童貞を捨てたくて親友と風俗街へGO!
- 2022/05/05
- 20:59
1996年、春。
俺(隆志)は高校を卒業した。
受験に落ちた俺と、大学に合格した友人である健太郎は、ある企みを計画していた。
「なあ、健太郎。俺らはついに高校3年間で童貞を捨てられなかったよな・・・」
「ああ、そうだな・・・」
3月とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、2人の憂鬱な心はさらに冷えていった。
片手に持った缶コーヒーも冷えていく軽い沈黙の中、健太郎が言った。
「なあ、俺らこのまま卒業してもても童貞を捨てられないんじゃないか?」
「・・・かもしれん。俺は浪人だが、その間に捨てられる気もしねぇし・・・」
(やっぱ大学に入るまでに童貞って捨てるべきなんじゃないだろうか)
そう心の中でつぶやいた2人。
高校3年間で彼女も作れず、女友達も皆無だった2人は、ほぼ同時に相手に向かってつぶやいた。
「風俗・・・行こうか・・・」
次の日。
地元の風俗街の最寄り駅に朝11時に集合した2人。
財布にはなけなしの1万円札が数枚入っていた。
「風俗街に入るのってなんか恥ずかしいな・・・」
健太郎が言う。
「バカヤロ、俺らが童貞捨てるにはこれしかねーんだ。行くしかねぇ!」
2人はそそくさと早足で風俗街に入っていく。
午前11時という時間のせいだろうか、はたまた平日のせいだろうか、ほとんど客は歩いておらず、道路にいるのはほとんどが呼び込みの中年従業員だけであった。
「お兄ちゃん、ソープ?寄って行ってよ。写真だけでも見てってくれない?ねぇねぇ・・・」
呼び込みの声が2人に集中する。
なにせ2人は高校出たてのガキ。
ビビるってもんじゃなかった。
「なあ、健太郎・・・。俺らボッタクられるんじゃねーか?こえーよ・・・」
「お、俺だってこえーよ・・・。なんでこいつらはこんなに呼び込んで来るんだ、クソッ!」
ビビる2人。
田舎の風俗街。
30分も歩いていると、また同じ場所に戻ってくる。
「あれっ?お兄ちゃんたち、また戻ってきたの。安くしとくから入ってよ」
しつこく呼び込んでくる、さっきのおっさん。
ついに俺は口を開いた。
「・・・いくらなんですか?」
「えーと、40分で1万2000円だけど、お兄ちゃんたちは1万円でいいよ」
1万円。
想定していた金額より随分安い。
でも・・・怪しい!
風俗は最低でも3万円は必要だと聞いていた。
なぜに1万円?
当然の疑問を健太郎が呼び込み従業員にぶつけた。
「えらく安いんですね?」
「まあね。うちはヘルスだから。安いでしょ?寄って行きなよ」
気の弱い2人は数分喋っただけでなぜかオッサンに情が湧き、1万円を手渡した。
(ほんとはソープに行きたかったんだけどな・・・)
「はい、2名様ご案内でーす!」
2人はおっさんに言われるがままにヘルスに入っていく。
「なあ、健太郎。ヘルスって確か本番の無い風俗なんだよな」
「ああ。でもまあいいじゃないか。本番以外は何でも出来るって話だぜ。つまり2万円が挿入料金と仮定して・・・(略)・・・得する可能性が高いぜ」
さすがは一流大学工学部に進学決定の健太郎だ。
理論的にヘルスの仕組みを説明してくれた。
予備校に進学決定の俺とは頭の出来が違う。
そうこうしているうちに別の店員に番号札を渡される。
俺の心臓は最高潮のビートを刻んでいた。
(もうすぐ・・・もうすぐ生身の女と、あんな事やこんな事ができるぅっ!!)
めちゃくちゃドキドキしているのを健太郎に隠すように、覚えたてのタバコをふかす俺。
そして運命の宣告が店内を駆け抜けた。
「番号札17番のお客様、入り口の方へどうぞ~」
ついにこの時が来た。
「健太郎、お先に失礼するぜっ」
逸る心を抑えながら従業員に番号札を渡す。
もう後へは引けない。
入り口のカーテンを抜けると、そこは夢の国だった。
目の前に下着の女が立っている。
(暗くて顔はよく見えないが・・・下着の女がいるぅぅぅ!)
感動している俺に向かって女は言った。
「みゆきで~す。よろしくおねがいしま~す」
みゆきは言うと同時に俺の手を取り、個室に誘導。
俺の頭はこの時点ですでにラリっていた。
(女の子に手を握ってもらったのなんて初めてだぁ・・・。柔らかーい!)
なにやら怪しげで薄暗い、しかし小奇麗な個室に入っていた。
ドアを閉めたその時。
「お客さん・・・チュッ」
(・・・チュッ?チュッってなんだ?キス?キスされた??)
『風俗嬢はセックスしてもキスしない』という古典的な言い伝えを本当だと思い込んでいた俺。
風俗でキスできるなんて想定外の出来事だった。
(ファーストキスしちゃったぁ・・・ぽわわわーん・・・)
脳みそが茹だってしまった俺を尻目にみゆきが言う。
「じゃあ、シャワー浴びるので服を脱いでね!」
服、脱ぐのか・・・。
そりゃそうだよな。
そりゃ脱ぐよ。
でも俺、ここ10年ほど人前でスッポンポンになったことない・・・。
人前で裸になったのはたぶん小2のときくらいかなぁ・・・。
恥ずかしいよぅ・・・。
混乱している俺の横でみゆきはさっさとブラジャーとパンティーを脱いでいく。
わぁぁ・・・。
生のおっぱい、初めて見た・・・。
大きいな~、巨乳だなぁ・・・。
しかもあそこの毛も見えるぞ・・・。
これだけで1万円の元は取れたんじゃないか・・・ウヒヒ!
なんとか服を脱いだ俺。
みゆきに連れられ、いざシャワー室へ!
「お客さん若いね。いくつ?仕事はお休みなの?」
みゆきがシャワー温度を調整しながら聞いてくる。
「い、いや。ボク、学生なんス。でも受験に落ちちゃって浪人で、本当は学生じゃないッスけど・・・。あ、ちなみに18歳です・・・」
萎縮してしまい、おろおろしながら答える。
それも当然のことだろう。
女の手を握ったこともない若造が、いきなり裸の女と話しているのだから。
「この店ってあんまり若い人来ないからね」
「そ、そうッスか。みゆきさんはおいくつなんですか?」
「私は19歳よ。一個上だね」
他愛のない話が続く中、俺の男性器はみゆきの手によって洗われていく。
俺は欲情しきっていた。
「みゆきさん、触っても、よ、よろしいでしょうか・・・?」
「うん。いいよ」
なんという愚かな質問なのだろう。
俺はなんというバカな男なのだろう。
いいに決まってるではないか。
(わぁー、おっぱい柔らかいなぁ~)
ラリってる俺にみゆきが言う。
「お客さん、もしかして初めて?」
「はい、初めてですっ!」
みゆきのあの複雑そうな顔は今でも忘れられない。
「ベッドの方へどうぞ」
手を引かれ、ベッドにつれて行かれる俺。
そして、あんなことやこんなことをしてもらう。
射精が完了。
みゆきさんにシャワーで洗ってもらい、時間が来たので終了となった。
「ありがとうございます。これ名刺。また来てネ!」
再びカーテンをくぐり、待合室で健太郎を待つ。
余裕のタバコをふかしていると健太郎が出てきた。
しかし、何か様子がおかしい。
とりあえず店を2人で出て、3月の空の下、近くの公園で語り合う。
健太郎が言った。
「俺、二度と風俗なんか行かない!!だってオバサンが出てきたんだもん!!!」
「オバサン?俺のほうは19歳の若い女の子だったぞ」
「な、何ぃっ?俺のなんか顔も体も30代、下手したら後半だぞ。隆志、てめーだけいい思いしやがって!!こんにゃろう・・・(泣)」
「ハハハ、ご愁傷様」
遠くの大学に行ってしまう健太郎と、地元の予備校に行くことになった俺。
あと1ヶ月も一緒にいられない。
そんな寂しさを噛み締めながら、初めての風俗のプレイについて、フェラが気持ちよかった、俺はアナルまで舐めてもらったなどと他愛のない会話を繰り返していた。
興奮気味の健太郎が、急に素に戻った顔でつぶやいた。
「でも、俺らって、まだ童貞なんだよな・・・。挿入しなけりゃ童貞だし・・・」
「ああ・・・俺らは童貞だ。2万円をケチってヘルスだったからな」
「隆志。盆か正月に帰って来るから、今度は一緒にソープ行こうぜ!」
春の陽気が差してきた頃、高校3年間連れ添った親友同士の熱い誓いだった。
しかしあれ以来、健太郎は俺に、「飲みに行こう」とは言ってきても、「風俗に行こう」とは言ってこない。
たぶん健太郎は大学で、彼女とよろしくやって童貞を捨てたんだろう。
よかったな、健太郎!
え、俺の童貞はどうなったんだって?
答えはあの3月の風の中さ。
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俺(隆志)は高校を卒業した。
受験に落ちた俺と、大学に合格した友人である健太郎は、ある企みを計画していた。
「なあ、健太郎。俺らはついに高校3年間で童貞を捨てられなかったよな・・・」
「ああ、そうだな・・・」
3月とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、2人の憂鬱な心はさらに冷えていった。
片手に持った缶コーヒーも冷えていく軽い沈黙の中、健太郎が言った。
「なあ、俺らこのまま卒業してもても童貞を捨てられないんじゃないか?」
「・・・かもしれん。俺は浪人だが、その間に捨てられる気もしねぇし・・・」
(やっぱ大学に入るまでに童貞って捨てるべきなんじゃないだろうか)
そう心の中でつぶやいた2人。
高校3年間で彼女も作れず、女友達も皆無だった2人は、ほぼ同時に相手に向かってつぶやいた。
「風俗・・・行こうか・・・」
次の日。
地元の風俗街の最寄り駅に朝11時に集合した2人。
財布にはなけなしの1万円札が数枚入っていた。
「風俗街に入るのってなんか恥ずかしいな・・・」
健太郎が言う。
「バカヤロ、俺らが童貞捨てるにはこれしかねーんだ。行くしかねぇ!」
2人はそそくさと早足で風俗街に入っていく。
午前11時という時間のせいだろうか、はたまた平日のせいだろうか、ほとんど客は歩いておらず、道路にいるのはほとんどが呼び込みの中年従業員だけであった。
「お兄ちゃん、ソープ?寄って行ってよ。写真だけでも見てってくれない?ねぇねぇ・・・」
呼び込みの声が2人に集中する。
なにせ2人は高校出たてのガキ。
ビビるってもんじゃなかった。
「なあ、健太郎・・・。俺らボッタクられるんじゃねーか?こえーよ・・・」
「お、俺だってこえーよ・・・。なんでこいつらはこんなに呼び込んで来るんだ、クソッ!」
ビビる2人。
田舎の風俗街。
30分も歩いていると、また同じ場所に戻ってくる。
「あれっ?お兄ちゃんたち、また戻ってきたの。安くしとくから入ってよ」
しつこく呼び込んでくる、さっきのおっさん。
ついに俺は口を開いた。
「・・・いくらなんですか?」
「えーと、40分で1万2000円だけど、お兄ちゃんたちは1万円でいいよ」
1万円。
想定していた金額より随分安い。
でも・・・怪しい!
風俗は最低でも3万円は必要だと聞いていた。
なぜに1万円?
当然の疑問を健太郎が呼び込み従業員にぶつけた。
「えらく安いんですね?」
「まあね。うちはヘルスだから。安いでしょ?寄って行きなよ」
気の弱い2人は数分喋っただけでなぜかオッサンに情が湧き、1万円を手渡した。
(ほんとはソープに行きたかったんだけどな・・・)
「はい、2名様ご案内でーす!」
2人はおっさんに言われるがままにヘルスに入っていく。
「なあ、健太郎。ヘルスって確か本番の無い風俗なんだよな」
「ああ。でもまあいいじゃないか。本番以外は何でも出来るって話だぜ。つまり2万円が挿入料金と仮定して・・・(略)・・・得する可能性が高いぜ」
さすがは一流大学工学部に進学決定の健太郎だ。
理論的にヘルスの仕組みを説明してくれた。
予備校に進学決定の俺とは頭の出来が違う。
そうこうしているうちに別の店員に番号札を渡される。
俺の心臓は最高潮のビートを刻んでいた。
(もうすぐ・・・もうすぐ生身の女と、あんな事やこんな事ができるぅっ!!)
めちゃくちゃドキドキしているのを健太郎に隠すように、覚えたてのタバコをふかす俺。
そして運命の宣告が店内を駆け抜けた。
「番号札17番のお客様、入り口の方へどうぞ~」
ついにこの時が来た。
「健太郎、お先に失礼するぜっ」
逸る心を抑えながら従業員に番号札を渡す。
もう後へは引けない。
入り口のカーテンを抜けると、そこは夢の国だった。
目の前に下着の女が立っている。
(暗くて顔はよく見えないが・・・下着の女がいるぅぅぅ!)
感動している俺に向かって女は言った。
「みゆきで~す。よろしくおねがいしま~す」
みゆきは言うと同時に俺の手を取り、個室に誘導。
俺の頭はこの時点ですでにラリっていた。
(女の子に手を握ってもらったのなんて初めてだぁ・・・。柔らかーい!)
なにやら怪しげで薄暗い、しかし小奇麗な個室に入っていた。
ドアを閉めたその時。
「お客さん・・・チュッ」
(・・・チュッ?チュッってなんだ?キス?キスされた??)
『風俗嬢はセックスしてもキスしない』という古典的な言い伝えを本当だと思い込んでいた俺。
風俗でキスできるなんて想定外の出来事だった。
(ファーストキスしちゃったぁ・・・ぽわわわーん・・・)
脳みそが茹だってしまった俺を尻目にみゆきが言う。
「じゃあ、シャワー浴びるので服を脱いでね!」
服、脱ぐのか・・・。
そりゃそうだよな。
そりゃ脱ぐよ。
でも俺、ここ10年ほど人前でスッポンポンになったことない・・・。
人前で裸になったのはたぶん小2のときくらいかなぁ・・・。
恥ずかしいよぅ・・・。
混乱している俺の横でみゆきはさっさとブラジャーとパンティーを脱いでいく。
わぁぁ・・・。
生のおっぱい、初めて見た・・・。
大きいな~、巨乳だなぁ・・・。
しかもあそこの毛も見えるぞ・・・。
これだけで1万円の元は取れたんじゃないか・・・ウヒヒ!
なんとか服を脱いだ俺。
みゆきに連れられ、いざシャワー室へ!
「お客さん若いね。いくつ?仕事はお休みなの?」
みゆきがシャワー温度を調整しながら聞いてくる。
「い、いや。ボク、学生なんス。でも受験に落ちちゃって浪人で、本当は学生じゃないッスけど・・・。あ、ちなみに18歳です・・・」
萎縮してしまい、おろおろしながら答える。
それも当然のことだろう。
女の手を握ったこともない若造が、いきなり裸の女と話しているのだから。
「この店ってあんまり若い人来ないからね」
「そ、そうッスか。みゆきさんはおいくつなんですか?」
「私は19歳よ。一個上だね」
他愛のない話が続く中、俺の男性器はみゆきの手によって洗われていく。
俺は欲情しきっていた。
「みゆきさん、触っても、よ、よろしいでしょうか・・・?」
「うん。いいよ」
なんという愚かな質問なのだろう。
俺はなんというバカな男なのだろう。
いいに決まってるではないか。
(わぁー、おっぱい柔らかいなぁ~)
ラリってる俺にみゆきが言う。
「お客さん、もしかして初めて?」
「はい、初めてですっ!」
みゆきのあの複雑そうな顔は今でも忘れられない。
「ベッドの方へどうぞ」
手を引かれ、ベッドにつれて行かれる俺。
そして、あんなことやこんなことをしてもらう。
射精が完了。
みゆきさんにシャワーで洗ってもらい、時間が来たので終了となった。
「ありがとうございます。これ名刺。また来てネ!」
再びカーテンをくぐり、待合室で健太郎を待つ。
余裕のタバコをふかしていると健太郎が出てきた。
しかし、何か様子がおかしい。
とりあえず店を2人で出て、3月の空の下、近くの公園で語り合う。
健太郎が言った。
「俺、二度と風俗なんか行かない!!だってオバサンが出てきたんだもん!!!」
「オバサン?俺のほうは19歳の若い女の子だったぞ」
「な、何ぃっ?俺のなんか顔も体も30代、下手したら後半だぞ。隆志、てめーだけいい思いしやがって!!こんにゃろう・・・(泣)」
「ハハハ、ご愁傷様」
遠くの大学に行ってしまう健太郎と、地元の予備校に行くことになった俺。
あと1ヶ月も一緒にいられない。
そんな寂しさを噛み締めながら、初めての風俗のプレイについて、フェラが気持ちよかった、俺はアナルまで舐めてもらったなどと他愛のない会話を繰り返していた。
興奮気味の健太郎が、急に素に戻った顔でつぶやいた。
「でも、俺らって、まだ童貞なんだよな・・・。挿入しなけりゃ童貞だし・・・」
「ああ・・・俺らは童貞だ。2万円をケチってヘルスだったからな」
「隆志。盆か正月に帰って来るから、今度は一緒にソープ行こうぜ!」
春の陽気が差してきた頃、高校3年間連れ添った親友同士の熱い誓いだった。
しかしあれ以来、健太郎は俺に、「飲みに行こう」とは言ってきても、「風俗に行こう」とは言ってこない。
たぶん健太郎は大学で、彼女とよろしくやって童貞を捨てたんだろう。
よかったな、健太郎!
え、俺の童貞はどうなったんだって?
答えはあの3月の風の中さ。