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エッチな体験談

飲み屋で突然始まった見知らぬ男女の野球拳で…

  
大学生の時にたまたま友人と立ち寄った個人経営的だけど
少し大きめのホールになった飲み屋へ行ったら、

ホールの中央席辺りにいたサラリーマン風の男と、
その知り合い風の女の子が突然野球拳を始めた。

どういう経緯でそうなったのかは正直知らんけど、男のほうはもうノリノリ。


逆に女の子のほうは馬鹿にされて苛立ってるような表情で、
睨み付けるような真剣な目をからかう相手の男に向けている。

そのアンバランスさも非常に奇妙な光景に映った。

俺たちが気がついたのは野球拳の1ターン目が始まった直後で、
まず始めに1勝したのは女の子のほう。

そして2ターン目に入り男のほうはさらにでかい声で
「や~きゅ~う~をす~るなら…。」とか歌いはじめたので、
1ターン目の様子に気がついていなかった客も驚いて、
それぞれが完全に手を止め、二人の様子に注目し始めた。

2ターン目は女の子が負ける。
そうすると羽織っていた上着を怒ったように自席に投げつけ、
さらに怒りに燃えるような目で相手の男を睨み続けている。

周りはいつの間にか完全に彼ら二人に釘付けになり、
男のほうは観衆を完全に味方に付けてしまった。

心底楽しそうに振舞う男と、
ますます怒りを強めながらも野球拳を放棄しない女の子。

見ればまだ20歳前後の年齢で
俺たちとそれほど年齢が違わないようだ。

『なんで今、出るんだよ~』という
名残惜しそうな父親を無理やり引っ張り、
ヒステリックになりながら退店する子連れの家族が何組かいたのだが、
残りは酒の勢いもあり急激に男を応援し始めている。

その様子にますます怒りを顕わにする女の子。
その対比があまりにも興味深く、なんだか俺も男を応援し始めていた。

その後、女の子が驚異的な勝率を誇り、
男のほうは靴下とトランクス一枚まで追い詰められる。

観衆は男が負けるたびに大ブーイング。
しかし女の子のほうは余裕が出来たにも関わらず、
相変わらず苛ついた表情を浮かべている。
にっこりしたらかなり可愛い子だと思う。

ところが、そこでびっくりするような変化が発生した。
ニヤニヤしながら余裕シャクシャクだった男が、
急に真剣な表情になり、気合を入れ始めたのだ。

もちろんジャンケンなんて気合を入れたからといって、
結果が変化するということはない。

しかし「お前を素っ裸にしてやるぅ~」と叫んで、
観衆が「うぉ~~~~!」とか「やれやれぇ~!」とか囃し立てると、

女の子のほうはそこで初めて事態の深刻さに気がついたかのように
周りを見回しながら、『えっ、なにこれ?』というような困惑の表情を見せた。

そういう表情の変化まで手に取るように見て取れた。
女の子は先ほどの表情とは明らかに違っていた。

男を追い詰めているにも関わらず、周囲は敵だらけ。
多分そう思ったのだろう。苛ついた表情は完全に抜け、
絶対に負けられないという真剣な眼差しに変わっていた。

そして次のターンが訪れる。男が歌うと、店中の皆がその歌に合わせて
「アウト! セーフ! よよいのよい!」などと合わせ、大合唱が始まった。

残念ながら男が靴下を両方ともぬがされてしまい、トランクス一枚になる。

女の子は上着に靴下、ストッキングまでは脱がされたけれども、
ブラウス、スカート、その下の下着などが丸々残っている。

男はまったく動じていなかった。
いや酔っ払っていてどうでも良かったのかもしれない。

しかし周囲を味方に付けてますますご機嫌だ。
もう一回も負けられないというのに同じ調子で歌い始めた。

すると今度は立て続けに勝ち始める。

最初にブラウスを脱いだ女の子。
ブラジャーと短めのスカート姿になったが、
その肌があまりにも美しく、周りからは
「おぉ~~~!」というため息と賞賛の声が上がる。

俺はたまらなく興奮してきた。なんと運の良いことだろう?

次のターンも男が勝つ。
周りは「でかした! お前の払いは俺が全部持つ!」とかいう
エロ親父どもの声が飛び交う。

女の子はオロオロしながらもスカートの横のジッパーを下げ、
顔を赤らめながら仕方なくノロノロと脱ぎ始めた。

今では完全に『どうしよう?』という表情だ。

スカートを脱ぎ終わり、残りはブラジャーとパンティーだけだ。
柄物ではなく純白の下着が目に眩しい。

周りはますます盛り上がる連中と、
ゴクリと唾を飲み込む連中とが入り混じって、次のターンの行く末を見守った。

そして大合唱のまま次のターンが始まる。結果は大逆転だ!

男が気合で出したグーに対し、
一瞬送れたタイミングでチョキを出してしまった女の子…。

店中大歓声!
気がつけば店員や店長や
厨房で料理をしていた料理人までが、ホールに出てきてしまった。

女の子は今にも泣きそうな顔で仕方なくブラのホックを外したが、
その段階でどうしても自分で脱ぎ捨てることが出来ない。

すると男が「おいおい、いまさら『脱げません』なんて言わないだろうな?
お前が提案してきたんだぞ?」

周りが一瞬し~んとなり、「なんだってぇ!」と驚きの声が上がる。

どうして野球拳になったのかという細かい経緯は不明なものの、
この騒ぎを提案したのが女の子だということに、
周囲はもちろん、俺たちも心底驚いてしまった。

それを聞いてしまうと『ちょっと可愛そうなんじゃないの?』と
思い始めていた周囲の反応は変化し、

「ぬ~げ! ぬ~げ!」という脱げ脱げコールが始まる。
周りを見回して一瞬怒ったような表情を見せつつも
泣きそうになりながらようやく腕を放し、ブラジャーを自席に放り投げた。

一瞬見えた胸はそれほど大きくなかったけれども、
色素が沈着していない美しいピンク色の乳首だ。

周りからは大歓声が起こる!
「オネェちゃん、勇気がある!」とか「偉い!」とかいう声も飛んでいる。

男のほうは再びニヤニヤしながら、
「あっと、いっちまい! あっと、いっちまい!」と手を叩き、
回りも合わせて「あっと、いっちまい! あっと、いっちまい!」と大合唱を始める。

片手で胸を隠しながら、最後の勝負を始めた。そして…。

サラリーマン強ぇ~。
最後の勝負も結局勝ってしまい、
その直後に自分はそそくさと脱いだ服を身に着け始める。

女の子はその様子を恨めしそうに眺めながら、
「も、もう、これで勘弁して~」と嘆願したけれども、
男は満面の笑みを浮かべながら
「それは出来ない相談だな。なぁ、みんなぁ?」と周りの連中を煽った。

男はネクタイを締め、ジャケットをサッとまとうと、
「それじゃあ、脱いでもらおうか?」と切り出した。

女の子は仕方がなく左手で胸を隠して右手でパンティーを脱ぎはじめた。
周りは先ほどまでの騒ぎが嘘だったかのようにシーンと静まり、
物音一つ立てるものはいなかった。

その状態でノロノロと下着をずり下げる。
その表情は今にも泣き出しそうだったが、手を顔に当てることは出来ない。

何しろ片手で胸を隠し、もう片手でパンティーを脱がなければならないのだ。

だから少しでも表情を見られないようにするためか、顔を背けていた。

しかし場所はホールの真ん中だ。
どこに向けようが誰かには見られてしまう。

そして顔も体も恥ずかしさで真っ赤になりながら、パンティーを脱いだのだが、
ひざに引っかかってうまく脱げずにオロオロしはじめる。

その段階で男が近寄り
「じれったいなぁ~、俺が脱がしてやるよ」と言うと、
乱暴に両手でパンティーを掴みながら、
「これで素っ裸ぁ!」と叫びながら一気に全てを全部ずり下ろしてしまった。

飲食店の真ん中で20歳そこそこの女の子が素っ裸。
それを沢山の客に見られながら、両手で大切な部分を隠し、
泣き顔すら隠すことの出来ない女の子。
その表情に激しく萌えてしまった。

「やれやれ、しょうがないな。野球拳でこの俺に勝負するなんて10年早いよ。」
と男が声をかける。

そして「皆さんお騒がせしました! これで彼女は約束どおり素っ裸です! よく見てやってください」と声を張り上げる。

皆が歓声を上げて「よくやったぞ! お前は最高だ!」
などと賞賛を浴びせかけ、最高に盛り上がった。

その後、「もう服を着てもいいぞ。ただし、俺は助けてやらん、自分で着な!」
と声をかける。

俺は、知らない女の子が服を脱ぐのも着るのも見たことはなかったんだが、
服を脱ぐよりも着るときのほうが大変なんだと思った。

なぜなら、完全に体の大切な部分を見えないように隠しながら、
服を着ることは極めて難しいのだ。

女の子はしゃがみこむこともせず、
潔く立ち姿勢のままで恥ずかしさに耐えながら
両手を胸と股間に当てていたのだが、
男の声がかかると同時にまずはパンティーを履き始めた。

もちろん両手でなければ素早く履くことは出来ない。

一瞬だが、完全に素っ裸の体を見られたのはこの瞬間だ。
胸はプルプル揺れながらも無防備に衆目にさらされている。

それでもかまわずにパンティーを履くと、
急いでブラジャーを取り、素早く身に着ける。

『あぁ、ブラジャーってこういう風に付けるんだ』と俺は思った。

全ての衣服を身に着けると、
シクシク子供のように泣きながら店を出る女の子。

皆は良いものを見せてもらったという満足な気持ちと同時に、
ちょっぴり彼女のことが可愛そうだなぁという
複雑な気持ちに悩まされているようだ。

もちろんそうでない人もいるのだろうが…。

男はフラフラと立ち上がると、
片手を貴族のように大げさに上げてから胸の前に置き、
優雅にお辞儀をしてから、会計を済ませそのまま退店した。

窓の外に目をやると駐車場に止められた車の運転席には
先ほどの彼女が座っていて、車の後部座席に男が座るようだ。

そしてその車は静かに駐車場を出て、
国道に入り流れに乗って遠ざかって行った。

興奮冷めやらぬ飲み屋は、先ほどの話題で盛り上がったまま、
皆が楽しく一日を過ごしたのは言うまでもない。
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