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エッチな体験談

荒い息を吐きながら私の中に射精して・・・

  
結婚することになった私は実家にあった荷物をいくらか整理しようと思って、帰郷していた。おせっかいな母さんが、幼馴染でお隣さんのタケルに、私が帰ってくる日を伝えていたらしく、当日は駅までタケルが迎えにきてくれた。
その日は久しぶりに母さんの手料理を食べて、時間は20時過ぎに。
3泊する予定ではあったけれど、後回しにするのはよくないし、今日のうちにも少し荷物の整理をしておこうと思って自室へ。
整理を始めてしばらくして、タケルが電話をかけてきて、
「心霊スポットがあるんだけど、これから行ってみないか?」
って言いだした。

昔から私もタケルもこの手の話が大好きで、心霊現象がおきたって噂がある場所にはちょくちょく出かけていた。
片づけはまだまだ終わっていなかったのだけれど、久しぶりに行きたくなって、すぐにOK。
用意をして、タケルの家にいった。

タケルが車を出してくれて、30分ほどいったところにあるさびれた神社に着いた。
人気も明かりもまったくなくて、じめっとした空気が気持ち悪い。
別に霊とかそんなの関係なく、真夏の夜のさびれた寺社仏閣っていうのは不気味なものだよね。

「おい、サトミ!ここ見ろよ!」
タケルに呼ばれて行ってみると、神社の柱に、何本も釘が打ってあった。
途中で折れてしまっているものや、何か紙切れをとめるように打ち付けられているもの……とにかくたくさんの釘。

しかも、どこからともなく「コン、コン」と、何かを打ち付けるような音がしてきて。
さすがに気味が悪くなってきて、もう帰ることにした。

帰宅する途中、なんか白い影が横切ったように感じたり、視線を感じるような気がしたり……でもそんなの気のせいだって自分に言い聞かせて、部屋に戻ったら深夜まで荷造り作業をしていた。

そしたら、窓に何かが当たる音。
なんだろう?って思ったけれど、さっきの神社のこともあるから、カーテンを開けるのは怖い。

眠れないまま朝になってタケルに連絡。タケルも、
「実は俺も、同じようなことが起きてて……」
って。

怖くなって、どうしようどうしようって焦っていたら、タケルが
「知り合いの霊媒師?みたいなやつがいるんだけど、そいつを頼ってみよう」
って言いだした。

胡散臭いけど、結婚前になんか変なことになるのもいやだし……わらにもすがる思いでその人のもとへ。

待ち合わせに指定されたのは、あるホテルの一室だった。
部屋に入ってみると、カーテンはすべて締め切ってあって、机の上にはろうそくがともっていた。

そこで自分に起きたことや、神社にいったことを話すと、
「よくないものがあなたがた二人ともに憑いている」
って言いだした。

「特に女性のサトミさんは、これから先に妊娠したとき、おなかの子供に影響があるかもしれない…」
とも。

私は去年の時点は34歳だったから、結婚したらすぐにでも妊活を始めるつもりでいたのに…そんなことを言われては不安になってしまう。

どうすればいいのか、除霊する方法はないのかと聞いたら、
「あなた方ふたりで、ここで交わってくれ。エクスタシーを感じるときに、肉体からよくない霊体が出てくる。そのタイミングを狙って、除霊をします」
って。

タケルとセックス?私が?勘弁してほしかったけど、結婚・出産前に霊のせいでおかしなことになるなんて、ぜったいいやだ。

しかたなく、ストッキングと下着を下して、ベッドに横たわった。
痛くたって構わないから、すぐに終わらせたかった。

それなのに霊媒師が、
「タケルさん。君はしっかりとサトミさんに尽くして、エクスタシーを感じさせなければいけない。通常、エクスタシーを感じることのできない女性は多いから」
と。

確かに、私はあまりイかない方で。
結婚する相手とのセックスでは、数回に1度しかイけなかったけれど、毎回イったふりをしているんだった。

でもイかないと除霊できないなんて……せめて力を抜いていよう。
そう思って、目をぎゅっとつぶった。

タケルが私の唇やほほ、まぶたや耳、首筋……いろんなところにキスをしてくる。
唇をほんの少しふれさせたまま肌をなぞるようにされると、背筋にぞくぞくとした感覚が走った。

服を全部脱ぐのはどうしてもいやだといったから、服の上から、胸をさわさわと触られた。
ブラのホックをはずしてカップをずらし、服越しにも乳首に触れられるようにする。

タケルのごつごつした指が、乳首をきゅうっとつねると、ジン、と腰の奥がしびれた。
濡れてきている……下着もストッキングも脱いでしまっているから、部屋の空調からふく出す風があそこをかすめるとヒヤッとして……それですぐに自覚した。

自覚したとたんに恥ずかしくなって、ぎゅっと足を閉じた。
「ちゃんと足開いてください。女性が一番感じやすいのは、クンニリングスです。タケルさん、クンニリングスだけでサトミさんを1度いかせてあげてください」
「わかりました」

霊媒師の言葉にタケルがうなずいて、私のあそこに顔をうずめてきた。
タケルの短い髪が足の付け根にあたってくすぐったい。

生暖かい息がかかったと思ったら、すぐにネットリと熱い感触。
バカのひとつ覚えみたいに、いきなりクリトリスを剥いて、なめまわしてきた。

直接触れられるのは痛いけれど、舌で触れられるのはとんでもなく気持ちいい。
もともとクンニされるのは大好きなのに、今の相手はなかなかしてくれないから…久しぶりだったこともあって、すぐに頭がくらくらするくらい喘ぐようになってしまった。

「アッ…アッアッ……い、いやっ」
喘ぎ声の感覚が短くなったのを感じたんだろう。
タケルが指をナカに入れてきて、ゆっくりと出し入れを始めた。

同時に責められて、どうしようもなく感じてしまって……タケルの指をぎゅうっと締め付けながら、1度目の絶頂。

「さぁ、では挿入です。避妊はしてはいけません。でも大丈夫ですよ、これは除霊のためですから、妊娠することはありえません」

そんなことあるのだろうかって思ったけれど、霊媒師はまじめな顔でこっちを見ている。
仕方なく、
「タケル、早く入れて。早く終わらせよう」
って、足を開いた。

タケルがごくっと息をのむ気配。
すぐにベルトを外すカチャカチャって音がして、熱いアレが私のアソコに押し付けられて……一気に、奥までズン!と突き上げられた。

息が止まりそうになって、がくがくと震えているのにおかまいなしでタケルは腰を動かしてくる。
今の相手よりも太いタケルのアレで、私のアソコはめいっぱい引き伸ばされているのに、痛みはまったくない。

子宮口をトントンとアレで突き上げられるたびに、骨盤の奥から尿意みたいなものがじわじわとやってきた。
うそ、トイレ?って思ったけれど、タケルは動くのをやめない。

「ちょ、ちょっと待って……タケル、ちょっとまずいから…」
「やめてはいけません!!タケルさん、しっかり動いてください!!私も、サトミさんがエクスタシーを感じられるように、お手伝いをしましょう!」

そういって霊媒師が立ち上がった。
タケルに、「しっかりとサトミさんの両足を押さえておいてください」と指示をして、接合部分に電マを押し当ててきた。

ナカをごりごりこすりあげられる感触と、クリを強烈に震わせられる振動で、あっけなくイッてしまいそうになる私。

さらに追い打ち!とでもいうように、霊媒師が机にあったろうそくをもってきて、
「さぁ!!出ていきなさい!!!」
って大声でいいながら、接合部にロウをたらしてきた。

もちろん、ふつうのろうそくで、プレイ用でもなんでもない。
「アッツ……うぅ、あ、あああっ!!」
痛みと快感でわけがわからなくなって……シーツをびしょびしょにしてしまうほどおもらししながらの絶頂。

タケルも荒い息を吐きながら私の中に射精して、そしてベッドにバターン!と倒れてしまった。
「えっ?!タケル?!」
「心配はいりません。セックスの最中に、タケルさんの中に、あなたのなかの悪霊がうつっていたのです。そして射精とともに、すべてが解き放たれ、除霊されました。これで無事、あなたたちの中から悪いものは出ていきましたよ。がんばりましたね」

そういわれて、ほっとして思わず泣いてしまって……。

あらかじめ脱いでおいたから濡れずにすんだ下着とストッキングをはいて、タクシーで帰宅。
タケルは、霊媒師さんが送り届けてくれるってことで、安心して帰ることができた。

その日の夜は、窓をたたくような音もなく、何事もなく過ぎた。
ほっとして荷造りもトントンと進み、当初の予定通り、3泊して帰ることになった。

帰る日の朝、タケルがまた駅まで送ってくれて、
「なんかあったら、連絡くれよ。旦那に嫌気がさしたら、俺がもらってやるからさ」
なんて言われて。バカなこといわないでよって、笑って別れた。

それから新居に引っ越して、幸せな新婚生活が始まったと思ったら、3か月ほどしてつわりが。

妊娠したんだ!!って思ってうれしくって、旦那が帰宅してすぐに伝えたら、
「実は言ってなかったけれど……俺、精子の数がすごく少ないって言われたことがあるんだ。でも、奇跡ってあるんだな、うれしいよ」
って喜んでくれて。

両親にも伝えたら、両親が言いふらしたのか、タケルからも連絡が。
「生まれたら、一度会わせてほしい。俺の子供かもしれないから」
って。

なんで?!除霊だから妊娠しないって言ってなかった?って問い詰めたら、神社が心霊スポットっていうのも、窓で音がしたのもタケルの自演。
霊媒師も、お金でやとった他人だって暴露。

もう目の前が真っ暗になったけど、旦那ももう旦那の両親に報告しちゃったし、職場にも言ってしまったみたいで……生まれてきて、血液型を検査するのが、今から怖くて怖くて仕方ないです。
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