同期入社の男とのセックスにはまった婚約者
- 2018/12/03
- 16:10
もう２年も前の話です。俺には婚約者がいました。
就職後に飲み会で知り合った女の子で、会った当時はお互い24歳でした。初めから可愛いなって思ってて，席が隣同士だったのがきっかけで仲良くなり、付き合い始めました。
彼女を仮に雅美とします。雅美は、性格はおとなしめで、色白のやや小柄な体格をしていました。バストはかなり大きい方で巨乳の部類に入り、ウエストは細くヒップはやや大きめです。
俺が残業から疲れて帰ってくると、料理を作って待っててくれてるような、優しく
て気立てのいい女の子でした。
お互い酒が好きなほうで，デートの時にはよく居酒屋やBarに行き、楽しく飲んでたも
のでした。
セックスはお互い初めてではありませんでしたが、体の相性は良く、雅美は俺とする
ようになってから初めてイクようになったと言ってました。
付き合って２年半の後、俺に異動の話があり２年ほど地方の支社に行くことが決ま
ったんですが、
「離れるのは辛くて嫌だ、そんな辛い想いをするなら別れる方がいい」
と、雅美が泣いていた時に、プロポーズをしました。
帰ってきたら必ず結婚しようと話した時の、雅美の泣いたような笑ったような顔を
今でも覚えてます。
結納を済ませ転勤した後も、お互いマメに連絡を取り合い、休みの時は飛行機に乗
って会いに行ったものでした。
転勤から1年ちょっとほど経ったある日。
俺の兄夫婦の不妊症の原因が兄の無精子症であることが判明し、俺も検査するこ
とになったんです。
結果は、俺も無精子症でした。
目の前が真っ暗になり、体がガタガタと震えました。
自分の体の欠陥についてのショックも大きかったのですが、雅美と結婚しても子供
が出来ないといった事実が怖かったんです。
雅美は子供好きな方で、雅美の姉の子供の写真を見ながら、「わたしにもかわいい
赤ちゃんが出来るかなー」と言ってたほどでした。
この事が雅美に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、恐ろしくて仕方があり
ませんでした。
しかし黙っておく訳にもいかず、本来帰る予定の無いその週の週末に、急遽雅美の所
に帰りました。
普通なら前もって連絡を入れてから帰るところなんですが、雅美と話すのがまだ怖か
ったので、何も伝えないままの帰郷でした。
雅美の住んでるマンションの前に夜の８時頃着きましたが、雅美の部屋の明かりは
点いていません。携帯に電話したけどつながりませんでした。
ドアにも鍵がかかっており、どうやら外出してるようでした。
このとき、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、帰郷の時は雅美の部屋に泊ま
っていたため、彼女が帰ってくるまで居場所がありません。
合鍵は持っておらず、俺の実家は遠いため、わざわざ帰る気もしませんでした。
しかたなく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、馴染みのBarに行って暇を潰
すことにしました。
Barの入り口まであと10数メートルまで来たところです。入り口から見馴れた人
物が出てきました。
雅美でした。
思わず声をかけようとしたところ、雅美の隣に男がいました。
俺の見覚えのあるヤツで、同期入社した吉沢でした。
俺とは結構仲が良く、転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、既に結婚し
子供も一人いました。
雅美と吉沢は、俺を介しての顔見知りであり、たまに３人で食事をしてた程度の
知り合いだったんです。
二人はBarから出てくるなり、腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、俺の居
た所とは別の方向へ歩いて行きました。
その姿は、どうみたって恋人同士の様でした。
俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。
なんだこれ？なんで雅美が吉沢と一緒にいるの？
二人を見失いそうになった俺は，ようやく慌てて二人の後を追いました。
追いながら、嫌な予感が一杯でした。
二人が歩いていく方向は、雅美の部屋があるマンションです。
後をつけていた時の俺の顔、たぶん凄い顔してたと思います。すれ違う通行人が、
ギョッとした顔をしてましたから。
多分送って行くだけで、そのあとバイバイなんだろ、今日はたまたま一緒に飲み
に行って、
雅美は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、今はただ酔っているだけ
なんだ。だけど違ってたらどうしよう、まさか浮気、不倫じゃないだろうな？いつから？
もうヤッちゃってるのか？俺がいない間にいつのまに？
そんな事が頭の中を駆け巡ってました。
追いながら，俺は二人に声を掛けることが出来ませんでした。
今でも考えると情けないんですが、多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖
かったんです。
二人は雅美のマンションの前まで来た後、立ち止まり小声で何か話している様でした。
何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。
別れの挨拶だよな、このあと「また明日」って言って、帰るんだよな。
そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。嫌な汗が体から出ていました。
しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。
雅美が吉沢の首に腕を絡ませると、ぎゅーっと抱き合いながらキスしたのです。
かなり激しいキスでした。
軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。
んふ、ふうっ と言う吐息が雅美から聞こえてきました。俺のよく知っている、
感じた時の声です。吉沢は片手で雅美の腰をまさぐりながら、
もう片方の手で胸を揉んでいました。
でっかい胸をもまれる度に
雅美の体がビクンッて小さく震えてました。キスを終えたあと、
二人はマンションの中へ入って行きました。雅美が自分で吉沢の手を取って、です。
その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。
間も無く雅美の部屋の明かりが灯りました。その時、俺の携帯に雅美から着信が入
りました。
雅美「もしもし、わたしだけど。タカちゃん（俺）、今日電話した？」
俺 「う…、うん。」
雅美「ごめんね、電話とれなくって。職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっ
と気付かなくって」
俺 「そうなんだ…」
雅美「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。じゃあ、おやすみなさい」
俺 「あ、ちょっと…」
雅美「きゃっ…、あっ、なに？」
雅美のどこかうろたえた様な声が聞こえました。
明らかに、何かされていそうな感じでした。
本当は、何で吉沢と一緒に居るんだって聞きたかった。何でキスしてたんだって
聞きたかった。
しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、
俺の口から出たのは、本当につまらないありふれた事だけでした。
俺 「どうしたの？具合でも悪い？」
雅美「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね。」
電話がきれました。
もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。
傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、
マンションの塀を乗り越えて、一階にある雅美の部屋の窓を覗きに行ったんですから。
明かりが点いている雅美の部屋の窓には、もちろんカーテンがしてありましたが、
カーテンの隙間から中の様子を見ることができました。
そこで見えたのは、下半身丸出しでベッドに座っている吉沢と、
吉沢の股間に顔を埋めている上半身裸の雅美の姿でした。
ベッドの上には、二人が脱いだ服が脱ぎ捨てられていました。
雅美はかなり几帳面な方で、服を脱ぐときは必ずハンガーに掛けたり
畳んだりするんですが、この時はいかにも急いで脱いだように、
無造作に上着とブラウス、そしてブラが散乱してました。
そしてその上には、同じく脱ぎ捨てられたままの吉沢のズボンとトランクスが。
要するに、雅美の方が真っ先に服を脱いだか、吉沢に服を剥ぎ取られ、
服をたたむ暇も無く吉沢のチンポにむしゃぶりついていた状態だったのです。
俺の時は、そんな事一度もありませんでした。
転勤して滅多に会えなくなり、やっと会えた時のほぼケダモノのような俺が
襲いかかっても、服を整えるまでは必ずお預けをくらってたんです。
凄い喪失感でした。
つまらない事かも知れませんが、
俺にも許してなかった事を吉沢に許していた事がすごく嫌でした。
窓には鍵がかかっており、きっちり閉まっていたため、
二人の声はほとんど聞こえませんでした。
しかしその分、目に入る光景は強烈でした。
雅美はすごい勢いで、吉沢の勃起したチンポをしゃぶっていました。
綺麗な髪を振り乱し、小さな頭が大きなストロークで上下に揺れ動いていました。
こちらからは、雅美の姿は後姿と横顔しか見えず、はっきりとした表情は分かりませ
んでしたが、吉沢はほぼ真正面を向いて座っていたため、気持ちよさそうなツラが丸
見えでした。
野郎のアノ時の顔なんざ、一生涯かかっても見たくありませんでした。しかも、相手
は雅美だし。
だけど、二人の行為を覗いてると、嫌でも吉沢の気持ちよさそうな顔が目につきました。
この時の雅美のフェラチオはすごく情熱的なもので、これと比べると、
俺の時のフェラなんか覚えたての初々しい様なものでした。
何で吉沢にはこんなに激しいフェラをしてるんだ？
俺は窓ガラスに張り付き、食い入る様に二人の行為を凝視してました。
嫉妬で歯を食いしばり、後で気づいたんだけど口の中を噛み切って血だらけになっ
てました。
ここで白状しますが、この時すでに俺のナニはパンパンに勃起し、パンツの中は我慢汁
でドロドロでした。
吉沢は何か一言二言雅美に言った様でした。すると、雅美はフェラチオを中断し、
吉沢は頭をこちら側に向けてベッドに横になりました。
お互い全裸になると、雅美が吉沢の上に覆い被さり、吉沢の下半身の方へずれて行き、
今度は雅美の体の真正面がこちらに曝された形となりました。
小柄な体に不釣合いな程大きいオッパイが、雅美の動きと共に重そうに揺れてました。
ピンク色のやや小さ目の乳首が勃起していました。
雅美は嬉しそうに笑いながら、舌なめずりをしていました。
今まで見たことの無いような、いやらしいメスの顔つきでした。
雅美はチンポ全体にまんべん無く自分の唾を垂らすと、その大きな乳房の間に
チンポを挟み込みました。
パイズリです。始めはゆっくり雅美の上半身が動き、吉沢のチンポを緩やかに刺激
していましたが、次第に雅美の動きが速くなっていきました。
雅美の乳房は、吉沢のチンポを挟んだままの形で歪み、
白い肌は自分の唾と吉沢のカウパーでぬめぬめと光ってました。
吉沢は、パイズリされながら雅美の乳首をつまんで刺激しているようで、
オッパイが上下する度に、両方の乳首が引っ張られたり押しつぶされていました。
その度に雅美は感じているのか、恍惚とした顔でだらしなく口を開け、舌を突き出し、
涎を垂らしてました。
それでも、オッパイの動きはますます激しくなっていきました。
吉沢が雅美のオッパイをガッチリわしづかみにすると、自分で激しく腰を振り立て
ました。
雅美はその乱暴な刺激に相当感じたのか、締め切った窓ガラスを超えて聞こえてく
るほどの大きな声を上げました。
雅美「あひぃぃぃぃいいいっっ、おっぱいきもちいいぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」
今まで聞いたことも無い、雅美の獣のような喘ぎ声でした。
その声を聞いたとたん、俺はパンツの中に射精してました。
自分では何の刺激も与えてなかったのに、です。
思わず膝が砕けそうになるほどの快感でした。
荒い息をつきながら、呆然としてパンツの中に手を入れると、ドロドロした精液が大
量に出ていました。
どうやら吉沢もイった様で、雅美の胸の谷間とオッパイ全体に精液がぶちまけられて
いました。
雅美は、胸の谷間に付着した精液をそのままオッパイごと持ち上げて、啜っていました。
谷間に溜まった精液をあらかた啜りとると、今度はチンポに付いた精液を残さず舐め
とっていました。
ひどい頭痛がしてました。胸が痛くて、胃の中身を全部戻しそうなくらいムカムカして
ました。
雅美が美味そうに飲み込んでいる吉沢の精液と、俺の手にベットリと付いた精液を見
比べました。
以前、雅美に一度俺の精液を飲ませた時、すごくむせてしまって大変な時があったん
です。
雅美が涙まで流して苦しそうだったので、もう二度と無理言わないからって必死に
謝ったんだっけ。
なのに、なんで今あんなに美味そうに、なんのためらいも無く吉沢の精液を飲み込
んでるわけ？
俺って無精子症だから、健康な精液よりかなり不味いのかな？
今思うとそんなことある訳無いんだけど、その時は本当に真剣に悩みました。
その後、吉沢が挿入、体位は騎上位からバック、最後は正常位でフィニッシュでした。
ゴムなんてつけてません、思いっきり中出しでした。
雅美は自分から腰を振りたくって、窓ガラス越しにもはっきり聞こえる大きな声でよ
がり狂ってました。
大きい、すごい、狂っちゃう、いっちゃう、とか、俺とのセックスではほとんど
聞いたことが無いようなイヤらしいヨガり声がガンガン聞こえてきました。
一番ショックだったのは、正常位の時、雅美と吉沢が舌を絡め合うような
ディープキスを何度も交わしてた事でした。
そんな激しいキスを俺以外の男としている所なんか見たくもなかった。
雅美、自分から求めてたし。
俺は、涙を流し、そして勃起しながらただ覗いているだけでした。
事を終えて、抱き合って寝ている二人を尻目にふらふらと塀を乗り越えた後、
俺は二人が最初に出てきたBarに行ってました。
その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、その時の俺にはありませんでした。
マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、
マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、いろいろ話してくれました。
俺が転勤になった後、しばらくしてから雅美が吉沢と一緒にここに来るようになった事、
来るたびに親密さが増していってた事、
酔った雅美が、吉沢と何度も抱き合ったりキスしていた事。
たまに俺と雅美が二人で来ることがあったが、
その２、３日後には必ずと言っていいほど吉沢と来ていた事、等でした。
俺は呆然と、俺の知らない間にずっと雅美と吉沢は
今日の様な事を繰り返していたのかと、改めて理解しました。
それにしても、俺といつも来ている店を浮気の現場にするなんて、雅美も吉沢も何考
えてんだ？
俺って馬鹿にされてるのかな、それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、また
涙が滲んできました。
マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、二人とも燃えるらしいとの
事でした。
マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、
雅美との婚約を伝えていた俺が可哀相でなかなか言い出せなかったそうで、
それを聞いた後、また俺は泣きました。
二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、かなり見苦しかった
と思います。
その後Barを出ましたが、二人が抱き合って寝ている雅美の部屋に帰る事も出来ず、
その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。
結局、一睡もできないまま朝になりました。
夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、俺は雅美のマンションへと向かいました。
そこで見たのは、マンションの入り口から雅美と一緒に出てきた吉沢の姿でした。
別れ際に、二人は軽くキスをしていました。
ああ…、現実なんだなー…
ホント、その時の気持ちと言えば、怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越
していて、ただ哀しい、それだけでした。
名残惜しそうに吉沢に手を振っている雅美の姿が、まるで他人の様でした。
これが、ただ単に吉沢が雅美の部屋から出てきた所を見ただけだったら、
その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、
その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では声をかける事も出来ませんでした。
結局、その日は雅美と会うことなく、仕事先に帰りました。
その後の俺の様子はかなり酷かったみたいで、
会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。
雅美からは、普段と変わらない様子で電話がかかって来ていました。
その日にあった事、今日何を食べたかなどの、他愛も無い話です。
以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、
あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。
会話の度に、また吉沢と会ったのか、ひょっとしたら今一緒にいて、
セックスしながら話してるんじゃないかと、考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。
雅美からは、俺がかなり気の無い生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。
「ねえ、ホントに聞いてる？」と訊かれた事が、何回もありました。
そう言うこともあって、雅美は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。
あの日から1週間ほど経ったある日、雅美がこんな事を訊いてきました。
雅美「ねえタカちゃん、最近なにか様子が変じゃない？」
俺 「ん？そうかな？」
雅美「何か電話しても楽しそうじゃないし、タカちゃんから電話してくれてないし」
俺 「…そんな事無いよ…」
雅美「…ひょっとして、浮気してない？」
俺 「…………」
雅美、お前がそれを言いますか？
どんな神経してるんだ？
そんな女だったっけ？
それとも、前からそうだっただけで、俺が気付いてなかっただけなのか？
何も言えなくて俺が黙っていると、雅美が心配そうな声で言いました。
雅美「まさか…ひょっとして？」
俺 「そんなわけ無いだろ。」
雅美「ほんとにー？」
俺 「俺は、 絶対、 浮気なんか、 しない。」
思わず激発しそうになるのを押さえる事が精一杯でした。
そうとは知らず気を良くした雅美は、こんな事を言ったんです。
雅美「今日は、大切な話しがあるの」
俺 「ん？何だよ？」
雅美「最近、予定日になっても生理が来なくて、病院に行って来たんだけど…
今、二ヶ月だって」
……………
…………
………。
雅美は、本当に嬉しそうに言いました。
雅美「このまえタカちゃんが帰ってきたとき、アレつけないでしたよね、その時かなぁ？」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妊娠？
二ヶ月？
俺の？
雅美「結婚と順序が逆になっちゃったけど、これを機に……」
雅美が何か嬉しそうにしゃべってるけど、途中から全く話しの内容がわかりません
でした。
俺 「……本当に？」
俺、多分、この時は全くの無表情だったと思います。
自分の声が、遠い全然別の所から響いているのを聞いてるような感じでした。
雅美「う、うん」
子供なんて出来るわけ無いのに？
じゃあ、誰の？
どう考えても吉沢だよな。
あいつ、子供が二人になるのか。
そりゃ大変だ。
雅美と吉沢の子供なのに、雅美は俺の子供って言ってるし。
……………
雅美は、くすくす笑いながら言いました。
雅美「嬉しい、あたしとタカちゃんの、赤ちゃんが・・・・・・・・・・・・」
この時からだと思います。
俺、何か壊れちゃいました。
俺 「あーははははははっ、あははははははは」
突然、俺は笑い出したんです。
雅美「ちょ、ちょっと、タカちゃんどうしたの？」
あまりの俺の狂笑っぷりに、雅美はうろたえてました。
俺 「あーーーっはっはっはっははははは、あーははははははははっ」
笑いながら、泣いてました。
ひとしきり笑い泣きした後、雅美にまともに返事をしないまま電話を切りました。
涙でグシャグシャになった顔を洗うため洗面台に行き、そこで俺の顔を改めて
見たんですが、まるっきり逝っちゃった顔でした。
その顔を見て、また笑ってました。
戻ってくると、携帯に着信とメールが入ってました。雅美からでした。
笑うなんてひどいです。信じられません
こっちが信じられないっつーの、と、一人で携帯のメールにツッコミを入れて、ま
た一人で笑って泣いてました。
翌日、俺は興信所に行きました。
雅美と吉沢の関係について調べてもらうためです。あと、前に検査した病院で、
無精子症の診断書も書いてもらいました。
あれから、何度か雅美から携帯に電話やメールが入ってきましたが、
全て相手にしませんでした。
俺以外の子供の妊娠を告げられたあの日から、
俺の雅美に対する気持ちが全く別のモノに置き換わっていました。
それから1週間もしないうちに、雅美の両親から連絡がありました。
妊娠の事実を伝えた時とその後の俺の態度に、雅美が酷く傷ついている、
どういう事か説明して欲しい、との事でした。
俺は、来週末に帰郷するのでその時会ってお話しましょうと言って電話をきりました。
興信所からの詳細な報告は、帰郷の二日前に完成しました。
俺と最後に電話で話した後、雅美は頻繁に吉沢と会っていたようでした。
二人で路上でキスをしているところや、一緒に雅美の部屋に入るところ、
ラブホテルに入り、そして出てくる写真も同封されてました。
妻子持ちの吉沢は毎日雅美と会うわけにもいかず、
３日のうち２日は雅美と会えない日があったようですが、その日に限って雅美は俺
の携帯に電話していました。
吉沢が雅美と会わなかった日と、雅美からの着信があった日を比べると、丸わか
りでした。
それを思うと、雅美も寂しかったのかなとも考えましたが、同情や、可哀相という
気持ちは全く起こりませんでした。
そして、帰郷。
会社の近くのホテルで、雅美及び雅美の両親と待ち合わせしました。
久しぶりの再会でした。雅美にとっては3ヶ月振り、俺にとっては1ヶ月振りの再
会でしたが、俺の顔を見るなり雅美が詰め寄ってきました。
今まで可愛いと思っていた雅美の顔は、怒った顔のせいか、ひどく歪んで見えました。
雅美って、こんな顔だったっけ……と、まるで他人の様にしか思えませんでした。
雅美「今日は、どういう事かちゃんと説明してもらうからね！」
雅美の両親の顔も、雅美からは何を聞いたのかは大体予想はつきますって言うほど、
険しい表情でした。
喫茶店に入り、話をする事になりました。
まず、彼女の父親が口火を切りました。
娘が妊娠した事が気に入らないのか、娘を本当に大事にしてくれているのか、
真剣に結婚する気があるのか、等など。
雅美は俯いたまま、時々上目使いで俺を見てました。
言いたい事があれば、自分で言えばいいのに……と、俺は半ば呆れていました。
そうだな、冷静になって考えてみれば、こいつも色々欠点あるんだよな、妙にガキっぽ
いところとか、親離れできてないところとか、自分の世界に酔いやすい事とか。好きだ
った頃は、そんな事も長所に見えてたんだな。
などと考えながら相手の話に生返事を返していたとき、雅美が目に涙を潤ませながら
言いました。
雅美「今のまんまのタカちゃんじゃ、あたし信じられない。このままじゃあたし、婚
約を解消して、タカちゃんとの子供を堕ろさなくちゃいけなくなっちゃうのよ」
………………
俺との子供・・・・・・・・・・・・ねえ。
俺は持ってきた荷物の中から封筒を一通取り出し、中身の内容が判るように広げました。
診断書です。
三人は最初、文面の内容が良く分からなかったようで、怪訝そうな顔で俺を見ていました。
初めに気付いたのは、雅美の母親でした。
母親 「・・・・・・無精子症？・・・・・・」
そして、父親が雅美の方へ振り向きました。
雅美「え？」
父親「雅美、それ、誰の子だ？」
雅美「な、なに？タカちゃんの子に、」
ここでようやく雅美も状況を把握し始めた様でした。
雅美の顔色が、見る間に蒼白となりました。
母親「あんた、駄目でしょ!!」
母親も雅美同様、顔面蒼白でした。
雅美は顔と両手が痙攣しているかの様に、わなわなと戦慄していました。
父親「誰の子供だって!？」
父親が顔色を真っ赤にして雅美に怒鳴るように問い詰めたところで、
俺はもう一つの封筒を差し出しました。
今度はちょっと厚めの封筒で、興信所からの報告書及び写真のコピーをまとめたもの
です。
封筒の中から、雅美と吉沢が二人でいちゃついて写ってる写真を何枚か取り出しました。
写真を見るなり、雅美はのどが詰まったような声を上げ、写真と俺をきょろきょろ
と見つめていました。
雅美の両親は、写真と報告書をひったくるような勢いで受け取ると、俺の事には目
もくれずに読み出しました。
雅美は、何か訳の解らないような物を見ているような目で俺を見つめているだけでした。
小声で「失礼します」と言った後、俺は喫茶店から出て行きました。
扉が閉まったあと、店の中から雅美のわめき声と、テーブルがひっくり返るような
騒音が聞こえました。
その後、早速飛行機で仕事場へと帰りました。
しばらくは、自宅に携帯にやたら多くの電話がかかってきましたが、会社関係以外の
電話は取りませんでした。
メールも次々と入ってくるため、すぐに携帯番号とメールアドレスを変更しました。
最後に雅美と会ってから約２週間経った頃、実家から連絡がありました。
雅美の両親が直接俺の実家に来て、事の経過を全て話し、土下座をして謝りながら
婚約解消を告げたことでした。
それから更に2ヶ月後。
仕事を終えて部屋に帰ってくると、入り口に雅美が居ました。
雅美はかなり痩せてました。頬がげっそりとこけてました。
俺と目が合うと、雅美は「久しぶり…」と言いましたが、無視して部屋に入りました。
その後、2時間経っても雅美はドアの前に立っていたので、部屋の中へ入れました。
雅美から、事の経緯を聞き出しました。
雅美はかなり口篭もりながら、以下のような事を話しました。
俺の転勤が決まって寂しかった事、
吉沢に相談に行ったら、食事がてら飲みに行きその場で口説かれ、酔いにまかせて
セックスしてしまった事、
寂しさと俺を裏切っている後ろめたさと吉沢のテクニックが良かった為か、吉沢と
のセックスにはまった事、
吉沢は結婚していてお互い割り切った関係だったから、俺とは遠慮があって出来な
かった行為も躊躇い無くやれた事、
吉沢とはあくまで遊びで、本当に愛しているのは俺のほうだと言うこと、
俺が帰ってきたら、吉沢との関係は清算して俺と結婚するつもりだった
など、自分に都合の良い話しばかりでした。
聞いてて吐き気と頭痛がひどかったけど、俺はどうして吉沢との子供を俺の子にし
ようとしたのかと聞きました。
雅美は、あの時はまだ俺の男性不妊について何も知らず、本気で俺との間に出来た
子供だと思っていたようでした。
吉沢との子供だと判った途端すごく嫌になり、間も無く堕胎したと言いました。
コイツは自分の都合の為なら、平気で人殺しができるヤツなんだと思うと、雅美の
事が薄気味悪く思えてきました。
雅美はもう一度やり直したいと言いましたが、俺は咄嗟にもう別に好きな人がいて
付き合っていると嘘をつき、こんな酷い女だとは思わなかったと言いました。
その途端、雅美はボロボロと涙を流しながら「許して、嫌わないで」と縋り付いて
きましたが、俺は
「さよなら」と言って雅美を振りほどき、部屋から追い出しました。
最後の雅美の表情、青ざめた顔色で大きく目を見開き、口は半開きでした。
その後、何度もインターホンが鳴りましたが、相手にしませんでした。
それから雅美とは会ってません。何回か部屋の前で待っている雅美を見ましたが、
その場で会社に戻って寝てました。別の部屋に引越した後、雅美が来ることは無
くなりました。
吉沢は、雅美との不倫が奥さんにばれて、間も無く離婚しました。
雅美との破局と同時期に、俺が興信所の調査結果を吉沢の家に送りつけたんですけどね。
満足に自分の子供にも会うことが出来なくなり、かなり高い慰謝料を請求された
ようです。
しばらく経って、俺が元居た本社に復帰した時は、吉沢は既に退職してました。
その後の吉沢の消息は知りません。
雅美は俺と別れた後、ひどい鬱状態になり、何回か入院したそうです。
今更ですが、この一件で俺を含めて関係者の人生が狂ったんだと思うと、自
分の行動を後悔することもあります。
俺は、それから特に恋人も無く、一人のままです。
たまに夢で雅美と吉沢のセックスを見ることがあり、うなされながらも勃起し
ている事があります。
これで終わりです。
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今でも覚えてます。
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とになったんです。
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が出来ないといった事実が怖かったんです。
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赤ちゃんが出来るかなー」と言ってたほどでした。
この事が雅美に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、恐ろしくて仕方があり
ませんでした。
しかし黙っておく訳にもいかず、本来帰る予定の無いその週の週末に、急遽雅美の所
に帰りました。
普通なら前もって連絡を入れてから帰るところなんですが、雅美と話すのがまだ怖か
ったので、何も伝えないままの帰郷でした。
雅美の住んでるマンションの前に夜の８時頃着きましたが、雅美の部屋の明かりは
点いていません。携帯に電話したけどつながりませんでした。
ドアにも鍵がかかっており、どうやら外出してるようでした。
このとき、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、帰郷の時は雅美の部屋に泊ま
っていたため、彼女が帰ってくるまで居場所がありません。
合鍵は持っておらず、俺の実家は遠いため、わざわざ帰る気もしませんでした。
しかたなく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、馴染みのBarに行って暇を潰
すことにしました。
Barの入り口まであと10数メートルまで来たところです。入り口から見馴れた人
物が出てきました。
雅美でした。
思わず声をかけようとしたところ、雅美の隣に男がいました。
俺の見覚えのあるヤツで、同期入社した吉沢でした。
俺とは結構仲が良く、転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、既に結婚し
子供も一人いました。
雅美と吉沢は、俺を介しての顔見知りであり、たまに３人で食事をしてた程度の
知り合いだったんです。
二人はBarから出てくるなり、腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、俺の居
た所とは別の方向へ歩いて行きました。
その姿は、どうみたって恋人同士の様でした。
俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。
なんだこれ？なんで雅美が吉沢と一緒にいるの？
二人を見失いそうになった俺は，ようやく慌てて二人の後を追いました。
追いながら、嫌な予感が一杯でした。
二人が歩いていく方向は、雅美の部屋があるマンションです。
後をつけていた時の俺の顔、たぶん凄い顔してたと思います。すれ違う通行人が、
ギョッとした顔をしてましたから。
多分送って行くだけで、そのあとバイバイなんだろ、今日はたまたま一緒に飲み
に行って、
雅美は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、今はただ酔っているだけ
なんだ。だけど違ってたらどうしよう、まさか浮気、不倫じゃないだろうな？いつから？
もうヤッちゃってるのか？俺がいない間にいつのまに？
そんな事が頭の中を駆け巡ってました。
追いながら，俺は二人に声を掛けることが出来ませんでした。
今でも考えると情けないんですが、多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖
かったんです。
二人は雅美のマンションの前まで来た後、立ち止まり小声で何か話している様でした。
何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。
別れの挨拶だよな、このあと「また明日」って言って、帰るんだよな。
そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。嫌な汗が体から出ていました。
しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。
雅美が吉沢の首に腕を絡ませると、ぎゅーっと抱き合いながらキスしたのです。
かなり激しいキスでした。
軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。
んふ、ふうっ と言う吐息が雅美から聞こえてきました。俺のよく知っている、
感じた時の声です。吉沢は片手で雅美の腰をまさぐりながら、
もう片方の手で胸を揉んでいました。
でっかい胸をもまれる度に
雅美の体がビクンッて小さく震えてました。キスを終えたあと、
二人はマンションの中へ入って行きました。雅美が自分で吉沢の手を取って、です。
その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。
間も無く雅美の部屋の明かりが灯りました。その時、俺の携帯に雅美から着信が入
りました。
雅美「もしもし、わたしだけど。タカちゃん（俺）、今日電話した？」
俺 「う…、うん。」
雅美「ごめんね、電話とれなくって。職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっ
と気付かなくって」
俺 「そうなんだ…」
雅美「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。じゃあ、おやすみなさい」
俺 「あ、ちょっと…」
雅美「きゃっ…、あっ、なに？」
雅美のどこかうろたえた様な声が聞こえました。
明らかに、何かされていそうな感じでした。
本当は、何で吉沢と一緒に居るんだって聞きたかった。何でキスしてたんだって
聞きたかった。
しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、
俺の口から出たのは、本当につまらないありふれた事だけでした。
俺 「どうしたの？具合でも悪い？」
雅美「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね。」
電話がきれました。
もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。
傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、
マンションの塀を乗り越えて、一階にある雅美の部屋の窓を覗きに行ったんですから。
明かりが点いている雅美の部屋の窓には、もちろんカーテンがしてありましたが、
カーテンの隙間から中の様子を見ることができました。
そこで見えたのは、下半身丸出しでベッドに座っている吉沢と、
吉沢の股間に顔を埋めている上半身裸の雅美の姿でした。
ベッドの上には、二人が脱いだ服が脱ぎ捨てられていました。
雅美はかなり几帳面な方で、服を脱ぐときは必ずハンガーに掛けたり
畳んだりするんですが、この時はいかにも急いで脱いだように、
無造作に上着とブラウス、そしてブラが散乱してました。
そしてその上には、同じく脱ぎ捨てられたままの吉沢のズボンとトランクスが。
要するに、雅美の方が真っ先に服を脱いだか、吉沢に服を剥ぎ取られ、
服をたたむ暇も無く吉沢のチンポにむしゃぶりついていた状態だったのです。
俺の時は、そんな事一度もありませんでした。
転勤して滅多に会えなくなり、やっと会えた時のほぼケダモノのような俺が
襲いかかっても、服を整えるまでは必ずお預けをくらってたんです。
凄い喪失感でした。
つまらない事かも知れませんが、
俺にも許してなかった事を吉沢に許していた事がすごく嫌でした。
窓には鍵がかかっており、きっちり閉まっていたため、
二人の声はほとんど聞こえませんでした。
しかしその分、目に入る光景は強烈でした。
雅美はすごい勢いで、吉沢の勃起したチンポをしゃぶっていました。
綺麗な髪を振り乱し、小さな頭が大きなストロークで上下に揺れ動いていました。
こちらからは、雅美の姿は後姿と横顔しか見えず、はっきりとした表情は分かりませ
んでしたが、吉沢はほぼ真正面を向いて座っていたため、気持ちよさそうなツラが丸
見えでした。
野郎のアノ時の顔なんざ、一生涯かかっても見たくありませんでした。しかも、相手
は雅美だし。
だけど、二人の行為を覗いてると、嫌でも吉沢の気持ちよさそうな顔が目につきました。
この時の雅美のフェラチオはすごく情熱的なもので、これと比べると、
俺の時のフェラなんか覚えたての初々しい様なものでした。
何で吉沢にはこんなに激しいフェラをしてるんだ？
俺は窓ガラスに張り付き、食い入る様に二人の行為を凝視してました。
嫉妬で歯を食いしばり、後で気づいたんだけど口の中を噛み切って血だらけになっ
てました。
ここで白状しますが、この時すでに俺のナニはパンパンに勃起し、パンツの中は我慢汁
でドロドロでした。
吉沢は何か一言二言雅美に言った様でした。すると、雅美はフェラチオを中断し、
吉沢は頭をこちら側に向けてベッドに横になりました。
お互い全裸になると、雅美が吉沢の上に覆い被さり、吉沢の下半身の方へずれて行き、
今度は雅美の体の真正面がこちらに曝された形となりました。
小柄な体に不釣合いな程大きいオッパイが、雅美の動きと共に重そうに揺れてました。
ピンク色のやや小さ目の乳首が勃起していました。
雅美は嬉しそうに笑いながら、舌なめずりをしていました。
今まで見たことの無いような、いやらしいメスの顔つきでした。
雅美はチンポ全体にまんべん無く自分の唾を垂らすと、その大きな乳房の間に
チンポを挟み込みました。
パイズリです。始めはゆっくり雅美の上半身が動き、吉沢のチンポを緩やかに刺激
していましたが、次第に雅美の動きが速くなっていきました。
雅美の乳房は、吉沢のチンポを挟んだままの形で歪み、
白い肌は自分の唾と吉沢のカウパーでぬめぬめと光ってました。
吉沢は、パイズリされながら雅美の乳首をつまんで刺激しているようで、
オッパイが上下する度に、両方の乳首が引っ張られたり押しつぶされていました。
その度に雅美は感じているのか、恍惚とした顔でだらしなく口を開け、舌を突き出し、
涎を垂らしてました。
それでも、オッパイの動きはますます激しくなっていきました。
吉沢が雅美のオッパイをガッチリわしづかみにすると、自分で激しく腰を振り立て
ました。
雅美はその乱暴な刺激に相当感じたのか、締め切った窓ガラスを超えて聞こえてく
るほどの大きな声を上げました。
雅美「あひぃぃぃぃいいいっっ、おっぱいきもちいいぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」
今まで聞いたことも無い、雅美の獣のような喘ぎ声でした。
その声を聞いたとたん、俺はパンツの中に射精してました。
自分では何の刺激も与えてなかったのに、です。
思わず膝が砕けそうになるほどの快感でした。
荒い息をつきながら、呆然としてパンツの中に手を入れると、ドロドロした精液が大
量に出ていました。
どうやら吉沢もイった様で、雅美の胸の谷間とオッパイ全体に精液がぶちまけられて
いました。
雅美は、胸の谷間に付着した精液をそのままオッパイごと持ち上げて、啜っていました。
谷間に溜まった精液をあらかた啜りとると、今度はチンポに付いた精液を残さず舐め
とっていました。
ひどい頭痛がしてました。胸が痛くて、胃の中身を全部戻しそうなくらいムカムカして
ました。
雅美が美味そうに飲み込んでいる吉沢の精液と、俺の手にベットリと付いた精液を見
比べました。
以前、雅美に一度俺の精液を飲ませた時、すごくむせてしまって大変な時があったん
です。
雅美が涙まで流して苦しそうだったので、もう二度と無理言わないからって必死に
謝ったんだっけ。
なのに、なんで今あんなに美味そうに、なんのためらいも無く吉沢の精液を飲み込
んでるわけ？
俺って無精子症だから、健康な精液よりかなり不味いのかな？
今思うとそんなことある訳無いんだけど、その時は本当に真剣に悩みました。
その後、吉沢が挿入、体位は騎上位からバック、最後は正常位でフィニッシュでした。
ゴムなんてつけてません、思いっきり中出しでした。
雅美は自分から腰を振りたくって、窓ガラス越しにもはっきり聞こえる大きな声でよ
がり狂ってました。
大きい、すごい、狂っちゃう、いっちゃう、とか、俺とのセックスではほとんど
聞いたことが無いようなイヤらしいヨガり声がガンガン聞こえてきました。
一番ショックだったのは、正常位の時、雅美と吉沢が舌を絡め合うような
ディープキスを何度も交わしてた事でした。
そんな激しいキスを俺以外の男としている所なんか見たくもなかった。
雅美、自分から求めてたし。
俺は、涙を流し、そして勃起しながらただ覗いているだけでした。
事を終えて、抱き合って寝ている二人を尻目にふらふらと塀を乗り越えた後、
俺は二人が最初に出てきたBarに行ってました。
その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、その時の俺にはありませんでした。
マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、
マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、いろいろ話してくれました。
俺が転勤になった後、しばらくしてから雅美が吉沢と一緒にここに来るようになった事、
来るたびに親密さが増していってた事、
酔った雅美が、吉沢と何度も抱き合ったりキスしていた事。
たまに俺と雅美が二人で来ることがあったが、
その２、３日後には必ずと言っていいほど吉沢と来ていた事、等でした。
俺は呆然と、俺の知らない間にずっと雅美と吉沢は
今日の様な事を繰り返していたのかと、改めて理解しました。
それにしても、俺といつも来ている店を浮気の現場にするなんて、雅美も吉沢も何考
えてんだ？
俺って馬鹿にされてるのかな、それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、また
涙が滲んできました。
マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、二人とも燃えるらしいとの
事でした。
マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、
雅美との婚約を伝えていた俺が可哀相でなかなか言い出せなかったそうで、
それを聞いた後、また俺は泣きました。
二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、かなり見苦しかった
と思います。
その後Barを出ましたが、二人が抱き合って寝ている雅美の部屋に帰る事も出来ず、
その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。
結局、一睡もできないまま朝になりました。
夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、俺は雅美のマンションへと向かいました。
そこで見たのは、マンションの入り口から雅美と一緒に出てきた吉沢の姿でした。
別れ際に、二人は軽くキスをしていました。
ああ…、現実なんだなー…
ホント、その時の気持ちと言えば、怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越
していて、ただ哀しい、それだけでした。
名残惜しそうに吉沢に手を振っている雅美の姿が、まるで他人の様でした。
これが、ただ単に吉沢が雅美の部屋から出てきた所を見ただけだったら、
その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、
その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では声をかける事も出来ませんでした。
結局、その日は雅美と会うことなく、仕事先に帰りました。
その後の俺の様子はかなり酷かったみたいで、
会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。
雅美からは、普段と変わらない様子で電話がかかって来ていました。
その日にあった事、今日何を食べたかなどの、他愛も無い話です。
以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、
あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。
会話の度に、また吉沢と会ったのか、ひょっとしたら今一緒にいて、
セックスしながら話してるんじゃないかと、考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。
雅美からは、俺がかなり気の無い生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。
「ねえ、ホントに聞いてる？」と訊かれた事が、何回もありました。
そう言うこともあって、雅美は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。
あの日から1週間ほど経ったある日、雅美がこんな事を訊いてきました。
雅美「ねえタカちゃん、最近なにか様子が変じゃない？」
俺 「ん？そうかな？」
雅美「何か電話しても楽しそうじゃないし、タカちゃんから電話してくれてないし」
俺 「…そんな事無いよ…」
雅美「…ひょっとして、浮気してない？」
俺 「…………」
雅美、お前がそれを言いますか？
どんな神経してるんだ？
そんな女だったっけ？
それとも、前からそうだっただけで、俺が気付いてなかっただけなのか？
何も言えなくて俺が黙っていると、雅美が心配そうな声で言いました。
雅美「まさか…ひょっとして？」
俺 「そんなわけ無いだろ。」
雅美「ほんとにー？」
俺 「俺は、 絶対、 浮気なんか、 しない。」
思わず激発しそうになるのを押さえる事が精一杯でした。
そうとは知らず気を良くした雅美は、こんな事を言ったんです。
雅美「今日は、大切な話しがあるの」
俺 「ん？何だよ？」
雅美「最近、予定日になっても生理が来なくて、病院に行って来たんだけど…
今、二ヶ月だって」
……………
…………
………。
雅美は、本当に嬉しそうに言いました。
雅美「このまえタカちゃんが帰ってきたとき、アレつけないでしたよね、その時かなぁ？」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妊娠？
二ヶ月？
俺の？
雅美「結婚と順序が逆になっちゃったけど、これを機に……」
雅美が何か嬉しそうにしゃべってるけど、途中から全く話しの内容がわかりません
でした。
俺 「……本当に？」
俺、多分、この時は全くの無表情だったと思います。
自分の声が、遠い全然別の所から響いているのを聞いてるような感じでした。
雅美「う、うん」
子供なんて出来るわけ無いのに？
じゃあ、誰の？
どう考えても吉沢だよな。
あいつ、子供が二人になるのか。
そりゃ大変だ。
雅美と吉沢の子供なのに、雅美は俺の子供って言ってるし。
……………
雅美は、くすくす笑いながら言いました。
雅美「嬉しい、あたしとタカちゃんの、赤ちゃんが・・・・・・・・・・・・」
この時からだと思います。
俺、何か壊れちゃいました。
俺 「あーははははははっ、あははははははは」
突然、俺は笑い出したんです。
雅美「ちょ、ちょっと、タカちゃんどうしたの？」
あまりの俺の狂笑っぷりに、雅美はうろたえてました。
俺 「あーーーっはっはっはっははははは、あーははははははははっ」
笑いながら、泣いてました。
ひとしきり笑い泣きした後、雅美にまともに返事をしないまま電話を切りました。
涙でグシャグシャになった顔を洗うため洗面台に行き、そこで俺の顔を改めて
見たんですが、まるっきり逝っちゃった顔でした。
その顔を見て、また笑ってました。
戻ってくると、携帯に着信とメールが入ってました。雅美からでした。
笑うなんてひどいです。信じられません
こっちが信じられないっつーの、と、一人で携帯のメールにツッコミを入れて、ま
た一人で笑って泣いてました。
翌日、俺は興信所に行きました。
雅美と吉沢の関係について調べてもらうためです。あと、前に検査した病院で、
無精子症の診断書も書いてもらいました。
あれから、何度か雅美から携帯に電話やメールが入ってきましたが、
全て相手にしませんでした。
俺以外の子供の妊娠を告げられたあの日から、
俺の雅美に対する気持ちが全く別のモノに置き換わっていました。
それから1週間もしないうちに、雅美の両親から連絡がありました。
妊娠の事実を伝えた時とその後の俺の態度に、雅美が酷く傷ついている、
どういう事か説明して欲しい、との事でした。
俺は、来週末に帰郷するのでその時会ってお話しましょうと言って電話をきりました。
興信所からの詳細な報告は、帰郷の二日前に完成しました。
俺と最後に電話で話した後、雅美は頻繁に吉沢と会っていたようでした。
二人で路上でキスをしているところや、一緒に雅美の部屋に入るところ、
ラブホテルに入り、そして出てくる写真も同封されてました。
妻子持ちの吉沢は毎日雅美と会うわけにもいかず、
３日のうち２日は雅美と会えない日があったようですが、その日に限って雅美は俺
の携帯に電話していました。
吉沢が雅美と会わなかった日と、雅美からの着信があった日を比べると、丸わか
りでした。
それを思うと、雅美も寂しかったのかなとも考えましたが、同情や、可哀相という
気持ちは全く起こりませんでした。
そして、帰郷。
会社の近くのホテルで、雅美及び雅美の両親と待ち合わせしました。
久しぶりの再会でした。雅美にとっては3ヶ月振り、俺にとっては1ヶ月振りの再
会でしたが、俺の顔を見るなり雅美が詰め寄ってきました。
今まで可愛いと思っていた雅美の顔は、怒った顔のせいか、ひどく歪んで見えました。
雅美って、こんな顔だったっけ……と、まるで他人の様にしか思えませんでした。
雅美「今日は、どういう事かちゃんと説明してもらうからね！」
雅美の両親の顔も、雅美からは何を聞いたのかは大体予想はつきますって言うほど、
険しい表情でした。
喫茶店に入り、話をする事になりました。
まず、彼女の父親が口火を切りました。
娘が妊娠した事が気に入らないのか、娘を本当に大事にしてくれているのか、
真剣に結婚する気があるのか、等など。
雅美は俯いたまま、時々上目使いで俺を見てました。
言いたい事があれば、自分で言えばいいのに……と、俺は半ば呆れていました。
そうだな、冷静になって考えてみれば、こいつも色々欠点あるんだよな、妙にガキっぽ
いところとか、親離れできてないところとか、自分の世界に酔いやすい事とか。好きだ
った頃は、そんな事も長所に見えてたんだな。
などと考えながら相手の話に生返事を返していたとき、雅美が目に涙を潤ませながら
言いました。
雅美「今のまんまのタカちゃんじゃ、あたし信じられない。このままじゃあたし、婚
約を解消して、タカちゃんとの子供を堕ろさなくちゃいけなくなっちゃうのよ」
………………
俺との子供・・・・・・・・・・・・ねえ。
俺は持ってきた荷物の中から封筒を一通取り出し、中身の内容が判るように広げました。
診断書です。
三人は最初、文面の内容が良く分からなかったようで、怪訝そうな顔で俺を見ていました。
初めに気付いたのは、雅美の母親でした。
母親 「・・・・・・無精子症？・・・・・・」
そして、父親が雅美の方へ振り向きました。
雅美「え？」
父親「雅美、それ、誰の子だ？」
雅美「な、なに？タカちゃんの子に、」
ここでようやく雅美も状況を把握し始めた様でした。
雅美の顔色が、見る間に蒼白となりました。
母親「あんた、駄目でしょ!!」
母親も雅美同様、顔面蒼白でした。
雅美は顔と両手が痙攣しているかの様に、わなわなと戦慄していました。
父親「誰の子供だって!？」
父親が顔色を真っ赤にして雅美に怒鳴るように問い詰めたところで、
俺はもう一つの封筒を差し出しました。
今度はちょっと厚めの封筒で、興信所からの報告書及び写真のコピーをまとめたもの
です。
封筒の中から、雅美と吉沢が二人でいちゃついて写ってる写真を何枚か取り出しました。
写真を見るなり、雅美はのどが詰まったような声を上げ、写真と俺をきょろきょろ
と見つめていました。
雅美の両親は、写真と報告書をひったくるような勢いで受け取ると、俺の事には目
もくれずに読み出しました。
雅美は、何か訳の解らないような物を見ているような目で俺を見つめているだけでした。
小声で「失礼します」と言った後、俺は喫茶店から出て行きました。
扉が閉まったあと、店の中から雅美のわめき声と、テーブルがひっくり返るような
騒音が聞こえました。
その後、早速飛行機で仕事場へと帰りました。
しばらくは、自宅に携帯にやたら多くの電話がかかってきましたが、会社関係以外の
電話は取りませんでした。
メールも次々と入ってくるため、すぐに携帯番号とメールアドレスを変更しました。
最後に雅美と会ってから約２週間経った頃、実家から連絡がありました。
雅美の両親が直接俺の実家に来て、事の経過を全て話し、土下座をして謝りながら
婚約解消を告げたことでした。
それから更に2ヶ月後。
仕事を終えて部屋に帰ってくると、入り口に雅美が居ました。
雅美はかなり痩せてました。頬がげっそりとこけてました。
俺と目が合うと、雅美は「久しぶり…」と言いましたが、無視して部屋に入りました。
その後、2時間経っても雅美はドアの前に立っていたので、部屋の中へ入れました。
雅美から、事の経緯を聞き出しました。
雅美はかなり口篭もりながら、以下のような事を話しました。
俺の転勤が決まって寂しかった事、
吉沢に相談に行ったら、食事がてら飲みに行きその場で口説かれ、酔いにまかせて
セックスしてしまった事、
寂しさと俺を裏切っている後ろめたさと吉沢のテクニックが良かった為か、吉沢と
のセックスにはまった事、
吉沢は結婚していてお互い割り切った関係だったから、俺とは遠慮があって出来な
かった行為も躊躇い無くやれた事、
吉沢とはあくまで遊びで、本当に愛しているのは俺のほうだと言うこと、
俺が帰ってきたら、吉沢との関係は清算して俺と結婚するつもりだった
など、自分に都合の良い話しばかりでした。
聞いてて吐き気と頭痛がひどかったけど、俺はどうして吉沢との子供を俺の子にし
ようとしたのかと聞きました。
雅美は、あの時はまだ俺の男性不妊について何も知らず、本気で俺との間に出来た
子供だと思っていたようでした。
吉沢との子供だと判った途端すごく嫌になり、間も無く堕胎したと言いました。
コイツは自分の都合の為なら、平気で人殺しができるヤツなんだと思うと、雅美の
事が薄気味悪く思えてきました。
雅美はもう一度やり直したいと言いましたが、俺は咄嗟にもう別に好きな人がいて
付き合っていると嘘をつき、こんな酷い女だとは思わなかったと言いました。
その途端、雅美はボロボロと涙を流しながら「許して、嫌わないで」と縋り付いて
きましたが、俺は
「さよなら」と言って雅美を振りほどき、部屋から追い出しました。
最後の雅美の表情、青ざめた顔色で大きく目を見開き、口は半開きでした。
その後、何度もインターホンが鳴りましたが、相手にしませんでした。
それから雅美とは会ってません。何回か部屋の前で待っている雅美を見ましたが、
その場で会社に戻って寝てました。別の部屋に引越した後、雅美が来ることは無
くなりました。
吉沢は、雅美との不倫が奥さんにばれて、間も無く離婚しました。
雅美との破局と同時期に、俺が興信所の調査結果を吉沢の家に送りつけたんですけどね。
満足に自分の子供にも会うことが出来なくなり、かなり高い慰謝料を請求された
ようです。
しばらく経って、俺が元居た本社に復帰した時は、吉沢は既に退職してました。
その後の吉沢の消息は知りません。
雅美は俺と別れた後、ひどい鬱状態になり、何回か入院したそうです。
今更ですが、この一件で俺を含めて関係者の人生が狂ったんだと思うと、自
分の行動を後悔することもあります。
俺は、それから特に恋人も無く、一人のままです。
たまに夢で雅美と吉沢のセックスを見ることがあり、うなされながらも勃起し
ている事があります。
これで終わりです。