妻の浮気相手の奧さんと意気投合して・・・
- 2022/01/31
- 18:48
もう5年ぐらい前の話ですが・・・嫁の洋子は、大学時代のサークル仲間で、
小柄で鈴木あみに似た顔立ちだった為、サークルのアイドル的な感じでした。
大学卒業前の飲み会で距離が近くなり付き合いだして、そのまま就職してすぐに結婚。
当初はうまくいってたのですが、結婚してすぐぐらいから夜のほうを拒否されはじめて、レスになりました。
付き合ってた頃から、洋子はセックスがあまり好きではない、
と言ってましたし(処女ではなかったですが)、それもあってもともと回数も、
あまり多くなかったのもあったので、俺もそれほど気にしてはいませんでした。
まだ二人とも若かったので、子供を作るのもまだ先でいいかと思ってました。
セックスレスになって2年過ぎたあたりの頃でした。会社を出たら30前後ぐらいの、
スーツ姿の女性が立っており、こっちを見て会釈しながら近づいてきました。
背も高く美人と言える顔立ちでスタイルも良かったんで、どきどきしつつなんだろう?
と思っていると「加藤の妻の美幸と言います。俺さんにお話があって来ました」と言いました。
加藤という名前に聞き覚えが無く、はぁと返事して、促されるままに近くの喫茶店に入りました。
「単刀直入に言いますと私の夫の加藤とあなたの奥様の洋子さんは、不倫関係にあります」
「はぁ?」
最初は何を言われてるかさっぱりわかりませんでした、意味がわからないんですが?
と言おうとした瞬間に美幸は、かばんからてきぱきと書類を出して机の上に広げました。
「やっぱりご存知なかったようですね。とりあえず、これを見てください」
俺は震える手で書類をつかみ、ざっと見ていきました。どうも浮気調査の結果のようで、
何月何日何時に会って、と細かい内容が書いてありました。写真が貼り付けられてるのもあり、
見知らぬ男と腕を組んでホテルへ出入りする姿をを撮影されてるのは、間違いなく洋子でした。
美幸は知らなかったのなら驚かれるのも無理はありませんね、と淡々と説明してくれました。
加藤は、洋子と高校時代の家庭教師だったこと。二人の関係は、再会した2年前からということ。
週2回定期的に会ってること。写真を見ていくとなんとウチに洋子が加藤を迎え入れてるのもあり、
土曜日には、ほぼ毎週のようにウチへ来ていたようです。(俺は土曜は出社日)
「私は離婚するつもりですので洋子さんには慰謝料を請求させていただきます。
俺さんはどうされるか任せますが、離婚されるおつもりでしたら資料をお貸しします」
離婚するにあたって有利になると思いますよ。と美幸は淡々と話しました。
「ちょっと時間をもらってもいいですが、あまりに突然のことにちょっと混乱してしまって」
「無理もないです。いずれにしてもすでに弁護士には相談済で一ヶ月以内には、
お宅へ主人と伺うつもりですのでそれまでにどうされるか考えてください」
美幸はそういうと手際よく資料を片付けて俺の分も喫茶店代の払いを済ませて出ていきました。
俺はその後1時間、喫茶店で悩んだ末に、帰らないわけにはいかなったので家に帰りました。
洋子はいつもどおりおかえりと言ってくれましたが、とても顔をまともに見ることが出来ずに、
今日は疲れたのですぐ寝るとだけ言って、すぐに自分の部屋に引き篭りました。
洋子を見てると今日の喫茶店での話は、悪い夢だったんじゃないかと思えてきます。
セックスレスはそれほど気にしてなかったとはいえ、別の男とやっていたとなると話は別です。
もやもやしたなにかが、ずっと俺の胸を離れません。そんな気分で迎えた休日、
俺は洋子にたまにはゆっくりと買い物とか出かけたらと告げ、外に出しました。
洋子はそんなことを言う俺に最初は訝しがってましたが、そういうのなら、と出かけてました。
そんな姿を見てるととても浮気しているようには思えず、決心が鈍りそうでしたが、
考えていたとおり、寝室と居間にビデオカメラとマイクを仕掛けました。
ネットはやっていたものの、AV機器には疎く、いろいろ調べた末に購入してきたものです。
無事、カメラも仕掛け終わり、俺にとって今までで一番長い一週間が過ぎました。
どきどきがとまらないままイヤホンをつけ、明かりもつけずに土曜日の映像を確認しました。
「センセおかえりーー」
洋子の明るい声が入ってました。・・・おかえりってどういうことだ?
知らない男の声でただいまとも入っていましたが、あまり元気のある声ではありませんでした。
「じゃーん、今日はこんなのを出してみました。実家から送ってもらったの。
高校のときの制服ー。まだ私も捨てたものじゃないでしょ?センセこういうの好きだし。」
なんと洋子はブレザー姿でした、というかこんな洋子は見たこともない・・・。
男は写真で見た加藤の姿でした。
「あのさ、今日は話に来たんだけど・・・」
「えーー、さきにえっちしないの?せっかくこんなの着て待ってたのにー」
「なんかさ、妻に気づかれてるような気がするんだ。だから、しばらく来ないほうが・・・」
ガシャン!という音がいきなり響きました。俺も心臓が止まるかと思うほどびっくりしました。
「なんで?!どうせ離婚するんでしょ!いいじゃない!」
「いや、前にも言ったとおり、まだ離婚はできないよ、いろいろあるし、それに君だって俺君が居るじゃないか」
「それはセンセが早く離婚してくれないからでしょ!センセが離婚してくれたら、
私のほうはすぐ俺君と離婚するわよ!もともと好きで結婚したんじゃないんだし!」
がつんと頭を何かで殴られたかのような衝撃を受けました。どういうことだ・・・?
「それはちょっと俺君にかわいそうじゃないか?彼は君のことが好きなんだろ?」
「俺君の気持ちなんてどうでもいいんじゃない!私が好きなのはセンセだけ」
そういいながら洋子は加藤に近づいていき、腰のあたりでもぞもぞしはじめました。
「センセ以外とこういうことしようとすると吐きそうになるんだもの。
センセが私を高校の頃にこんな身体にしたんじゃない」
加藤はうう、とうめきました。・・・フェラしてやがる。俺は今まで気を使って頼むことすら出来なかったのに。
「ふぉら?きもひいいでひょ?きもひいいよね、ほんなにおおひくなってるひ」
しゃぶりながら喋る洋子は、とても俺が普段から知ってる洋子とは思えません。
口を離すと手だけ加藤の股間にあるまま、加藤に顔を近づけてこんな事を言いました。
「センセだって奥さんにこんなことしてもらったことないって言ってたじゃないの。
私だったらなんでもしてあげるよ。毎日でも」
「でもさすがに離婚は、私にも立場が・・・」
洋子は、また咥えはじめました。加藤はぶつぶつとまだ小声で何か言ってましたが聞き取れず、
そのままうめきをあげてました。どうやらイったようです。加藤は開き直ったのか、
そのまま洋子のスカートをまくりあげて、前戯もせずに後ろから突き入れました。
キモチイイとか、好きとか愛してるとか、洋子は獣じみた叫びをあげながら受け入れてました。
俺はさすがに耐え切れず、ヘッドホンをはずして動画だけ早送りしました。
洋子が騎乗位で腰を振ってたり、加藤の全身に舌を這わせて喜んでいたりというシーンが、
矢継ぎ早に流れていきました。全てを見終わった後、俺はぐったりしてました。
苛立ちや怒りはどこかへいってしまうほどのショックで、ただ脱力するのみでした。
俺の心は決まり、美幸へ電話をしました。
「例の件ですが、私も洋子と離婚することにしました」
そうですか、と何の感情も見せずに淡々と言う美幸にも少し腹が立ってきました。
「例の資料、もらうだけでは申し訳ないので私も証拠を取りました。それをお渡ししたい」
証拠はもう充分あるので・・という美幸にそう言わずに是非ということで会う約束をしました。
DVDにして持っていき、お互いに手持ちの証拠を交換してそのまま別れました。
冷静になって動画の内容を思い返して見ると、洋子の方が加藤に惚れてるのは間違い無さそうです。
高校時代というからには、家庭教師のころから二人の間になにかあったんでしょう。
私の知ってるのセックスに対する潔癖な洋子とは、別人のように淫乱で加藤に奉仕してました。
まあ、実は潔癖でもなんでもなく加藤に操を立ててただけというのが本当だったのですが・・・。
いずれにしろ、話の中にあったように美幸が加藤をしっかりと捕まえていれば、
ひょっとしたらこんなことにはならなかったんじゃないかと・・・。
逆恨みなのは当時でもわかっていたのですが、そういう気持ちになってたのも確かでした。
そこから先の展開は非常に早かったです。
加藤と美幸はウチへ訪れ、洋子への慰謝料請求の話と弁護士に任せた旨を伝えてきました。
俺もその場で洋子に離婚したい旨を申し入れ、慰謝料請求をさせてもらうと話をしました。
洋子は、夫と浮気相手の妻から同時に慰謝料を請求され、窮地に立たされているはずなのに、
満面の笑みを浮かべて頷くだけでした。加藤はただ、喜んでいる洋子とは対照的に、
赤い目をしたまま、ただうなだれていました。
俺はすでにこういう結果になることを、覚悟していたので、そのときはあまり感慨はありませんでした。
そのときは俺はなぜか、美幸が気になり、美幸の顔をじっと見てましたが、俺へ浮気の話を告げたときと、変わらない表情で淡々としてました。
ずっと押し黙っていた加藤が帰り間際に口を開き、俺に向かって「謝って済むことじゃないけど、君には済まないことをした」とだけ言いました。
俺は「いえ・・・」としか言えませんでした。正直、この状況で喜んでみせる洋子の気味悪さ、
嫌悪感と対照的に、加藤に対する怒りはだんだんと失せていくのがわかりました。
その日のうちに洋子は実家へ帰し、洋子の親からは、言葉だけの謝罪を電話越しで受けました。
美幸と俺への慰謝料は相場から考えるとかなり高額でしたが、洋子の親は裕福でしたし、
一人娘だったのでどちらへの慰謝料も素早く一括で払い込まれました。
離婚届も洋子から送られてきたものに捺印し、俺が提出して終わりを告げました。
あぶく銭だけが残り、どっちの夫婦にも子供が居なかったのは幸いだったなという、
変な感慨だけが残りました。それから半年後、美幸から電話がありました。
「話をしたいので時間取れますか?」と。なんとなく気になっていたのもあって会いました。
「あの二人、籍を入れたみたいですね」俺の顔を見るなり、美幸はそう言いました。
「はぁ、そうですか・・・」「あまり驚かれないですね」と美幸は言いました。
「まー、洋子はそのつもりだったみたいですし、そうなるだろうなとは思ってましたし」
加藤からの慰謝料も分割の予定が一括で払われてきたので、そうじゃないかなとは思ってました。
「あれから連絡は取ってないのですか?」「取るわけないでしょ。DVD見たんでしょ?
2年以上夫婦やってて気持ち悪いとしか思われてなかったんですよ。夜も拒否されてましたし。
そんな女に連絡取りたいなんて思うはずもない」美幸は目を伏せて、
「俺さんは思ったより割り切れているんですね」と言いました。「そういう美幸さんは、
思ったより割り切れてないみたいですね。そんな顔してるなんて思いもしませんでしたよ」
「・・・・」自分であれだけ仕切って、進めておいて何をいまさらという感じでした。
そんなことを言うためだけに呼び出したのかと、そう思ったら少し意地悪をしたくなりました。
「美幸さんは実は未練あったんじゃないですか?そんなんだったら離婚しなきゃよかったのに」
「・・・加藤の浮気は許せませんし、加藤は私じゃ満足してなかったってことですし、洋子さんのほうが良いようでしたから」
「はぁ?浮気は許せないのはわかりますけど、加藤さんは明らかにあなたのほうへ未練あるみたいでしたけどね。それに満足って・・・。
あなたのところもレスだったんでしょ?」
美幸はきっと俺を睨んできました。
「レスだったのなら満足も何もないでしょ。そりゃ若い女に誘惑されりゃそっち行きますよ」
なんで俺は嫁の浮気相手だった加藤を擁護してんだと思わなくもなかったですが、
なんとなく自然にそんな言葉が出てしまいました。そこで止めればいいのに更に、
「どうせ、妻の座に胡坐かいて旦那に優しくもしなかったんでしょ?」
と、そこまでいいかけたところで俺は美幸に思いっきりひっぱたかれました。
「ぁんたに何がわかるのよ・・・」
美幸は涙目になってそう言いました。
がちゃがちゃとバッグから財布を出し、その店の勘定を済ませると店を出ていきました。
ま、思ったよりわかりやすい人だなと思いつつ、店を出ようとすると店の外に美幸が居ました。
そのまま無言で俺の服の袖を握ると、俺を引っ張ってずんずん歩いていきました。
「ちょっ・・・言い過ぎたのは謝りますよ」
「あなた悪いと思ってないでしょ!」
そして、そのまま美幸が引っ張っていったのはなんとラブホテルでした。
「・・・マジっすか?」
「・・・イヤならいいわよ」
「気が変わらないうちに行きましょう」
俺もなんだかんだレスが長く、欲求不満だったのは事実です。それにこんな美人とヤレるなら、
願ったり適ったりです。実際、呼び出されたときに何も期待してなかったというと嘘ですし。
ラブホで部屋に入ったと同時に美幸のタイトスカートを捲り上げて股間に顔を突っ込む。
「ちょっ、ちょっと!シャワーを・・・」
「そんなんいいですよ、俺こういう匂い好きなんで」
「こっこの変態・・・」
もうどうせ会うこともないだろうし、この際どうせなら、
好き勝手やってやれって腹でした。洋子には気を使って出来なかったこととかも。
嫌がる美幸のストッキングを破り、パンティをずらして直接アソコを嘗め回します。
美幸は汚いからやめなさい、とかなんとか叫んでますが、俺は気にせずナメナメ。
「あれ、もしかして美幸さんアソコなめられたことない?」
「あ、あるわけないでしょ・・・」
あーこれは、確かにこういうのが嫁だったりしたら引くな。実際俺も洋子は潔癖だと思って、
変わったこと何も出来なかったし。
「美幸さんのココ、いいにおいだし、味も美味しい」
もう変態全開です。遠慮しなくていい相手なので。そのとき、美幸がぶるっと震えて次の瞬間、
どばっという感じでアソコから愛液が拭き出してきました。もう濡れるというより、
流れるといったほうが正しいぐらいに。美幸は顔を抑えながらうーっと唸り、
そのままがくがくと震えつづけました。いい反応してるじゃないか。。。
ということでさらに遠慮なく舌を突っ込みます。美幸は腰に力が入らずぐったりしたままです。
「んじゃ、お風呂はいりましょうか。。」
ぐったりしたままの美幸を脱がして風呂場へ連行。
さすがに照れているのかこっちを見ようとしないままです。
「洗ってあげますよ」
「いや、いい。いいです、自分で洗えますから」
「まぁ、そう遠慮なさらずに」
俺はボディシャンプーを手に取ると、そのまま美幸の体にぶっかけました。
「ちょ・・今度は何をする気?」
「洗うだけですって、何かしてほしいんですか?」
美幸は恥ずかしいのかまた顔を背けました。けっこうかわいいかもしれない。。。
俺はアソコを中心に美幸の体をまんべんなく石鹸でぬるぬるにしていきました。
美幸はなすがままになってましたが、アナルのほうも念入りに洗ってやると暴れだしました。
俺は気にせずに洗い続け流した後に、もがく美幸をよつんばいにさせて、アナルに舌突っ込む。
「ちょっううういやいやいや、お、おしりに・・・何か入ってきてるっ」
「俺の舌ですんで、痛くはないでしょ?」とだけ言ってまたねじこんでいく。
「いやっ汚いからやめてやめて」気にせずに舐め。
この人やっぱこういうのに弱いな・・・。
ぐったりした美幸をベッドにつれていき、いよいよ挿入する事にした。
まあ、さすがにコンドーム付です。あとあと面倒なことになっても困りますし。
後ろからがしがし突くけど、声を押し殺してる美幸。なんとなくつまらなかったんで、
一回抜いて備品のローターを購入。美幸は顔をベッドに伏せたままだったけど、
仰向けにさせ正常位で挿入。相変わらず声を抑えていましたが、ここで秘密兵器導入。
ちょうどクリにあたるところにローターセットして、俺と美幸ではさむようにスイッチオン。
突然の異物感と振動に美幸はびっくりして逃げようとしましたが、動けないようにロック。
俺も腰動かせませんが、挿入ったまま、ローターの振動とダブル攻撃。
美幸は、一瞬だけ獣じみた声を上げてイってしまいました。ぐったりしたところで、
俺もイこうと思いっきり突きました。俺も無事イクことが出来て満足したところで、
コンドームの処理をしてると、後ろでぐったりしてた美幸が話しかけてきました。
「・・・気持ちよかった?」
「ん?最高でしたよ」
「こんなふうに洋子さんともしてたの?」
「いや、させてもらえなかったんで普通にしかしてないですよ。それも数える程度です。
2年も結婚しててね。美幸さんはどうなんです?加藤さんはテクニックあったんでしょ?
洋子があれだけメロメロになってたぐらいだし」
「こんなことされたことない。普通だった」
「美幸さんが拒否してただけじゃないです?」
「・・・うーん、かもしれない」
まあ、やりにくいってのはあっただろーな。なまじきりっとした美人でスタイルもいいだけに。
あの男、いかにもな優男だったし。俺は後先考えてないからここまで出来たってだけの話で。
「ねね」
「なんです?」
「・・・こういうことさせてあげたり、私からも誘ってれば、あの人も洋子さんと浮気しなくて離婚しなくて済んだのかな」
「・・・かもしれませんね」
なんか、ここで急に自分が情けなくなってきました。少なくとも加藤は美幸からも洋子からも、
好かれていたのは間違いない。洋子は操を立てるような真似をして、俺との性的なことを、
あれだけ嫌悪してたし、美幸だって素直になれなかっただけで加藤のことは好きだったのは明白。
そんな中、俺はいったいなんだったんだ?結局、誰からも必要とされることはなかった。
一回、そのことに気づいたら涙が出てきた。
「・・・ねぇ、どうしたの?」
「・・・なんでもないっすよ。なんか、急に自分が情けなくなっただけです。
加藤さんは洋子にもあなたにもそれだけ愛されてたのに俺はいったいなんだったのかってね」
鼻をずるずるさせながら、涙声でそんなことをこの人に言う俺はほんと情けないと、
言ってる最中にもすでに思えて、よけいに泣けてきた。いきなり背中にやわらかな感触がきた。
「・・・ごめんね」
後ろからそっと俺に抱きつきながら、美幸はそう言った。
「・・・なんで美幸さんが謝ってるんですか、なんかよけいにみじめなんすけど、俺」
「・・・ごめん」美幸は俺の顔をぐいっと後ろに向けてキスをしてきた。
「・・・なんか中*生レベルのキスっすね」
「えっ、キスってこういうのじゃないの?」
美幸がふてくされた顔をしました。
「せっかく勇気出して主人にも自分からしたことない、キスをしたのに」
「なんか、俺、いま唐突に加藤さんがかわいそうになって来ました」
そういうとよけいにふくれる美幸。
「・・・あのね、気持ちよかったよ」
「えっ?」
「・・・さっきのセックス。加藤とのセックスより君がいましてくれたセックスのが、気持ちよかった。これは本当」
なんかさっきまでの惨めな気分が嘘のように晴れて、ニヤけ笑いがこみ上げてきました。俺の顔を見て美幸も笑いました。
「俺君、もう一回する?」
「します」
「・・・じゃあ、今度は私もシてあげるからいろいろ教えて」
その後、美幸とはちょくちょく連絡を取るようになり、半年後ぐらいには俺から申し込んで、付き合いはじめて、今では結婚1年目です。加藤とは一回だけ仕事中に偶然会って話をしました。
加藤は俺に「君に迷惑をかけて傷つけた分、洋子は幸せにする。謝って済むことじゃないが、本当にあの時は申し訳なかった」と言いました。俺はもう洋子には未練もなにもなかったので、
「洋子が望んだことだと思いますし、もういいですよ」とだけ言いました。
洋子との間に子供も出来たみたいでしたが、加藤はえらく老け込んでいて、
幸せそうには見えませんでした。
「美幸も再婚したみたいだし、君も幸せになってほしい」
あれ、知らなかったのか。と思いちょっと意地悪をしたくなりました。
「美幸さんと結婚したのは俺ですよ。あれがきっかけで付き合いはじめました」
「えっ・・そ、そうか。そ、それはよかった。どっちのことも僕はし、心配してたから・・・」
明らかに動揺してました。
「姉さん女房だからか、美幸さんはいろいろ世話を焼いてくれて、今は幸せです。夜のほうも凄いし」
それを言った瞬間の加藤の顔は完全に凍りついてました。では、と言って俺は加藤から離れました。
・・・ま、ちょっと悪趣味な一言だったかな。
けど、人の嫁に手を出したのは事実だから、これぐらいの意趣返しはいいだろ。
美幸を絶対に幸せにしよう・・・そう思いました。
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小柄で鈴木あみに似た顔立ちだった為、サークルのアイドル的な感じでした。
大学卒業前の飲み会で距離が近くなり付き合いだして、そのまま就職してすぐに結婚。
当初はうまくいってたのですが、結婚してすぐぐらいから夜のほうを拒否されはじめて、レスになりました。
付き合ってた頃から、洋子はセックスがあまり好きではない、
と言ってましたし(処女ではなかったですが)、それもあってもともと回数も、
あまり多くなかったのもあったので、俺もそれほど気にしてはいませんでした。
まだ二人とも若かったので、子供を作るのもまだ先でいいかと思ってました。
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スーツ姿の女性が立っており、こっちを見て会釈しながら近づいてきました。
背も高く美人と言える顔立ちでスタイルも良かったんで、どきどきしつつなんだろう?
と思っていると「加藤の妻の美幸と言います。俺さんにお話があって来ました」と言いました。
加藤という名前に聞き覚えが無く、はぁと返事して、促されるままに近くの喫茶店に入りました。
「単刀直入に言いますと私の夫の加藤とあなたの奥様の洋子さんは、不倫関係にあります」
「はぁ?」
最初は何を言われてるかさっぱりわかりませんでした、意味がわからないんですが?
と言おうとした瞬間に美幸は、かばんからてきぱきと書類を出して机の上に広げました。
「やっぱりご存知なかったようですね。とりあえず、これを見てください」
俺は震える手で書類をつかみ、ざっと見ていきました。どうも浮気調査の結果のようで、
何月何日何時に会って、と細かい内容が書いてありました。写真が貼り付けられてるのもあり、
見知らぬ男と腕を組んでホテルへ出入りする姿をを撮影されてるのは、間違いなく洋子でした。
美幸は知らなかったのなら驚かれるのも無理はありませんね、と淡々と説明してくれました。
加藤は、洋子と高校時代の家庭教師だったこと。二人の関係は、再会した2年前からということ。
週2回定期的に会ってること。写真を見ていくとなんとウチに洋子が加藤を迎え入れてるのもあり、
土曜日には、ほぼ毎週のようにウチへ来ていたようです。(俺は土曜は出社日)
「私は離婚するつもりですので洋子さんには慰謝料を請求させていただきます。
俺さんはどうされるか任せますが、離婚されるおつもりでしたら資料をお貸しします」
離婚するにあたって有利になると思いますよ。と美幸は淡々と話しました。
「ちょっと時間をもらってもいいですが、あまりに突然のことにちょっと混乱してしまって」
「無理もないです。いずれにしてもすでに弁護士には相談済で一ヶ月以内には、
お宅へ主人と伺うつもりですのでそれまでにどうされるか考えてください」
美幸はそういうと手際よく資料を片付けて俺の分も喫茶店代の払いを済ませて出ていきました。
俺はその後1時間、喫茶店で悩んだ末に、帰らないわけにはいかなったので家に帰りました。
洋子はいつもどおりおかえりと言ってくれましたが、とても顔をまともに見ることが出来ずに、
今日は疲れたのですぐ寝るとだけ言って、すぐに自分の部屋に引き篭りました。
洋子を見てると今日の喫茶店での話は、悪い夢だったんじゃないかと思えてきます。
セックスレスはそれほど気にしてなかったとはいえ、別の男とやっていたとなると話は別です。
もやもやしたなにかが、ずっと俺の胸を離れません。そんな気分で迎えた休日、
俺は洋子にたまにはゆっくりと買い物とか出かけたらと告げ、外に出しました。
洋子はそんなことを言う俺に最初は訝しがってましたが、そういうのなら、と出かけてました。
そんな姿を見てるととても浮気しているようには思えず、決心が鈍りそうでしたが、
考えていたとおり、寝室と居間にビデオカメラとマイクを仕掛けました。
ネットはやっていたものの、AV機器には疎く、いろいろ調べた末に購入してきたものです。
無事、カメラも仕掛け終わり、俺にとって今までで一番長い一週間が過ぎました。
どきどきがとまらないままイヤホンをつけ、明かりもつけずに土曜日の映像を確認しました。
「センセおかえりーー」
洋子の明るい声が入ってました。・・・おかえりってどういうことだ?
知らない男の声でただいまとも入っていましたが、あまり元気のある声ではありませんでした。
「じゃーん、今日はこんなのを出してみました。実家から送ってもらったの。
高校のときの制服ー。まだ私も捨てたものじゃないでしょ?センセこういうの好きだし。」
なんと洋子はブレザー姿でした、というかこんな洋子は見たこともない・・・。
男は写真で見た加藤の姿でした。
「あのさ、今日は話に来たんだけど・・・」
「えーー、さきにえっちしないの?せっかくこんなの着て待ってたのにー」
「なんかさ、妻に気づかれてるような気がするんだ。だから、しばらく来ないほうが・・・」
ガシャン!という音がいきなり響きました。俺も心臓が止まるかと思うほどびっくりしました。
「なんで?!どうせ離婚するんでしょ!いいじゃない!」
「いや、前にも言ったとおり、まだ離婚はできないよ、いろいろあるし、それに君だって俺君が居るじゃないか」
「それはセンセが早く離婚してくれないからでしょ!センセが離婚してくれたら、
私のほうはすぐ俺君と離婚するわよ!もともと好きで結婚したんじゃないんだし!」
がつんと頭を何かで殴られたかのような衝撃を受けました。どういうことだ・・・?
「それはちょっと俺君にかわいそうじゃないか?彼は君のことが好きなんだろ?」
「俺君の気持ちなんてどうでもいいんじゃない!私が好きなのはセンセだけ」
そういいながら洋子は加藤に近づいていき、腰のあたりでもぞもぞしはじめました。
「センセ以外とこういうことしようとすると吐きそうになるんだもの。
センセが私を高校の頃にこんな身体にしたんじゃない」
加藤はうう、とうめきました。・・・フェラしてやがる。俺は今まで気を使って頼むことすら出来なかったのに。
「ふぉら?きもひいいでひょ?きもひいいよね、ほんなにおおひくなってるひ」
しゃぶりながら喋る洋子は、とても俺が普段から知ってる洋子とは思えません。
口を離すと手だけ加藤の股間にあるまま、加藤に顔を近づけてこんな事を言いました。
「センセだって奥さんにこんなことしてもらったことないって言ってたじゃないの。
私だったらなんでもしてあげるよ。毎日でも」
「でもさすがに離婚は、私にも立場が・・・」
洋子は、また咥えはじめました。加藤はぶつぶつとまだ小声で何か言ってましたが聞き取れず、
そのままうめきをあげてました。どうやらイったようです。加藤は開き直ったのか、
そのまま洋子のスカートをまくりあげて、前戯もせずに後ろから突き入れました。
キモチイイとか、好きとか愛してるとか、洋子は獣じみた叫びをあげながら受け入れてました。
俺はさすがに耐え切れず、ヘッドホンをはずして動画だけ早送りしました。
洋子が騎乗位で腰を振ってたり、加藤の全身に舌を這わせて喜んでいたりというシーンが、
矢継ぎ早に流れていきました。全てを見終わった後、俺はぐったりしてました。
苛立ちや怒りはどこかへいってしまうほどのショックで、ただ脱力するのみでした。
俺の心は決まり、美幸へ電話をしました。
「例の件ですが、私も洋子と離婚することにしました」
そうですか、と何の感情も見せずに淡々と言う美幸にも少し腹が立ってきました。
「例の資料、もらうだけでは申し訳ないので私も証拠を取りました。それをお渡ししたい」
証拠はもう充分あるので・・という美幸にそう言わずに是非ということで会う約束をしました。
DVDにして持っていき、お互いに手持ちの証拠を交換してそのまま別れました。
冷静になって動画の内容を思い返して見ると、洋子の方が加藤に惚れてるのは間違い無さそうです。
高校時代というからには、家庭教師のころから二人の間になにかあったんでしょう。
私の知ってるのセックスに対する潔癖な洋子とは、別人のように淫乱で加藤に奉仕してました。
まあ、実は潔癖でもなんでもなく加藤に操を立ててただけというのが本当だったのですが・・・。
いずれにしろ、話の中にあったように美幸が加藤をしっかりと捕まえていれば、
ひょっとしたらこんなことにはならなかったんじゃないかと・・・。
逆恨みなのは当時でもわかっていたのですが、そういう気持ちになってたのも確かでした。
そこから先の展開は非常に早かったです。
加藤と美幸はウチへ訪れ、洋子への慰謝料請求の話と弁護士に任せた旨を伝えてきました。
俺もその場で洋子に離婚したい旨を申し入れ、慰謝料請求をさせてもらうと話をしました。
洋子は、夫と浮気相手の妻から同時に慰謝料を請求され、窮地に立たされているはずなのに、
満面の笑みを浮かべて頷くだけでした。加藤はただ、喜んでいる洋子とは対照的に、
赤い目をしたまま、ただうなだれていました。
俺はすでにこういう結果になることを、覚悟していたので、そのときはあまり感慨はありませんでした。
そのときは俺はなぜか、美幸が気になり、美幸の顔をじっと見てましたが、俺へ浮気の話を告げたときと、変わらない表情で淡々としてました。
ずっと押し黙っていた加藤が帰り間際に口を開き、俺に向かって「謝って済むことじゃないけど、君には済まないことをした」とだけ言いました。
俺は「いえ・・・」としか言えませんでした。正直、この状況で喜んでみせる洋子の気味悪さ、
嫌悪感と対照的に、加藤に対する怒りはだんだんと失せていくのがわかりました。
その日のうちに洋子は実家へ帰し、洋子の親からは、言葉だけの謝罪を電話越しで受けました。
美幸と俺への慰謝料は相場から考えるとかなり高額でしたが、洋子の親は裕福でしたし、
一人娘だったのでどちらへの慰謝料も素早く一括で払い込まれました。
離婚届も洋子から送られてきたものに捺印し、俺が提出して終わりを告げました。
あぶく銭だけが残り、どっちの夫婦にも子供が居なかったのは幸いだったなという、
変な感慨だけが残りました。それから半年後、美幸から電話がありました。
「話をしたいので時間取れますか?」と。なんとなく気になっていたのもあって会いました。
「あの二人、籍を入れたみたいですね」俺の顔を見るなり、美幸はそう言いました。
「はぁ、そうですか・・・」「あまり驚かれないですね」と美幸は言いました。
「まー、洋子はそのつもりだったみたいですし、そうなるだろうなとは思ってましたし」
加藤からの慰謝料も分割の予定が一括で払われてきたので、そうじゃないかなとは思ってました。
「あれから連絡は取ってないのですか?」「取るわけないでしょ。DVD見たんでしょ?
2年以上夫婦やってて気持ち悪いとしか思われてなかったんですよ。夜も拒否されてましたし。
そんな女に連絡取りたいなんて思うはずもない」美幸は目を伏せて、
「俺さんは思ったより割り切れているんですね」と言いました。「そういう美幸さんは、
思ったより割り切れてないみたいですね。そんな顔してるなんて思いもしませんでしたよ」
「・・・・」自分であれだけ仕切って、進めておいて何をいまさらという感じでした。
そんなことを言うためだけに呼び出したのかと、そう思ったら少し意地悪をしたくなりました。
「美幸さんは実は未練あったんじゃないですか?そんなんだったら離婚しなきゃよかったのに」
「・・・加藤の浮気は許せませんし、加藤は私じゃ満足してなかったってことですし、洋子さんのほうが良いようでしたから」
「はぁ?浮気は許せないのはわかりますけど、加藤さんは明らかにあなたのほうへ未練あるみたいでしたけどね。それに満足って・・・。
あなたのところもレスだったんでしょ?」
美幸はきっと俺を睨んできました。
「レスだったのなら満足も何もないでしょ。そりゃ若い女に誘惑されりゃそっち行きますよ」
なんで俺は嫁の浮気相手だった加藤を擁護してんだと思わなくもなかったですが、
なんとなく自然にそんな言葉が出てしまいました。そこで止めればいいのに更に、
「どうせ、妻の座に胡坐かいて旦那に優しくもしなかったんでしょ?」
と、そこまでいいかけたところで俺は美幸に思いっきりひっぱたかれました。
「ぁんたに何がわかるのよ・・・」
美幸は涙目になってそう言いました。
がちゃがちゃとバッグから財布を出し、その店の勘定を済ませると店を出ていきました。
ま、思ったよりわかりやすい人だなと思いつつ、店を出ようとすると店の外に美幸が居ました。
そのまま無言で俺の服の袖を握ると、俺を引っ張ってずんずん歩いていきました。
「ちょっ・・・言い過ぎたのは謝りますよ」
「あなた悪いと思ってないでしょ!」
そして、そのまま美幸が引っ張っていったのはなんとラブホテルでした。
「・・・マジっすか?」
「・・・イヤならいいわよ」
「気が変わらないうちに行きましょう」
俺もなんだかんだレスが長く、欲求不満だったのは事実です。それにこんな美人とヤレるなら、
願ったり適ったりです。実際、呼び出されたときに何も期待してなかったというと嘘ですし。
ラブホで部屋に入ったと同時に美幸のタイトスカートを捲り上げて股間に顔を突っ込む。
「ちょっ、ちょっと!シャワーを・・・」
「そんなんいいですよ、俺こういう匂い好きなんで」
「こっこの変態・・・」
もうどうせ会うこともないだろうし、この際どうせなら、
好き勝手やってやれって腹でした。洋子には気を使って出来なかったこととかも。
嫌がる美幸のストッキングを破り、パンティをずらして直接アソコを嘗め回します。
美幸は汚いからやめなさい、とかなんとか叫んでますが、俺は気にせずナメナメ。
「あれ、もしかして美幸さんアソコなめられたことない?」
「あ、あるわけないでしょ・・・」
あーこれは、確かにこういうのが嫁だったりしたら引くな。実際俺も洋子は潔癖だと思って、
変わったこと何も出来なかったし。
「美幸さんのココ、いいにおいだし、味も美味しい」
もう変態全開です。遠慮しなくていい相手なので。そのとき、美幸がぶるっと震えて次の瞬間、
どばっという感じでアソコから愛液が拭き出してきました。もう濡れるというより、
流れるといったほうが正しいぐらいに。美幸は顔を抑えながらうーっと唸り、
そのままがくがくと震えつづけました。いい反応してるじゃないか。。。
ということでさらに遠慮なく舌を突っ込みます。美幸は腰に力が入らずぐったりしたままです。
「んじゃ、お風呂はいりましょうか。。」
ぐったりしたままの美幸を脱がして風呂場へ連行。
さすがに照れているのかこっちを見ようとしないままです。
「洗ってあげますよ」
「いや、いい。いいです、自分で洗えますから」
「まぁ、そう遠慮なさらずに」
俺はボディシャンプーを手に取ると、そのまま美幸の体にぶっかけました。
「ちょ・・今度は何をする気?」
「洗うだけですって、何かしてほしいんですか?」
美幸は恥ずかしいのかまた顔を背けました。けっこうかわいいかもしれない。。。
俺はアソコを中心に美幸の体をまんべんなく石鹸でぬるぬるにしていきました。
美幸はなすがままになってましたが、アナルのほうも念入りに洗ってやると暴れだしました。
俺は気にせずに洗い続け流した後に、もがく美幸をよつんばいにさせて、アナルに舌突っ込む。
「ちょっううういやいやいや、お、おしりに・・・何か入ってきてるっ」
「俺の舌ですんで、痛くはないでしょ?」とだけ言ってまたねじこんでいく。
「いやっ汚いからやめてやめて」気にせずに舐め。
この人やっぱこういうのに弱いな・・・。
ぐったりした美幸をベッドにつれていき、いよいよ挿入する事にした。
まあ、さすがにコンドーム付です。あとあと面倒なことになっても困りますし。
後ろからがしがし突くけど、声を押し殺してる美幸。なんとなくつまらなかったんで、
一回抜いて備品のローターを購入。美幸は顔をベッドに伏せたままだったけど、
仰向けにさせ正常位で挿入。相変わらず声を抑えていましたが、ここで秘密兵器導入。
ちょうどクリにあたるところにローターセットして、俺と美幸ではさむようにスイッチオン。
突然の異物感と振動に美幸はびっくりして逃げようとしましたが、動けないようにロック。
俺も腰動かせませんが、挿入ったまま、ローターの振動とダブル攻撃。
美幸は、一瞬だけ獣じみた声を上げてイってしまいました。ぐったりしたところで、
俺もイこうと思いっきり突きました。俺も無事イクことが出来て満足したところで、
コンドームの処理をしてると、後ろでぐったりしてた美幸が話しかけてきました。
「・・・気持ちよかった?」
「ん?最高でしたよ」
「こんなふうに洋子さんともしてたの?」
「いや、させてもらえなかったんで普通にしかしてないですよ。それも数える程度です。
2年も結婚しててね。美幸さんはどうなんです?加藤さんはテクニックあったんでしょ?
洋子があれだけメロメロになってたぐらいだし」
「こんなことされたことない。普通だった」
「美幸さんが拒否してただけじゃないです?」
「・・・うーん、かもしれない」
まあ、やりにくいってのはあっただろーな。なまじきりっとした美人でスタイルもいいだけに。
あの男、いかにもな優男だったし。俺は後先考えてないからここまで出来たってだけの話で。
「ねね」
「なんです?」
「・・・こういうことさせてあげたり、私からも誘ってれば、あの人も洋子さんと浮気しなくて離婚しなくて済んだのかな」
「・・・かもしれませんね」
なんか、ここで急に自分が情けなくなってきました。少なくとも加藤は美幸からも洋子からも、
好かれていたのは間違いない。洋子は操を立てるような真似をして、俺との性的なことを、
あれだけ嫌悪してたし、美幸だって素直になれなかっただけで加藤のことは好きだったのは明白。
そんな中、俺はいったいなんだったんだ?結局、誰からも必要とされることはなかった。
一回、そのことに気づいたら涙が出てきた。
「・・・ねぇ、どうしたの?」
「・・・なんでもないっすよ。なんか、急に自分が情けなくなっただけです。
加藤さんは洋子にもあなたにもそれだけ愛されてたのに俺はいったいなんだったのかってね」
鼻をずるずるさせながら、涙声でそんなことをこの人に言う俺はほんと情けないと、
言ってる最中にもすでに思えて、よけいに泣けてきた。いきなり背中にやわらかな感触がきた。
「・・・ごめんね」
後ろからそっと俺に抱きつきながら、美幸はそう言った。
「・・・なんで美幸さんが謝ってるんですか、なんかよけいにみじめなんすけど、俺」
「・・・ごめん」美幸は俺の顔をぐいっと後ろに向けてキスをしてきた。
「・・・なんか中*生レベルのキスっすね」
「えっ、キスってこういうのじゃないの?」
美幸がふてくされた顔をしました。
「せっかく勇気出して主人にも自分からしたことない、キスをしたのに」
「なんか、俺、いま唐突に加藤さんがかわいそうになって来ました」
そういうとよけいにふくれる美幸。
「・・・あのね、気持ちよかったよ」
「えっ?」
「・・・さっきのセックス。加藤とのセックスより君がいましてくれたセックスのが、気持ちよかった。これは本当」
なんかさっきまでの惨めな気分が嘘のように晴れて、ニヤけ笑いがこみ上げてきました。俺の顔を見て美幸も笑いました。
「俺君、もう一回する?」
「します」
「・・・じゃあ、今度は私もシてあげるからいろいろ教えて」
その後、美幸とはちょくちょく連絡を取るようになり、半年後ぐらいには俺から申し込んで、付き合いはじめて、今では結婚1年目です。加藤とは一回だけ仕事中に偶然会って話をしました。
加藤は俺に「君に迷惑をかけて傷つけた分、洋子は幸せにする。謝って済むことじゃないが、本当にあの時は申し訳なかった」と言いました。俺はもう洋子には未練もなにもなかったので、
「洋子が望んだことだと思いますし、もういいですよ」とだけ言いました。
洋子との間に子供も出来たみたいでしたが、加藤はえらく老け込んでいて、
幸せそうには見えませんでした。
「美幸も再婚したみたいだし、君も幸せになってほしい」
あれ、知らなかったのか。と思いちょっと意地悪をしたくなりました。
「美幸さんと結婚したのは俺ですよ。あれがきっかけで付き合いはじめました」
「えっ・・そ、そうか。そ、それはよかった。どっちのことも僕はし、心配してたから・・・」
明らかに動揺してました。
「姉さん女房だからか、美幸さんはいろいろ世話を焼いてくれて、今は幸せです。夜のほうも凄いし」
それを言った瞬間の加藤の顔は完全に凍りついてました。では、と言って俺は加藤から離れました。
・・・ま、ちょっと悪趣味な一言だったかな。
けど、人の嫁に手を出したのは事実だから、これぐらいの意趣返しはいいだろ。
美幸を絶対に幸せにしよう・・・そう思いました。