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エッチな体験談

痴漢から私を救ってくれた女子プロレスラーみたいな人

  
ちょっと昔の話になりますが・・・。
私が以前、痴漢をされた話です。

当時の私のスペック。
19歳、専門学生、ガリガリの胸なし。

その時はパーカーにジーンズと、結構ラフな格好をしてました。

当時、痴漢なんて縁のない生活を送っていた私は、周りの女の子が痴漢に遭ったって話を聞いても、何それ美味しいの?くらいにしか思ってませんでした。

ある日の学校の帰り、いつも通りの座れないけどそんなに混んでいないくらいの人がいる電車に乗りました。
私は片手に本を持ち、もう一方で吊り革を持っていました。
前の席にはハゲ散らかしたサラリーマンと、学生っぽいの男の人が座って寝ていました。

次の駅に着いたとき、色白の中性的な男の子が乗ってきました。
髪の毛の感じがボブっぽかったので、以降『ボブ』とします。

ボブはまだ周りの手すりが空いているのにも関わらず、私の後ろへ立ちました。
その時はまだ、(なんだ?)くらいにしか思ってなかったのですが、少しすると異変に気づきました。
ボブは私の後ろで動き始め、ちょこちょことお尻に何かをぶつけ始めました。
はじめは電車の揺れでぶつかってるのだと思いましたが、次第にボブは直接お尻に擦り付けてくるようになりました。

スペックの追加です。
私:身長170センチ。
ボブ:身長168センチくらい。
顔は水嶋ヒロを不細工にした感じで色白。

私はようやく痴漢に遭っていることに気づきました。
動揺して頭が回らなくなり、ただ立ち尽くすことしか出来ませんでした。
するとボブは耳に息を吹きかけてきて、次第に荒い吐息が聞こえてきました。
その頃になると気持ち悪さがピークになり、(大声をあげればいいのかな?)とか、気が動転してたので、(前に座っているスダレくそ親父もグルなのか?)とか、色々考えていました。
この事がある前までは、(痴漢されたら大声を出して助けを呼べばいいじゃん)とか思ってたけど、実際はできないんだなと思いました。

しばらくして気持ち悪くて吐きそうになった私は、少し場所を移して回避しようとしましたが、ボブは躊躇なく後ろについてきました。
痴漢をする人はみんなあんな感じの思考なんですかね?
ボブは調子に乗って私の足を触り、さらに耳元で、「どう?」とか「満更じゃないんでしょ?」とか呟き始めました。
私はこの頃には、(どうやったら警察にバレずこいつを◯ろせるだろう?)としか考えられなくなってました。

1人語りみたいになってきてるので、ちょっと後輩ちゃんの話も入れます。

後輩ちゃんのスペック。
身長は155センチくらいで、巨乳。
しょこたんみたいで超可愛い!
あだ名は、なぜかは知らないけど、『ミーちゃん』。
(名前には『ミ』はついてない)
ミーちゃんは誰が見ても可愛くて、痴漢をされるのも納得のプロポーションです。
ミーちゃんはよく痴漢に遭うらしく、よく同期の子とかに相談していました。

今日はミーちゃんと朝から話す機会があり、仕事の話が落ち着くと痴漢の話題になり・・・。

「叫びたいけど恥ずかしくてできない」
「男の人はやりたくなるもんなんですか?」

とか聞いてきた。
基本的にはミーちゃんはお尻を触られるだけらしく、私の話をしたら、「もし私がそんなことされたら人間不審になっちゃいます~!」とか言ってたので、(私のやつは珍しいケースなのかな?)とか思いました。
とにかく痴漢する男は早く消えくれっ!

話を戻します。
ボブは足から少しずつ位置を上にずらしていき、やがて局部近くまで手を持ってきたところで、横から大きな女性が声を掛けてきました。

大きな女性のスペック。
身長は180センチ近くありそう。
横幅もある。
そして金髪。
全然顔は違うけど、未だに思い返す時はダンプ松本で再生されます。
なので、以降『ダンプ』で。

ダンプ「あんた、そいつの知り合いなん?」

ボブ「いや・・・」

私もクビを横に振る。

ダンプ「端から見てて気持ち悪いから、とっとと出ていけ!!!」

そう言ってダンプはボブを突き飛ばし、ボブは舌打ちしながら隣の車両へと逃げていきました。
その後ダンプから、「あんたもシャキッとしろよ!見ててこっちが不愉快になるわ!」と怒られてしまいました。
私は「ありがとうございます」とだけ言って、それから目的地まで黙りこくってしまいました。
そんなこんなでダンプに会釈をして電車を降り、その後は特にダンプに再会するなどのイベントもなく終わってしまいました。

とくにオチのある話ではありませんでしたが、やはりやられた側はトラウマになったり心に傷がつくので、どんなにムラムラしても痴漢はやめましょう!
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