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エッチな体験談

親友と同じベッドで寝てたら襲われた

  
私は女だけど、女に抱かれたことがある。
抱いたことがある、とも言える。
なにしろ、お互いのクリトリスを擦り合ったのだから。

一度きりのことでしかなく、レズに目覚めたというわけではない。
ただその場の勢いに流されてしまっただけだ。
とは言え、何年経っても忘れることのできない出来事ではあった。

高校2年、友達の家に泊まった日のことだった。
親友の洋子とは、お互いの家に何度も泊まったりするくらいに仲が良かった。
別にレズな関係というわけではなく、どこにでもいる親友同士だと思っていたけれど、洋子の方は密かに私の身体を狙っていたようだった。
まあ、何が何でも手に入れたいとか思っていたんじゃなくて、もしも機会があれば試してみたい程度の欲望だったらしいが。

洋子の家に泊まる時は、当然ながら、ひとりずつお風呂に入っていたのだけど、その日だけ、話の流れで一緒に入ることになった。
正直言ってかなり抵抗があった。
なるべくなら一人で入りたいと主張したような覚えがある。
しかし洋子は軽く流し、私をお風呂場に引っ張って行った。
本気で拒否すれば、恐らく洋子も諦めていただろうが、結局私は断り切れずに流されてしまった。

湯船に浸かる前に、まずシャワーを浴びた。
普通のお風呂場だったので、ふたり一緒だと少し狭かった。
自然と身体を寄せ合うことになる。
私たちは密着しながらシャワーを浴びた。
途中から洋子が石鹸を泡立てて私の身体に塗ってきた。
私は笑いながら、洋子に石鹸の泡を塗り返した。
この時はただの冗談のつもりで、じゃれ合いに過ぎないと思っていたけれど、後から聞いた話によれば、洋子の方はすでに興奮していて、あそこをちょっと濡らしていたらしい。
とりあえずは、それ以上のことをしたりはせず、適当なところでシャワーを切り上げると、私たちは湯船に浸かり、身体をしっかりと温めてから部屋に戻った。

パジャマを着て、お喋りに興じているうちに、午前0時を回ったので、寝ることになった。
電気を消して、洋子のベッドにふたりで寝る。
これ自体は今までもそうだった。
普通は、いくら泊まりに来ているとはいえ、別々の布団で寝るところだろう。
でも私は、洋子と同じ布団で寝ることに抵抗はなかったし、それどころか彼女の体温を感じながら寝ることに心地良さを感じてさえいた。
それを考えると、洋子だけでなく私にも元々レズの素質があったのかもしれない。

しかしまあ、洋子が私の身体を弄ってきた時は、さすがに戸惑いを覚えた。
私は目を開けて彼女の顔を見た。
洋子も私を見ていたので、間近で顔を向かい合わせることになった。
洋子はいたずらっ子のような笑みを浮かべていた。
暗闇の中に見えた彼女の顔は、なぜか今でもはっきりと思い出せる。

レズの真似をしてからかっているのかと思った私は、面白がって彼女にやり返した。
私も洋子の身体を弄ったのである。
洋子は私の胸をパジャマの上から触っていたので、私は洋子のパジャマに手を差し入れて、お腹の辺りを撫で擦ってやった。
私の方がエッチなことをしちゃってるから私の勝ちだね、というわけだ。

すると洋子は、私の股間を触ってきた。
私が驚いているうちに、今度はパジャマの中に手を入れて、パンツに触れてきた。
そこで初めて私は、「ちょ、ちょっと・・・」と言って拒絶の意志を示したが、控え目にし過ぎたためか洋子は止まらず、パンツ越しに陰唇を擦ってきた。

「あぅっ」

当時の私は処女で、他人にそこを触られた経験なんてなく、そのせいで、少しの刺激でも感じてしまい、声を漏らしてしまった。
そんな私を見て洋子は微笑んだ。
彼女の手がパンツの中にまで忍び込んでくる。
私はもう、どうすればいいのか分からなかった。
ただただ動揺するばかりで、彼女の手を退けることも考えられなかった。

洋子の指が陰毛を掻き分けてクリトリスに触れると、私は全身をビクリと震わせた。
刺激が強すぎたのだ。
もっと端的に言うと、気持ち良すぎて反応せざるを得なかった、ということになる。
さらにクリトリスをこねくり回されると、私は腰をもじつかせながら、淫らに喘いでしまった。

洋子は、「あたしのも触って」と言って私の手を取り、自分のパジャマの中に突っ込んだ。

快感でボーッとしていた私は導かれるままに洋子のパンツの中に手を入れた。
じゃりじゃりとした陰毛の感触に少し怯む。
自分がエッチなことをしようとしているんだと実感してしまった。
しかし洋子に、「もっと下」と言われて、私は軽く頷き、手を進めた。
小陰唇に触れ、湿り気を指先に感じた。
洋子の指も負けじと私の膣口を弄っていた。
洋子の指がヌルヌルしていることから、私は、自分も濡らしていることに初めて気付いた。
相当に気持ち良くなっているのだから、ある程度は濡れていて当然なのだけれど、その事実を突き付けられると恥ずかしいものがあった。

私は、指を少しだけ戻してクリトリスに触れた。
その途端、洋子は私と同じように全身を震えさせた。
洋子の陰核は触れる前から硬くなっていた。
私はそれを優しく撫でてあげた。
洋子の息が乱れていく。
反応してくれるのが嬉しくて、私はクリトリス弄りに夢中になった。
洋子も私のクリトリスを擦り上げてくる。
彼女の指の動きは激しかった。
私はそれに合わせてだんだん指の動きを激しくしていった。

向かい合ったままクリトリスを擦り合っているものだから、お互いの息が顔に当たった。
洋子が熱い息を吐くたびに、私の前髪が揺れる。
洋子の前髪も私の吐息で揺れる。
目が合った私たちは、同時に顔を寄せ、口付けをした。
私にとっては初めてのキスだった。
洋子も初めてだったらしい。

舌を擦り付けるだけの幼稚なキスを続けながらも、クリトリスを弄る指は止まらない。
最初にイッたのは洋子だった。
あからさまにビクビクと震えたので、すぐに分かった。
どちらかと言うと、私の方が消極的に指を動かしていたが、彼女の興奮は、それを補って余りあるものだったようだ。
彼女のすぐ後、私も絶頂に達した。

キスをしたままだった私は、無意識のうちに洋子の口に強く吸い付いた。
あとで聞いた話では、それが無かったとしたら、私が絶頂を迎えたことに気付けなかったかもしれないとのことだった。
腰や全身の動きには大した変化がなかったらしい。

ふたりとも絶頂を終えて落ち着いたので、私たちはお風呂に入り直し、今度こそ寝ることにした。
別に恋人のようにベタベタすることはなく、何事もなかったかのように寝入った。
起きてからだって、多少のぎこちなさはありつつも、いつものように、「ぉはよー」とちょっと適当な朝の挨拶をして、世間話をして、冗談を言い合って、笑い合った。
そして洋子の家族と一緒に食卓を囲み、朝ご飯を食べた。

それからも私たちはただの友達として付き合った。
ひょっとしたら洋子の方は、あの夜の後、私から何らかのアプローチがないか期待していたかもしれない。
私の気持ちを尊重するつもりで、自分からはアクションを起こさず、私の変化を待っていたのかもしれない。
しかし私の方にその気はなかった。
あの夜のことは、あくまでもおふざけの延長でしかなかった。
彼女もそれは分かってくれているだろう。
だからこそ、今も友達としての関係が続いているのだと思う。
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