私の会社で女性社員にセクハラをしていた3人の部下
- 2022/11/04
- 02:09
子会社へ転籍して社長になった。
とは言っても部下3人と女子事務1人の5人の会社でリストラに近い。
役員になったのに給料は2/3ぐらいに下がった。
取扱品は本社の製品で、客先もほとんどグループ会社。
部下の3人は他の子会社から、やはりリストラのような形で転籍してきたらしく、モチベーションは相当に低かった。
社長の私に対しても横柄というか、礼儀も知らないような感じの奴らだった。
ただ事務の女性は、まさに『掃き溜めに鶴』という感じの、誠実で礼儀正しい子で、電話対応から伝票処理まで一番忙しそうに働いているのに、暇そうな3人からコピーやら私用のお使いまでさせられても、嫌な顔ひとつせずに献身的に働いていた。
バツ1だった私は、1年後に付き合い始めて、たった3度目のデートでに彼女に結婚を申し込んだ。
彼女はバツ1の私に対して「喜んで」と言って、夫婦になってくれたのだった。
彼女は家庭に入っても優しく上品で、よく働く献身的な妻だった。
それでいて夜は娼婦のように・・というか、夜も本当に献身的に尽くしてくれた。
成熟した女性らしさで、思いがけないほどに感度よく、私の要求になんでも応えてくれた。
いつも不平不満とヒステリー、夜遊びまでまで始めた前妻と比べたら、私にとっては妻は天使のようにさえ思える存在だった。
妻が私と結婚して辞めた後、何人か女性社員を採用したが、皆あまり長続きしなかった。
まあそれでも残業も必要のないような会社だったので、何とかなっていた。
4年目くらいの時に私は本社のコンプライアンス部から呼び出しを受けた。
退職した女性社員が私の会社をセクハラで訴えると弁護士を通じて通知してきたのだ。
私には全く心当たりがなかったが、本社の人間も立会いの元で弁護士と面会した。
弁護士の話はセクハラどころの話ではなかった。
勤めている期間ずっと、私の部下3人にセックスを強要されていたというのだった。
実際には部下の1人(既婚)と関係したのが、他の部下に知られて脅されて関係させられ、そのうちにもう一人の部下にも知られて、その男にも脅されてセックスを強要されたとの事。
最初に関係を持った相手に相談したが、もし妻にバラされたら二人とも慰謝料を請求されたり大変な事になると諌められたらしい。
(脅されたに近い感じだったのかもしれない)
弁護士が直接3人とも話をしたいと言うので会わせる事になった。
最初は3人は白を切っていたが、弁護士が「全て正直に話さないなら脅迫と強姦で訴える。正直に話すなら示談でもいいと被害者は言っている」と言うと全て白状した。
最初から3人ともグルで、誰か1人がものにしたら、それをネタに他の2人にもやらせる約束だったとの事。
仕事では2人がわざと辛く当たって、もう1人が仲良くなるように仕向けていたらしい。
結局は3人それぞれと、会社から被害者に和解金を払う事で決着が着いた。
3人は懲戒免職ではなく依願退職とする事になった。
会社は解散して親会社に吸収される事になった。
退職の日、3人は「本当に申し訳ありませんでした」と珍しく殊勝に頭を下げた。
駅で別れる時に、1人が私に小さく囁いた。
「奥さんにもよろしくお伝えください」
その時は気にもかけなかったのだが、後になってその時の男の目、人を小馬鹿にしたような感じの、悪意ある目を思い出すようになった。
あいつらはあれ1回じゃないんじゃないか。
もしかして辞めたほとんどの女性社員に同じような事をしていたのでは?
考えれば考えるほどそう思えてきた。
この就職が厳しい時勢に、あんな会社とはいえ、せっかく正社員採用された女子社員が皆長続きしなかったののはなぜか?
確かにやり甲斐を感じるような職場ではないかもしれないが、残業も少ないし、キツい仕事ではなかったはず。
そのうちに、私の中に徐々に黒い疑惑が広がっていった。
妻はどうだったのだろう?
真面目で献身的というにはあまりにも従順にすぎる働きぶりではなかったか?
私用の買い物まで当たり前のようにさせられていた妻。
そんな馬鹿なと思いながらも、否定しきれない自分がいた。
私は考えに考えた末に、妻には問い正さない事に決めた。
もし事実がどちらだったにしても、妻が献身的な良妻である事に変わりはない。
3人は辞めて会社もなくなったし、二度と会う事もない、もう過去の話だ。
それで自分としては納得したつもりだ、今でもそう思っている。
でも私は、それからEDになった。
妻は「私は気にしないから、あなたも気にしないで」と言っている。
私は心の中で妻に謝っている。
抱こうとすると3人に輪姦されている妻の姿を想像してしまう自分の浅ましさを。
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とは言っても部下3人と女子事務1人の5人の会社でリストラに近い。
役員になったのに給料は2/3ぐらいに下がった。
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部下の3人は他の子会社から、やはりリストラのような形で転籍してきたらしく、モチベーションは相当に低かった。
社長の私に対しても横柄というか、礼儀も知らないような感じの奴らだった。
ただ事務の女性は、まさに『掃き溜めに鶴』という感じの、誠実で礼儀正しい子で、電話対応から伝票処理まで一番忙しそうに働いているのに、暇そうな3人からコピーやら私用のお使いまでさせられても、嫌な顔ひとつせずに献身的に働いていた。
バツ1だった私は、1年後に付き合い始めて、たった3度目のデートでに彼女に結婚を申し込んだ。
彼女はバツ1の私に対して「喜んで」と言って、夫婦になってくれたのだった。
彼女は家庭に入っても優しく上品で、よく働く献身的な妻だった。
それでいて夜は娼婦のように・・というか、夜も本当に献身的に尽くしてくれた。
成熟した女性らしさで、思いがけないほどに感度よく、私の要求になんでも応えてくれた。
いつも不平不満とヒステリー、夜遊びまでまで始めた前妻と比べたら、私にとっては妻は天使のようにさえ思える存在だった。
妻が私と結婚して辞めた後、何人か女性社員を採用したが、皆あまり長続きしなかった。
まあそれでも残業も必要のないような会社だったので、何とかなっていた。
4年目くらいの時に私は本社のコンプライアンス部から呼び出しを受けた。
退職した女性社員が私の会社をセクハラで訴えると弁護士を通じて通知してきたのだ。
私には全く心当たりがなかったが、本社の人間も立会いの元で弁護士と面会した。
弁護士の話はセクハラどころの話ではなかった。
勤めている期間ずっと、私の部下3人にセックスを強要されていたというのだった。
実際には部下の1人(既婚)と関係したのが、他の部下に知られて脅されて関係させられ、そのうちにもう一人の部下にも知られて、その男にも脅されてセックスを強要されたとの事。
最初に関係を持った相手に相談したが、もし妻にバラされたら二人とも慰謝料を請求されたり大変な事になると諌められたらしい。
(脅されたに近い感じだったのかもしれない)
弁護士が直接3人とも話をしたいと言うので会わせる事になった。
最初は3人は白を切っていたが、弁護士が「全て正直に話さないなら脅迫と強姦で訴える。正直に話すなら示談でもいいと被害者は言っている」と言うと全て白状した。
最初から3人ともグルで、誰か1人がものにしたら、それをネタに他の2人にもやらせる約束だったとの事。
仕事では2人がわざと辛く当たって、もう1人が仲良くなるように仕向けていたらしい。
結局は3人それぞれと、会社から被害者に和解金を払う事で決着が着いた。
3人は懲戒免職ではなく依願退職とする事になった。
会社は解散して親会社に吸収される事になった。
退職の日、3人は「本当に申し訳ありませんでした」と珍しく殊勝に頭を下げた。
駅で別れる時に、1人が私に小さく囁いた。
「奥さんにもよろしくお伝えください」
その時は気にもかけなかったのだが、後になってその時の男の目、人を小馬鹿にしたような感じの、悪意ある目を思い出すようになった。
あいつらはあれ1回じゃないんじゃないか。
もしかして辞めたほとんどの女性社員に同じような事をしていたのでは?
考えれば考えるほどそう思えてきた。
この就職が厳しい時勢に、あんな会社とはいえ、せっかく正社員採用された女子社員が皆長続きしなかったののはなぜか?
確かにやり甲斐を感じるような職場ではないかもしれないが、残業も少ないし、キツい仕事ではなかったはず。
そのうちに、私の中に徐々に黒い疑惑が広がっていった。
妻はどうだったのだろう?
真面目で献身的というにはあまりにも従順にすぎる働きぶりではなかったか?
私用の買い物まで当たり前のようにさせられていた妻。
そんな馬鹿なと思いながらも、否定しきれない自分がいた。
私は考えに考えた末に、妻には問い正さない事に決めた。
もし事実がどちらだったにしても、妻が献身的な良妻である事に変わりはない。
3人は辞めて会社もなくなったし、二度と会う事もない、もう過去の話だ。
それで自分としては納得したつもりだ、今でもそう思っている。
でも私は、それからEDになった。
妻は「私は気にしないから、あなたも気にしないで」と言っている。
私は心の中で妻に謝っている。
抱こうとすると3人に輪姦されている妻の姿を想像してしまう自分の浅ましさを。