことだった。
第一印象は普通。
特に気にも留めなかった。

でもある日を境にビッチを意識するようになる。

帰り際に、「さようなら~」と笑顔であいさつされた。
なんと童貞の俺はこれだけでドキッとしてしまったのだ。
その日、俺は思い切ってビッチにメールしたんだ。
女子にメールとか初めてだったからマジで緊張した。
そしたらビッチは可愛らしいデコメを送ってきた。

(これが女の子のメールかぁ・・・)と感動したもんだ。

まあメールの内容は忘れたけどすごい楽しかった気がする。
そんなこんなで俺とビッチは毎日メールをするようになった。

そんなある日、俺はビッチと遊ぶ約束をした。
俺マジで興奮wwww
まさか女の子と遊ぶ日が来るとは夢にも思わなかったからな。
結果を言うと、その日、俺はビッチに告白して付き合うようになった。

ビッチと付き合うようになってしばらく経ったある日、俺は部活帰りにビッチと一緒に土手に座っていた。
そしてビッチは突然こう言った。

「ねえ俺君・・・胸、触ってみない?」

童貞の俺は当然躊躇した。

俺「えっ・・・いや、え?でも・・・あ、え?」

ビッチ「ほら、触ってよ」

俺「・・・」

ビッチ「ほら、あと5秒以内。5、4・・・」

俺は生まれて初めておっぱいを揉んだ。
今思えばこの時点で気づくべきだったんだな。
キスより先におっぱいって・・・。
まあ童貞だったんだ、許して。
それからまた経って、俺はビッチとセックスをした。

一気に時間が飛ぶが、10月のとき、事件が起きた。
一緒に帰ると約束していたにも関わらず、ビッチの姿がすでになかったのだ。
俺は怒りを覚え、ビッチにメールをした。

『約束してたのに、なんで帰ったの?』的なメールだったはず。

するとビッチは・・・。

『うち・・・俺君のこと好きかわかんない・・・』

俺は衝撃を受けた。
俺は激しく動揺して目の前が真っ白になった。
嫌われるようなことは全くなかったはずだ。
俺はすぐにビッチに会った。
俺が泣いて謝ったところ、ビッチは俺のことをやっぱり好きだと言ってくれた。
思えば、あの関係はこの頃からだったか・・・。

それから1ヶ月後、俺はまたビッチに、「俺君のこと、好きかわかんない」的なことを言われた。
今度は電話をした。
もちろん俺は泣いている。

ビッチは、「俺君泣いてるでしょww」みたいに明るく言ってたから、まだ脈はあると安心した。

今思えば小馬鹿にしていたんだろう。
話した結果、今回は距離を置くということになった。
それで俺はだいぶ参ってしまった。

俺は同じ部の男友達(以下『友A』と表記)に相談することにした。
友Aは俺と違って恋愛の手練れだ。
冷静なアドバイスをしてくれた。
しかし俺は友Aのアドバイスに不満を感じていた。
どれもこれも決定打に欠ける。
そして俺は以前ビッチが「男らしい人が好き」と言っていたのを思い出す。
俺はその日、頭を丸めた。
今思えばアホらしいが、俺には『坊主=男らしい』の方程式が成り立っていた。
変わり果てた俺を見て友Aは、「まじかwwお前すごいなwww」と言っていた。
一方俺はと言うと根拠のない自信に満ち溢れていた。

(これなら絶対イケる!)と思っていた。

少なくともこの頭を見れば反応してくれるだろう。
しかしそれは幻想だった。

自信満々で部室の戸を開く。

「こんにちはーッ!!」って元気に入った。

俺を見てクスクス笑う部員の中にビッチの姿もあった。
しかしビッチは俺を一瞥しただけですぐにそっぽを向いた。
期待外れの反応に俺は一気に滅入った。
友Aを廊下に連れ出して泣いた。

友Aは、「そんなに自信あったのかww」みたいなこと言ってた。

しかし、頭まで丸めたのだ。
ここで引き下がっては意味がない。
俺は友Aと友Bを連れてマックに行き、ビッチにメールを送った。

『俺、男らしくなった?』みたいなメール。

しばらくすると返信が来た。
俺は怖くて見ることができなかったので、友A・Bに見てもらうことにした。
その返信を見た2人は「oh・・・」と言いながら俺に携帯の画面を見せてきた。
そこには、こうあった。

『男らしくってそういうことじゃない。てか、距離置いてるのにメールしないで』

当たり前です\(^0^)/

それからずっとそんな状態が続いて、ある日ビッチに呼び出された。
案の定、別れ話だった。
ある程度予測できていた事態だったが、俺は泣きまくった。
最後にキスもした。
でも俺は悲しい反面、これでいいんだと開き直っていた。

ところが突然ビッチが、「これ、俺君に言っていいのかな」とか言い始めた。
渋るビッチから聞き出した真相。

ビッチ「実は・・・友A先輩と色々してたんだ」

最初はただその言葉を情報として受け止めていた。
しかし家に帰りつくと、沸々と激しい怒りが込み上げてくる。
怒りの矛先はビッチではなく友Aだった。
後日、友Bを問い詰めたところ、ビッチと友Aの関係を知っていたらしい。
しかし人間関係が壊れるのが嫌で黙っていたらしい。

考えれば考えるほど俺の怒りはどす黒いものへと変わっていった。
友Aは俺が相談をしたとき、どう思っていたんだろう?
俺の知らないところで何回セックスしたんだろう?
キスしたあの唇も、あいつのチンポを咥えていたと思うと吐き気がした。

友Bづてに俺が真相を知ったことを聞いた友Aは俺にメールを送ってきた。
内容は謝罪と謎の言い訳。
そして『俺を殴ってくれ』と最後に書いてあった。
どこの青春ドラマですかwwwwwwwwwwwwww

結局、友Aとは殴って和解した。
なぜか友Aのことを許してしまった。

一方ビッチは問い詰めてもテンプレのセリフしか出てこない。

「俺君より友Aのほうが頼もしかったから」とか「ウチと付き合ってた時もそんな風に怒って欲しかった」とか、挙句の果てには・・・。

「キスは俺君のほうが良かったよ!」

黙れ!
クソビッチがああああああああああああああ!

友Aは心から反省してるようだったし、これ以上こういう関係がないようにと念を押したから、とりあえず今回の一件はなかったことにした。

しかしビッチの暴走は止まらない。
ある部活帰りに俺と友Bがマックに寄った時、友Bのケータイにメールが。
発信元は・・・ビッチ。
友Bは俺にそのメールを見せてくれた。

『友B先輩、今マックにいますか~?(絵文字)』

えらく媚びた文面だなと思ったが、特に何も思わなかった。
別れた後もなんだかんだでビッチとメールをしていた俺。
実を言うと未練タラタラなのだ。
そんな中、あるメールが。

『実は好きな人ができました(絵文字)』

まあ問い詰めたところ、やはりその相手は友Bだった。

(部内の男全員、穴兄弟にするつもりかコイツ・・・)

後から話を聞くと、2人はこっそり会ってはいたものの、結局友Bがビッチを振ったらしい。
ビッチ初の黒星!
ざまあああああああああああああああああああああ!
そして友Bマジ紳士!

こうして3人揃って穴兄弟は免れたものの、なぜか俺はまだビッチのことが好きだった。
そして俺は友Bがビッチを振ったのをいいことに、ビッチに2度目の告白をした。
どうかしてるぜ!
ビッチは泣いて喜んでOKしてくれた。

(やっぱりビッチには俺しかいない!)

俺は謎の自信に満ち溢れていた。
俺もビッチもたぶん幸せだったと思う。
俺もビッチを想っていたし、ビッチも俺を想っていた。
それでいいじゃないか・・・と、思っていた時代が僕にもありました。

俺が再びビッチと付き合い始めたのを知ってるのは友Bだけだった。
まあ友Bは俺とビッチが付き合ってるのを快く思ってなかったようだったけどな。

友Bの説得により、俺はようやく目を覚ました。
あんなクソビッチとは別れてやろうと、俺は話をつけるためにビッチ宅へ向かった。
俺の口から別れの言葉を聞いたビッチは悲しんでいる・・・ように見えた。
静かに「・・・はい」と返事をする。
そんなビッチが急に愛おしく感じた。

「ま、まあ、これからも仲のいい友達だよ!」

懲りずに、またフラグを立ててしまった。
しばらく沈黙が続いた。
ビッチのある言葉によってその沈黙は破られた。

「ねぇ・・・最後にキスしよ?」

俺は少し迷う振りをしてから了承した。
ホントに学習しねぇwwwwwwwwwwwwww
ビッチにキスされると反射的にエロい気分になった。
まだ垢抜けてない非童貞だから許して!

すると、ビッチは俺をそのまま押し倒して、俺の愚息をズボンの上からさわさわしてきた。
俺、フルボッキ。

「最後だからいいよね?」と、訳の分からない言い訳を自分にした。

マジでクズ。
まあビッチの家族が途中で帰ってきたので最後まではいかなかったが。
行為を終えたあと、ビッチは甘い誘惑をしてきた。

「これからはこういう関係ってダメかな?」

つまりセフレである。
いや、セフレなんて男子校生の誰もが憧れることだろ?
ましてや性欲盛んな高校生だぞ?
超ウルトライケメンリア充以外なら誰でも引っ掛かるわ!

俺は一瞬誘いに乗りそうになったが、残っていた理性をかき集めて断った。
そのあと、ビッチが俺を家まで送ってくれた。
俺は家に着き、ビッチはまた家に引き返していった。
その寂しそうな後ろ姿を見て、俺の決意は激しく揺らいだ。

結局、別れ話はグダグダになってしまったので、日を改めてまた話をすることにした。
今度は公園で。
これなら心配ないね、と。

俺は約束当日、待ち合わせの公園に向った。
するとなんということでしょう。
ビッチの隣に見知らぬ男が。
俺は(え?)と思いながらもビッチのもとに行った。

(どうしよう?俺、やられるかも?)とビビっていたが、その男は「ども・・・」と言うと去って行った。

その後、ビッチとの別れ話はあっさりと終了し、俺はビッチと談笑をしていた。
するとビッチが俺にこんな質問をする。

「ねぇ、年上の人と付き合ってる人ってどう思う?」

俺ははっと思い、尋ねた。

俺「もしかしてビッチちゃんのこと?wwwww」

ビッチ「違うよ、友達の話ww」

俺はいつも人の言うことを鵜呑みにする癖がある。
いとも簡単に信じてしまった。

俺「なんだwwwその人って何歳なの?wwwwww」

ビッチ「30歳くらいって言ってたww」

俺「すっごい年の差wwwwww」

そのあと2人でぶらぶらしていたらビッチが突然しゃべりだした。

ビッチ「さっきの話ね、実はうちのことなの」

俺「あ、やっぱり?wwwwwww」

俺は驚愕した。
ビッチの話によると、突然道を尋ねてきた人と今、付き合ってるとのこと。

(どうしてそうなった・・・)

俺はふと疑問に思い質問する。

俺「その人とは、いつ知り合ったの?ww」

ビッチ「あー、俺君を家に送った帰りだよ」

俺「・・・」

詳しく聞けば、俺を送った帰りに見知らぬ男性に道を聞かれたらしい。
どういう経緯かは知らんが、その後、その男の家に上がったらしい。

「セックスした」とまでは言ってなかったけど・・・絶対してるよね?

俺は、(もうダメだコイツ)と思った。
あの日、ビッチの後ろ姿を見て愛おしいと感じた自分を恥じた。
悶々とする俺をよそに見知らぬ男とよろしくやってたわけだ。

それ以来、俺がビッチと関わることはなくなった。
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